医療最前線

日本気象協会、「熱中症ゼロへ」サマーフェスティバル2016を開催、ハローキティやゆるキャラがセミナーやダンスを通じて熱中症予防をアピール

2016.06.20 21:11 更新

 一般財団法人日本気象協会が推進する「熱中症ゼロヘ」プロジェクトは、6月19日、東京池袋・サンシャインシティ噴水広場で、「『熱中症ゼロへ』サマーフェスティバル2016~キティちゃんと一緒に学ぼう!ゆるキャラたちと、一緒に踊ろう!~」を開催した。イベントでは、「熱中症ゼロへPR大使」に任命された後援自治体のゆるキャラたちが、熱中症をテーマとしたビンゴ大会やダンスコンテストを行った他、環境省「熱中症予防強化月間」のPR大使を務めるハローキティがスペシャルゲストとして登場し、「熱中症の予防方法」や「今年の夏の天気傾向」などについて来場者と一緒に学んだ。また、会場では、オフィシャルパートナー企業によるブース出展も行われ、熱中症対策に役立つアイテムをプレゼントするなど、会場を訪れた親子連れや若者層など幅広い人々に、熱中症予防の大切さをアピールした。

 「『熱中症ゼロへ』サマーフェスティバル」は、熱中症に関する予防の知識を、わかりやすく、楽しく広めていくことを目的としたイベントで、今年で4回目の開催となる。イベントのステージでは、後援自治体のゆるキャラを「熱中症ゼロへPR大使」に任命するとともに、熱中症をテーマにしたビンゴ大会や「熱中症ゼロへ・ダンスキング」コンテストを実施した。また、今年は、環境省「熱中症予防強化月間」のPR大使を務めるハローキティをスペシャルゲストに迎え、「熱中症の予防方法」や「今年の夏の天気傾向」について、気象予報士がわかりやすく解説する熱中症ゼロセミナーが行われた。

 今回のイベントで「熱中症ゼロへPR大使」に任命されたゆるキャラは、ニャオざね(熊谷市)、うながっぱ(多治見市)、ゾウキリン(新座市)、あさぴー(尾張旭市)、熱中くんの5体。任命式では、ステージ上に5体のゆるキャラが登場し、日本気象協会 気象予報士の河島未怜氏からニャオざねに、「熱中症ゼロへPR大使」の任命証が授与された。

 この後、ゆるキャラたちは、熱中症をテーマにしたビンゴ大会に参加。ビンゴ大会では、来場者に配布されたビンゴカードに「ひがさ」「きおん」「しお」など熱中症に関わるキーワードを記入し、「水分だけでなく○○をほどよくとろう」、「毎日、湿度や○○を気にしよう」など、熱中症にちなんだクイズに答えながらビンゴのマスを埋めていき、ゲームを楽しんだ。

 


 また、ゆるキャラたちによる「熱中症ゼロへ・ダンスキング」コンテストも実施。ミュージックに合わせて、ゆるキャラならではの、かわいらしく個性的なダンスを披露してくれた。

 


 熱中症ゼロセミナーには、環境省「熱中症予防強化月間」PR大使のハローキティが登場。日本気象協会 気象予報士の谷口聡一氏が講師を務め、熱中症の予防方法や熱中症の症状、熱中症になってしまったときの対処法などレクチャーしてくれた。「熱中症の症状としては、めまいや顔のほてり、筋肉痛や筋肉のけいれん、体のだるさや吐き気、汗のかきかたがおかしい、体温が高い・皮膚の異常、呼びかけに反応しない・まっすぐ歩けない、水分補給ができないといった症状が挙げられる。いずれにしても、暑い中で体の調子が悪くなったら熱中症を疑ってほしい」と、熱中症の症状について紹介。「熱中症は自分では気づかないことも多いので、周りの人が気をつけて、様子がおかしいと思ったら対処することも大切」と、周囲の人がサポートすることで熱中症の重症化を防ぐことができると教えてくれた。

 「もし熱中症かなと思うサインがあった場合は、すぐに涼しい場所に移動し、衣服を脱がして体を冷やしてあげること。これによって、体の中にこもった熱を外に出すことができる。そして、水分をしっかり補給することも重要。その際には、汗から塩分も出てしまっているので、水分と塩分を同時に補給できるスポーツドリンクなどが望ましい」と、熱中症になったときの応急処置方法にも言及。「熱中症を予防するための方法はいろいろあるが、基本的な取り組みとしては、丈夫な体をつくって、体調不良のときは無理をしないこと。普段やっていない運動を急にやるようなことは避けて、徐々に体を暑さに慣らしていってほしい」と、熱中症予防のポイントをアドバイスしてくれた。「また、『熱中症ゼロヘ』プロジェクトのWEBサイトとスマホサイトでは、『倒れるかも予測情報』を提供している。全国47都道府県ごとに、一週間分の“倒れるかも予測ランク”を公開しているので、毎日チェックして熱中症予防の参考にしてほしい」と、この先一週間の熱中症の危険度が一目でわかる「倒れるかも予測情報」も活用してほしいと話していた。

 日本気象協会 気象予報士の河島未怜氏は、今年の夏の天気傾向や熱中症傾向について解説してくれた。「ここ数年、暑い夏が続いており、熱中症で救急搬送される人は、毎年5万人前後で推移している。今年の夏は、ラニーニャ現象が発生する可能性があり、6月から8月は日本付近には南から暖かく湿った空気が流れ込みやすい。そのため、西日本を中心に猛暑になる可能性が高いとみている」と、今年の夏は猛暑になると予測する。「気温の傾向は、西日本と沖縄・奄美は平年より高くなり、東日本と北日本では平年並みか高くなるとみている。梅雨の間は蒸し暑く、梅雨明け後は厳しい暑さの日が多くなると思われるので、とくに7月下旬からは、東北から沖縄にかけて熱中症に厳重な警戒が必要になる」と、梅雨明け後には全国的に気温が上昇し、熱中症のリスクが高まるため、しっかり予防対策をしてほしいと訴えた。

 


 なお、イベント会場では、「熱中症ゼロヘ」プロジェクトのオフィシャルパートナーによるブース出展も行われた。今回ブース出展を行ったのは、日本コカ・コーラ、エバラ食品工業、空調服、セコム、東芝ライフスタイル、西川産業、森永製菓、ヤマサ醤油、花王、ケアリッツ&パートナーズ、デザインファクトリー、雪印メグミルク、ボーネルンドの13社。それぞれ、自社が展開している熱中症対策に役立つアイテムを紹介すると共に、来場者へのプレゼントも実施し、会場を訪れた多くの人たちに熱中症予防の重要性をアピールしていた。【PR】

日本気象協会=http://www.tenki.jp/
「熱中症ゼロへ」プロジェクト=http://www.netsuzero.jp/


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