医療最前線

小林製薬、日本杜仲研究会10周年記念セミナーを開催、血管アプローチの全く新しいダイエットを紹介

2015.07.27 18:55 更新

 小林製薬は7月24日、健康で健やかな毎日を過ごしてもらえるよう、様々な生活習慣病の入口となる肥満やエイジングケア対策の手段の一つとして、杜仲茶の研究を進めている。今回、日本杜仲研究会10周年を記念し、最近のダイエット事情とそれぞれのアプローチ法や、生活習慣病予防として最近よく耳にすることも多い“血管年齢”との関係について、共立女子大学 家政学部 食物栄養学科 臨床栄養学研究室 教授・医学博士の上原誉志夫先生と、鈴鹿医療科学大学 薬学部 薬理・動態分野 分子予防薬理学研究室 教授・医学博士/三重大学大学院 医学研究科 客員教授の藤川隆彦先生が講演を行った。上原先生は、しなやかな血管をつくる杜仲茶の新しい機能紹介と、血管とダイエットの関係について、さらには日常生活でできる健康法について解説してくれた。藤川先生は、体型でわかるタイプ別ダイエットアプローチやダイエットのカギとなる4つめのスイッチなど、杜仲茶の効果を実証データと共に紹介した。

 「今年で日本杜仲茶研究会は10周年を迎える。発足当時は、メタボリックシンドロームという言葉も知れわたっていない中、杜仲葉のメタボ対策効果や生活習慣病の予防効果を立証してきた」と、日本杜仲研究会の西部三省会長が挨拶。「今回開催するセミナーでは、杜仲葉に関する最新の知見を紹介する」と、杜仲葉の研究で明らかになった新しい機能などについて発表すると話していた。

 今回のセミナーでオーガナイザーを務める小林製薬 薬粧品事業部 研究開発部 食品開発グループの平田哲也 担当課長・薬学博士が、発表内容について紹介した。「私たちの体内にある血管をつなげると地球約2周半の長さに達する。心臓から1分間に5Lの血液を流し、全身を約20秒で循環する」と、血管について解説。「一方、体重が1kg増えると、7m血管が長くなる」と、体重増は血管の延長につながるのだと説明する。「血管の働きを調整しているのは、2つの神経とホルモンで、血管機能の低下は、肥満や老化のスパイラルとなり、老化の促進・肌のくすみ・たるみを起こしやすくなる」と説明。「肥満にもつながる食塩の過剰摂取も、血管機能を低下させてむくみを誘発する要因とされている。健康的な身体を維持するにはナトリウムの1日推定平均必要量は600mg(0.6g)で十分といわれている」と、食塩(ナトリウム)は血管にとって害となりえる存在であるのだと力説する。「今日のセミナーでは、血管アプローチによる全く新しいダイエットについて紹介してもらう」と、血管に注目した知見を紹介してもらうのだと話していた。

 そして、共立女子大学 家政学部 食物栄養学科 臨床栄養学研究室 教授・医学博士の上原誉志夫先生が、「『しなやかな血管』が『しなやかな身体』をつくる!」と題した講演を行った。「血管はただの管ではない。臓器と同じで、身体に様々な指示を出す栄養成分を運搬する」と、血管について解説。「『しなやかな血管』は栄養を血液として運搬。血管が硬くなると血液が流れにくくなり、機能も低下する」と、動脈硬化になっている血管はどのような状態なのかについても説明してくれた。「また、血管内皮の機能異常は、肥満や老化の加速だけでなく、重篤な病気を引き起こす。そして、血管が硬くなるのは、加齢性の病気によるもので、血管内皮機能が低下すると、健康リスクは向上する」と、血管内皮機能を低下させないことが重要であるのだと力説していた。

 では、「しなやかな血管」を手に入れるには、どうしたらよいのだろうか。「血管若返り物質である『一酸化窒素(NO)』が働くと、血流が促進されて若々しく健康的な身体を維持することができる」とのこと。「NOの量を知るには、血流依存性血管拡張反応(FMD)と呼ばれる、血管拡張率を算出・評価するのが一般的だ。FMDで拡張が大きいほど血管が柔らかく、『しなやかな血管』であるといえる」と、NOは血管を拡張する作用があるため、駆血後の血管径の広がりを測定すれば、血管のしなやかさがわかるのだと教えてくれた。

