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日鉄興和不動産、シングルライフ向け暮らし・住まいの研究所「+ONE LIFE LAB」とオレンジページが「もっと料理上手になるキッチン」をテーマに分譲マンション向けオリジナルキッチンを開発

2019.06.26 18:40 更新

 日鉄興和不動産は、同社が運営するシングルライフのための暮らし・住まいの研究所「+ONE LIFE LAB」(プラスワンラボ)と、生活情報誌「オレンジページ」を発行するオレンジページのコラボ展開として、「もっと料理上手になるキッチン」をテーマに、単身者向けキッチンでも効率的に料理ができる設備・使用を研究する「Plus Kitchen Project」を発足し、昨年3月から活動を行ってきた。そして今回、同プロジェクトの成果をカタチにしたオリジナルキッチンを共同開発し、日鉄興和不動産が販売中の分譲マンション「リビオレゾン王子飛鳥山」(東京都北区、12月竣工予定)に導入することを発表した。6月26日に行われた発表会では、開発の経緯や同プロジェクトの詳細などについて説明した。

 「当社は、分譲マンションシリーズ『リビオ』を首都圏・関西で展開している。首都圏マンションの売主・事業主別販売戸数では第6位の実績を獲得している」と、日鉄興和不動産 住宅事業本部 +ONE LIFE LAB事業担当の佐藤有希氏が挨拶。「2011年秋には、コンパクトマンションブランドの強化を図るべく『リビオレゾン』シリーズの販売を開始した」と、首都圏のみに29物件、1371戸を竣工しているのだという。「2017年には、単身世帯のライフスタイル・価値観・未来像をあらゆる視点から考察し発信、そしてカタチにして提案する、暮らし・住まいの研究所プラスワンラボを設立した」と、単身世帯の暮らしや住まいを研究するプロジェクトを発足したのだという。

 「プランワンラボで実施した単身男女の価値観調査によると、住まいにおける“利便性”の重要性が非常に高いことがわかった」と、家賃の負担や通勤時間の短縮よりも、家の広さや利便性を重視したいという声が高いのだ指摘する。「この結果から、商品の一層の差別化には、“商品の質を向上させること”が必要であると考えた」と、品質向上が必須項目になっていると語る。「また、WEBアンケートを行ったところ、単身世帯でも料理を作る人が70%を超えた。とくに休日の夕食は80%を超えていた」と、単身世帯であっても料理を行っていることが浮き彫りになったという。「そこで、当社では品質向上の観点から、単身者向けオリジナルキッチンの開発を検討することにした」と、コンパクトでありながら、単身者の理想をカタチにしたキッチンを開発することで差別化を図っていくことにしたと説明する。「コンパクトキッチンでも料理をしっかりできる工夫を取り入れるべく、オレンジページとコラボして『Plus Kitchen PROJECT』を発足した」と、暮らしの情報誌を発行するオレンジページの協力を得て単身者向けキッチンを開発すると意気込む。

 「オレンジページは、生活情報誌として今年創刊34周年を迎える。情報誌の発行だけでなく、読者の会員組織『オレンジページメンバーズ』があり、約15万人の会員が、様々な暮らしの情報・暮らし体験によって育まれた情報を共有している」と、オレンジページ くらしデザイン部の川名敦子氏が挨拶。「WEBではロイヤリティの高い読者が集うコミュニティサイト『オレンジページサロンWEB』を立ち上げ、生活者の本音を収集している」と、積極的に読者と交流を図っていると紹介した。「『Plus Kitchen PROJECT』では、ワンライフラボによる事前WEB調査データをもとに、オレンジーページサロンWEBで、キッチンの利用実態調査を実施した。困りごとや料理がしたくなるキッチンの写真を投稿してもらい、要素を抽出。ワークショップで、夢のキッチンについてディスカッションをした。これらを踏まえて商品企画会議を実施し、オリジナルキッチンの開発を行った」と、オリジナルキッチンの方向性を探ったという。

 では、プラスワンラボの事前調査では、どのような意見が寄せられたのだろうか。「単身世帯が最も欲しいキッチンのタイプはセミオープン型だった」と、佐藤氏。「油跳ねや清掃性を気にして、コンロ前に壁があった方がよいという意見が多かった」と、見た目より扱いやすさを重視していることが浮き彫りになったとのこと。「また、単身世帯が必要と思うコンロ数は2口が6割超に達した」と、一人暮らしでは2口で充分という声が圧倒的だったとのこと。「優先してほしいキッチンスペースは、作業スペースの広さが1位で、2位は収納スペースだった。その一方で、設備の優先度は低かった」と、サイズが限られるコンパクトマンションのキッチンにおいて、作業スペースを確保することが非常に重要であることが明らかになった。

