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日本トリム、水素を含む透析液で血液透析療法の疲労感を大幅に低減する臨床研究を発表、透析患者のQOL改善や社会復帰促進に貢献できると期待
整水器を製造販売している日本トリムは、抗酸化性が確認されている水素(H2)を含む透析液で行う血液透析療法(電解水透析と呼称)の有効性について15年にわたり研究を行ってきた。今回、聖路加国際大学聖路加国際病院、愛仁会井上病院、株疲労科学研究所、理化学研究所、東北大学病院との共同研究で、透析患者の実質的重度の疲労感を8週間でほぼ無しにまで低下させるということがわかった。12月9日に行われた説明会では、この研究を主導した聖路加国際病院 部長・腎センター長の中山昌明先生を招き、同研究内容はもとより過去の電解水透析の研究報告や日本トリムの電解水透析事業の状況について説明した。
「創業40周年を迎える当社は、『水には健康に寄与する機能がある』ことに世界に先駆けて着目し、付加価値のある水を社会に提供している」と、日本トリムの森澤紳勝社長が挨拶。「厚労省認可の管理医療機器電解水素水整水器(効果:胃腸症状の改善)を製造販売するとともに、水を科学し、水と健康の関わりを追求してきた」と、同社のビジネスの根幹は水なのだと語る。「また、エビデンスには徹底してこだわり、1995年から臺灣大學と共同研究をスタート。その結果、当社の電解水素水が、病気や老化の原因といわれる活性酸素を抑制する働きがあることが証明された」と、台湾の臺灣大學との共同研究によって、電解水素水が健康に寄与する可能性を見出したと力説する。「電解水透析は、聖路加国際病院を中心とした研究で、透析関連疲労の原因である酸化ストレスが治療開始2週目から低減し、疲労を抑制するメカニズムが解明された。これは患者の家庭復帰、社会復帰への後押しとなる大変画期的なことだと自負している」と、研究結果に手ごたえを感じていると胸を張る。「これからもメディカル分野にはますます注力して、日本初の技術をさらに発展させていく」と、多くの人々の生活の質を高めていきたいと訴えた。
次に、日本トリムの尾田虎二郎専務が電解水透析に関する説明を行った。「2018年、東北大学と電解水透析に関する共同研究を発表した。これによって電解水透析に多くの注目が集まった」と、電解水透析が、透析患者の死亡数・主な死因となる合併症を41%抑制することを発表したのだという。「この発表によって、電解水透析導入施設は、合計27施設800床に達する」と、全国の施設で電解水透析の導入が進んでいると力説する。「電解水透析は、患者のQOLを改善し、家庭復帰・社会復帰のサポートを実現でき、医療現場スタッフの負担も軽減できる。また医療費削減効果もある」と、患者が快適に暮らすことに貢献できるのだとアピールする。「電解水透析を、日本だけでなく世界のスタンダードにするべく、さらなる普及を推進していく」と、電解水透析の普及に尽力していくと訴えた。
そして、聖路加国際病院 部長・腎センター長の中山昌明先生が、「電解水血液透析 世界に発信する新治療法」と題した講演を行った。「腎臓は、尿の産生、老廃物の排泄、水・電解質の調節、酸塩基平衡の調整、ホルモンの産生を行う」と、腎臓は老化を調整する臓器なのだと語る。「腎臓病には、腎炎、薬剤、高血圧、糖尿病、泌尿器系疾患、リウマチ疾患などたくさんの原因がある」と、腎機能低下には様々な要因があると訴える。「慢性腎臓病の年間医療費は500万円超とされ、末期腎不全患者(透析導入例)は2019年で4万885例に達する」と、高額な医療費がかかる治療を多くの人が行っているのだと説明する。「ただし、新規透析患者の増加は鈍化傾向で、透析患者の死亡数は直線的に増加している」と、患者数の増加は鈍っているものの、死亡者数は増えているという。
「そこで、腎疾患対策のさらなる推進として、自覚症状に乏しい慢性腎臓病を早期に発見・診断し、良質で適切な治療を早期から実施・継続することで、慢性腎臓病重症化予防を徹底するとともに、慢性腎臓病患者(透析患者および腎移植患者を含む)のQOLの維持向上を図るとしており、治療と仕事の両立支援等も重要と考えられる」と、腎疾患対策に関する対策の目標も掲げられているのだと説明する。「一方、各国の慢性腎臓患者に目を向けると、透析患者が少なくなっている。これは腎移植をするので、透析から離脱していることが理由となっている」と、各国では透析による治療ではなく、腎移植を行うようにしているのだと話していた。
「我が国の透析患者の就労状況を見てみると、男性で3割前後、女性で4から6割の人が仕事ができていないとしている」と、全体では39%が無職であるとのこと。「そのうち、6、7割が仕事をしたいと思っているのだが、47.7%が体調不良を理由に仕事に就けないでいる」と説明する。「体調不良の原因とされる疲労感は、健全な日常活動を阻害してしまう」と、疲労感は、家庭生活の質低下や社会復帰を阻害してしまうと訴える。「透析患者の疲労感の自覚症状パターンは週3回の透析治療のうち、治療後半日間は疲労感を訴える傾向にある」と、治療の間の日は疲労感で動けない患者が多いのだと指摘する。
「透析患者の年間粗死亡率は10%で心不全が22.7%と最も多くなっている」と、10人に1人は亡くなる計算になると嘆く。「透析治療によって活性酸素種が増えることもわかっている」と、人工物に接触すると血液に活性酸素が増大するのだという。「電解水には抗酸化作用があり、細胞保護効果作用もある。そこで、電解水透析液を使用すると酸化性が低下した」と、電解水透析を使用することで活性酸素を抑制できるのだと力説する。「この研究結果から、産学官共同研究として電解水透析システムを開発。電解水血液透析の臨床効果に関する多施設共同研究において、複合エンドポイント(総死亡+非至死性心血管イベント)を41%軽減した」と、電解水透析によって死亡数を減らすことができるのだと強調する。「特に、電解水透析の使用によって心不全の死亡者数を減らすことができた」と、死亡率1位の心不全を抑制する効果が期待できると述べていた。
では、電解水透析がなぜ心不全を抑制できるのだろうか。「電解水透析では、透析でも是正されない高血圧が改善し、その効果は持続的であることがわかった」と、透析中の血圧に違いがあるのだという。「電解水透析の医療機器化の可能性について、疲労感軽減効果をうたえないか、考察した結果、電解水透析では、透析疲労の改善には酸化ストレス低減が関与していたことがわかった」と、通常透析時の疲労感は酸化ストレスの増加が寄与しており、電解水透析はこれを低減することがわかったとのこと。「また、透析疲労の改善には自律神経バランスの是正(副交感神経優位)が関わっている可能性がわかった」と、疲労感抑制に電解水透析が有効であることもわかってきていると話す。「それだけに、電解水血液透析を次世代の標準治療にするべく、医療機器化を目指して検討している」と、透析医療に新しい治療学を開拓しているのが電解水透析なのだと述べていた。
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