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L8020協議会、L8020乳酸菌摂取におけるジンジバリス菌への影響に関する研究、「L8020乳酸菌」2週間摂取でジンジバリス菌(歯周病菌)が約44%減少

2021.12.17 16:47 更新

 「L8020乳酸菌」を通じた歯の健康維持を提唱する、L8020協議会は、全国の50歳以上70歳以下の男女114名を対象に、「L8020乳酸菌摂取におけるジンジバリス菌への影響に関する研究」を実施した。

 L8020協議会が実施したインターネット調査の結果、4割以上の人がマスクを着用する生活の中で「口のネバつき(50.8%)」や「口臭(42.9%)」の悪化を感じていることが判明した。「口のネバつき」や「口臭」は歯周病菌が原因であることが多いことから、歯周病菌の中で、最も人体に悪い影響を与えるジンジバリス菌の保菌について検査したところ、50歳以上の2人に1人(54%)からジンジバリス菌が検出された。

 そこで、ジンジバリス菌の保菌者を対象に、口腔内環境改善の効果が期待される「L8020乳酸菌」を摂取することによって、口腔内の菌数にどのような変化が見られるか「L8020乳酸菌摂取におけるジンジバリス菌への影響に関する研究」を実施した。広島大学歯学部 二川浩樹教授によって発見された「L8020乳酸菌」は、むし歯菌・歯周病菌を殺滅し、善玉菌の増加を促すことによって、口内フローラを維持して口腔内環境の改善に効果があることがこれまでの研究で明らかにされている。

 調査の結果、起床後歯磨きをして、2時間後に採取した唾液の菌数と、L8020乳酸菌含有製品を2週間使用し、14日目の夕食前に採取した唾液の菌数を比較したところ、製品を使用してない人は菌数に有意差がなかったのに対し、製品を使用した人は、ジンジバリス菌が有意に約44%減少したことがわかった。

 研究の結果、1回目(起床後歯磨きをして、2時間後に唾液採取)と3回目(L8020乳酸菌含有製品を14日間使用後、14日目の夕食前に採取した唾液の菌数(昼の歯磨きは行わない))の口腔内ジンジバリス菌数を比較したところ、製品を使用してないコントロール群は菌の増減率に有意差がないのに対し、L8020乳酸菌摂取群(製品群)の3回目保菌数は56.3%となり、1回目の保菌数に対してジンジバリス菌が有意に43.7%減少したことがわかった。

 ジンジバリス菌(Porphyromonas gingivalis)とは、10~20種類ほど確認されている歯周病菌の一種で、数百種類いるといわれている口腔常在菌の中で最も強い病原性を示す。歯と歯茎の隙間に付着した歯垢(プラーク)内で、ジンジパインというタンパク質分解酵素を産出し、周囲の糖やタンパクなどを取り込み増殖する。やがて歯周組織内部に潜り込み、ジンジパインによって歯肉などのタンパク質でできた歯周辺組織を破壊し炎症(歯周病)を引き起こす。また、ジンジバリス菌のもつリポポリサッカライド(L P S)という内毒素は歯周組織の炎症を亢進するだけでなく、糖尿病や非アルコール性肝炎、動脈硬化症などの全身疾患を増悪させることが知られている。近年、このジンジバリス菌のL P Sによって脳内へのアミロイドβの沈着が促進され、アルツハイマー型認知症を発症させているという研究結果(世界初ヒト歯周病の歯茎で脳内老人斑成分が産生されていることが判明~歯周病によるアルツハイマー型認知症への関与解明の新展開~)も発表されている。

 このようなジンジバリス菌はメルカプタンや硫化水素を排出して、悪臭を放ち口臭の原因にもなるという。

 同調査結果に対して、広島大学歯学部の二川浩樹教授は、「ジンジバリス菌はリポポリサッカライド(L P S)という内毒素を持っており、ジンジバリス菌だけでなく遊離したL P Sが糖尿病、動脈硬化症、非アルコール性肝、アルツハイマー型認知症、関節リウマチなど多くの全身疾患を憎悪させることが知られている。歯周病菌の中でも最も全身疾患との関連が報告されているジンジバリス菌に注目して今回の研究を行ってきた」と説明する。

 「これまでに、L8020乳酸菌の生菌によってジンジバリス菌の口腔内保菌を減少させるだけでなく、L P Sを不活性化できる成分も含まれていると、エビデンスとして出ているが、今回の研究ではL8020乳酸菌の代謝物を応用した製品によっても効率的にジンジバリス菌を減少させることができるという新しい知見が得られたと考えている」と見解を述べる。

 「ただし、製品を使用していないコントロール群においても、有意差は出ていないものの減少傾向が見られた。これに関しては、研究に参加することでオーラルケアに関心を持ち、いつも以上に丁寧にケアする人が多いことが予想される。このような現象はホーソン効果といわれる現象で、それはそれでオーラルケアへの関心が向けられたということでよい傾向だといえるだろう」とコメントしていた。

