医療最前線

ウィルミナ、オンライン診療・医療品処方プラットフォーム「HERDAYS」を開始、第一弾としてピル処方サービスを展開

2022.10.28 19:29 更新

 Beauty&Wellness Companyのウィルミナは、オンライン診療・医療品処方プラットフォーム「HERDAYS(ハーデイズ)」を開始し、第一弾として10月26日からピル処方サービスの展開をスタートした。

 ウィルミナは、化粧品などの企画開発・販売会社として約40年の長きにわたり女性の“不”に向き合い、悩みに寄り添い続けてきたが、多様な価値観を持つ女性のLife Issueを解決するウェルネスサービスなどのソリューションに幅を広げ、9月1日に女性をエンパワーするBeauty&Wellness Companyへと生まれ変わった。

 そして今回、女性が抱える身体の不安や生きづらさを解消することをミッションとして新サービス「HERDAYS」を開始し、その第一弾として多くの女性が抱える月経に関する体調不良等の悩みを軽減するために、ピル処方サービスを展開する。

 日本産婦人科学会の調査(出典:日本産婦人科学会 生殖・内分泌委員会報告書(2017年6月))によると、就労女性の半数以上が日常生活や仕事に影響する月経関連腹痛を感じており、その自己対応として56.4%が痛み止め市販薬を服用している。また、日本においてピルは、月経周期の安定や月経量の低減、月経痛の改善効果も期待できることはあまり知られておらず、国連の資料(出典:Contraceptive Use by Method 2019)によると現在の日本におけるピル使用率は2.9%で、仏国33.1%、英国26.1%、米国13.7%など欧米先進国と比較しても低位にとどまっているという。

 「HERDAYS」は、単なる“女性らしさ”ではなく、一人ひとり違う“あなた自身”に寄り添い、日々の選択肢を届けるオンライン診療・医薬品処方プラットフォームとして、生活者と医師をつなぎ、オンラインでの医師診療環境・決済代行・配送までをワンストップで実現する。「HERDAYS」の開発にあたっては、パートナーにarcaの辻愛沙子氏を迎え、社員数約7割を占める女性社員とともに、女性のQuality of Life向上や社会的損失軽減のための課題解決に取り組んできた。単にオンライン診療で薬を処方(=医療領域のDX)するサービスだけではなく、SRHRコミットメントの高いサービスを目指し、女性同士の共感や連帯を意味する“シスターフッド(sisterhood)”の精神を掲げて、こうした悩みの相談しにくさを解消するために女性医師のみによる診療を実現するなど、一人ひとり違う価値観やありたい姿に寄り添うサービスを提供するとのこと。

 なお、ウィルミナでは、同サービスの受容性検証のために、ウィルミナの子会社でフェムケアブランド「Ibiza Beauty(イビサビューティー)」を展開するファイブテイルズ社のユーザー調査を実施したところ、ピル購入経験者が43%、使用経験はないが興味がある層が30%と、同サービスとの親和性の高さが明らかになった。また、ピル処方サービスは今後2000億円にも及ぶ市場規模になると予測しており、同サービスの開始により多くの女性たちの不安や生きづらさを解消することに貢献できると考えている。

 「HERDAYS」の公式ページは、「パーソナル・日々の記録(日記)」をキーワードに一人ひとりへの寄り添いを表現した。利用障壁の軽減を目的にLINE中心での診察を行い、生活者のUIやUXの最大化を目指している。

 利用料金は、月々3080円(税込)から選べる4つのプランを用意している。取り扱い薬種は、低用量ピルのマーベロン、トリキュラー、アンジュの3種類で、今後取り扱うピルの種類を増やしていく予定。

 ウィルミナでは、今後も多様な価値観を持つ女性のLife Issueを解決するウェルネスサービスなどのソリューションに幅を広げ、女性をエンパワーするBeauty&Wellness Companyへの変革を進めていく方針だという。

ウィルミナ=https://www.willumina.co.jp/
HERDAYS公式ページ=https://herdays.jp/


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