 「プラスワンラボの調査結果を受けて、オレンジーぺージサロンWEBでは、会員から様々な意見を収集することにした」と、川名氏。「そして、ワークショップを開催し、夢のキッチンを語り合ってもらうことにした。その結果、コンロは2口で、シンクは2名以外中サイズ(約53cm幅)を希望。コンロまわりの壁は、油汚れが落としやすい素材で、水栓は、中央に人気が集中。調味料などの小物収納スペースへの要望も多く寄せられた」と、合理的でシンプルがよく、+αのカスタマイズで満足感が得られて、より使い勝手を重視したキッチンを求めていることがわかった。「さらに、大きな関心事としては、スムーズな動線とメンテナンスが重要であるとわかった」と、より利便性を重視したキッチンが求められていることが再確認できたと語っていた。「そこで、『Plus Kitchen PROJECT』では、『もっと“料理上手”がかなうキッチン』を開発テーマとすることにした」と、料理が楽しみになる生活を実現できるキッチンにするべく、動線がスムーズで、メンテナンスがしやすく、充分な作業スペースを確保し、使いやすい収納や汚れがすぐ落ちる素材を活用する必要があると説いていた。

 「『Plus Kitchen PROJECT』で開発したオリジナルキッチンは、東京・北区に建設中の『リビオレゾン王子飛鳥山』に導入する」と、オリジナルキッチン第一号物件を佐藤氏が紹介した。

 今回誕生したオリジナルキッチンを開発する上で、どのような点を重視したのだろうか。オレンジページ エディトリアルコンテンツ部 ムック担当の井上留美子氏と日鉄興和不動産 住宅事業本部 開発第一部の木下裕之氏が説明した。「オレンジページサロンWEBに寄せられた現在使っているキッチンの画像では、油跳ねガードを使っている人も多く、収納にいろいろな工夫をしている人も多かった」と、掃除の手間を省きたいという想いや、収納を多く確保したいという気持ちが表れていたと井上氏は説明する。そこで木下氏は、「オリジナルキッチンの開発では、制約を排除して、純粋に調査の声を反映したキッチンを開発することにした」と、消費者の意見を重視することにしたのだという。井上氏も「収納と掃除に悩む人は多いことから、これらを改善するキッチンを目指した」と、悩みを解決することに重きを置くようにしたとのこと。この意見を受けて木下氏は、「オリジナルキッチンの最大の特徴は、グリルレスにしたこと。オレンジページの調査から、魚焼きグリルが絶対に必要というわけではないことがわかった」と、グリルがないキッチンにしたいという。井上氏も、「3口コンロは使いこなせないという意見が多かったことから、2口コンロとし、魚焼きグリルもあまり使われていないことから、無くしてしまうことにした」と、声を反映した結果、これまでの概念を覆すキッチンになったのだと訴える。

 「グリルがなくなったことで。レシピホルダー付き吊戸棚を搭載することができた」と木下氏。井上氏も「レシピを見ながら、料理をする人が多いことから、スマホやタブレットなどを置くスペースを確保した」と、単身世帯にうれしい収納スペースも搭載したのだという。「さらに。40cm弱の作業スペースも確保した」と、まな板もはみ出すことがないと木村氏。「道具をいろいろ置くことができるため、料理上手が叶うキッチンだと思う」と、休日の本格的な料理にも耐えうる作業スペースを確保できたと井上氏は語っていた。「シンクはコンパクト」と木下氏。「水圧で生ごみもキレイにしてくれる」と佐藤氏が補足していた。「壁にはホーローパネルを採用した。油跳ねもひと拭きできれいになる」と、井上氏は清掃のしやすさからホーローパネルを選択したと話していた。また佐藤氏は、「『リビオレゾン王子飛鳥山』では、ワークトップが人工大理石を採用している」と、ワークトップも掃除しやすい素材を採用したのだと教えてくれた。【PR】

日鉄興和不動産=http://www.nskre.co.jp/
オレンジページ=https://www.orangepage.net/


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