 また、「L8020乳酸菌」の摂取と一般的な殺菌剤を使ったオーラルケアの違いに関して、二川教授は、「腸内と同様に口腔内にも口内フローラと呼ばれる常在微生物叢が存在して、我々の口腔の健康を守っている。殺菌剤は非特異的に殺菌作用を示すので、繰り返し使用によって常在微生物叢が破壊され、善玉菌まで殺滅されることが懸念される。L8020乳酸菌の代謝物の抗菌性は特異的で、歯周病菌やミュータンス菌のような悪玉菌に効果があり、善玉菌を守る作用がある。このため、継続使用によって口腔内が善玉菌優位になることが期待できる」と解説してくれた。

 口腔内には、腸内以上に多種類の微生物、通常700~800種類の微生物が生息している。これらは口腔内微生物叢、またはオーラルフローラ(Oral flora:口の中のお花畑の意味)や口内フローラと呼ばれている。口内フローラは腸内フローラと同じく悪玉菌と善玉菌が混在しているので、プロバイオティクスを口内フローラに対しても適用することで、むし歯や歯周病のリスクを抑えることができる。

 特に、歯周病は全身疾患の助長因子となることでよく知られている。歯周病菌やその毒素によって2型の糖尿病、動脈硬化症、関節リウマチ、非アルコール性肝炎などが悪化することが知られており、最近では歯周病菌の毒素によってアルツハイマー病が進行することもエビデンスとして出されている。さらには、妊婦にとって歯周炎は早産や切迫流産のリスクが高くなることが知られている。

 この一方で、ミュータンス菌といわれるむし歯菌も父親や母親から子どもへと感染するため、離乳食が始まる頃からのオーラルケアは非常に重要となっている。さらに、このむし歯菌の一部(cnm遺伝子を持ったミュータンス菌)が脳出血の原因になっていることがわかってきている。

 このように、口の中にいる悪玉菌はむし歯や歯周病だけでなく、多くの全身疾患と関わっており、日頃から口腔内の悪玉菌を減らし善玉菌が優位な状態を作っていくのが健康な生活には欠かせないこと。「L8020乳酸菌」は、むし歯菌・歯周病菌を殺滅する効果があり、歯周病菌の中で、最も人体に悪い影響を与えるジンジバリス菌が持っている毒素であるリポポリサッカライド(L P S)を不活性化する作用を持った、口腔環境の改善に効果のある乳酸菌となっている。健康な生活のためにも、L8020乳酸菌の製品群を活用してもらえればと思っている。

[「L8020乳酸菌摂取におけるジンジバリス菌への影響に関する研究」概要]
調査期間:9月17日(金)~11月19日(金)
調査方法:唾液によるPCRインベーダ法により菌数を検査
調査対象:口腔内にジンジバリス菌が認められる50歳~70歳未満の男女114名
     (平均年齢55.5歳/中央値55.0歳)
     <選択基準>
     ・50歳以上70歳未満(性別不問)
     ・口腔内にジンジバリス菌が認められる人
     ・歯周病、もしくは歯周病が気になる人
     ・1年以上、歯科医院に通院していない人
     ・マスク着用時に口腔内のネバつきのような不快感がある人
     ・L8020関連製品を使用したことがない人
     ・外出時もしくは家庭内において1日あたり必ず5時間以上同研究で支給されたマスク(不織布タイプ)を着用できる人
     <除外基準>
     ・総入れ歯の人
     ・5本以上の部分入れ歯を使用している人
     ・乳製品にアレルギーのある人
検査方法:1回目 起床後歯磨きをして、2時間後に唾液採取
     2回目 1回目と同日に5時間以上マスクをして、夕食前に採取(昼の歯磨きは行わない)
     3回目 製品を14日間使用後、14日目の夕食前に採取(昼の歯磨きは行わない)
割付方法:製品群(1)、製品群(2)、製品群(3)、コントロール群のいずれかに1:1:1:1の割合でランダムに割りつけ
     <製品群>
     (1) L8020乳酸菌含有ヨーグルト/対象者:29名
      使用の方法:1日1個を目安に朝もしくは昼に摂取
     (2)L8020乳酸菌含有タブレット/対象者:26名
      使用の方法:1回1粒を目安に、口の中で5分以上なめて摂取
     (3)L8020乳酸菌含有ハミガキジェル、洗口液/対象者:29名
      使用の方法:歯磨きジェル 朝、晩の歯磨きの際に適量(約1cm)を歯ブラシにとり、歯および歯ぐきをブラッシング
            洗口液 朝、晩の歯磨きの後に適量(約5mL)をコップに入れ、口に含んで20秒ほどすすぐ
      (4)コントロール群(L8020乳酸菌含有製品を使用しない)/対象者:30名

関連動画=https://youtu.be/B-dDubArY1Y
L8020協議会=http://l8020.info


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