 「NOを増やすには、杜仲茶の摂取がよいとされている。高血圧ラットに杜仲茶を与えるとNOが増えて血管が柔らかく、しなやかになることがわかった。また血管も正常な状態を維持してくれる」と、データを示しながら説明する。「脂肪や糖分を摂りすぎたラットに杜仲茶を与えると、血管に脂肪がつきにくくなる」と、ラットによる試験から杜仲茶がしなやかな血管づくりに重要な役割を果たしてくれることが明らかとなった。「杜仲茶の血管若返りをヒトで試験した。その結果、杜仲茶を飲んでない人に比べて優位に血管が柔らかくなった。血圧も正常な状態になった」と、ヒト試験においても杜仲茶がしなやかな血管づくりに大きな役割を果たしてくれることが実証された。

 「最後に、しなやかな血管づくりに役立つ、杜仲茶を取り入れた健康生活を紹介しよう。まず、杜仲茶を日常的に取り入れながら、血管のNOを効率よく分泌させ、効率よくダイエットすることがよいと思われる。そのためには、軽い運動を毎日行い、お風呂に肩まで入ることもよいとされている。また、笑うことも血管拡張力が高まると科学的に証明されている。これに心をときめかすことも重要。精神的にリラックスし、楽しみながら杜仲茶を飲むことを推奨したい」と、メンタルな部分の充実もしなやかな血管づくりに一役かってくれるのだと話していた。

 次に、鈴鹿医療科学大学 薬学部 薬理・動態分野 分子予防薬理学研究室 教授・医学博士/三重大学大学院 医学研究科 客員教授の藤川隆彦先生が「杜仲茶の『血管しなやかダイエット』」と題した講演を行った。「脂肪細胞には、脂肪を溜める『白色脂肪細胞』と、溜めた脂肪を燃やす『褐色脂肪細胞』の2種類がある。肥満は、脂肪細胞内にある脂肪滴が肥大化している現象で、内臓脂肪が肥大化すると、脂肪を増やす指示を出す悪玉ホルモンが分泌され、老化しやすい体になる」と、肥満の原因について言及。「肥満は、様々な生活習慣病をドミノ式に引き起こす、最初のトリガーとなる」と、肥満を解消することが若さを保つ秘訣なのだと訴える。

 「肥満体型は4つに分類される。“リンゴ型”はおなかポッコリ気味のぽっちゃりさん。脂肪を燃やす指示を出す遺伝子が悪くなる。女性に多い“洋ナシ型”は低代謝の下半身もっちゃりさん。褐色脂肪細胞の代謝が悪くなる。“バナナ型”は一見スリムなおなかポッコリさん。脂肪細胞の燃焼がしにくい遺伝子が多い。“キウイ型”はこんなところにお肉が?!中年太りさん。脂肪を効率的に燃やすタンパク質が減少する」と、タイプ別の肥満について紹介。「これら肥満に効果的なダイエットは、運動・摂取カロリー調節アプローチ型ダイエットで、どのタイプでも有効とされている。しかし、なかなか実現しないため続かない。リンゴ型、洋ナシ型に効果的な節食アプローチ型ダイエットもリバウンドの可能性があるなど、間違ったダイエットの可能性がある。バナナ型以外に適用可能な排出アプローチ・合成熱利用型ダイエットは、脂肪が燃えないため排泄だけでは根本解決しない」と、従来のダイエットには問題点も多いのだと指摘する。

 「第四世代ダイエットといわれる、すべてのタイプに効果的な3つのスイッチを活用した代謝促進ダイエットは、肝臓、筋肉、褐色脂肪細胞のスイッチをONにして基礎代謝をもどすダイエット法。この3つのスイッチをONしてくれるのが杜仲茶で、とくに杜仲葉成分アスペルロシドという成分が重要な役割を担っている」と、杜仲茶を活用したダイエットは一定の効果が得やすいのだと指摘する。「杜仲茶を飲むと、毎日1時間ウォーキングしているのと同じくらい、脂肪を減らす効果があり、動物試験でも、見た目が痩せてきて、若々しい血管を保つことが明らかとなっている。ヒト試験ではリバウンドしにくい健康的なダイエットができることも証明されている」と、アスペルロシドは腸内への胆汁酸分泌を高め、血管を通って、肝臓・筋肉・褐色脂肪の代謝・燃焼を高め、体脂肪が減り、肥満を改善してくれるのだと教えてくれた。

 「そして、ダイエットは第五世代へと進化しつつある。ココロときめく『血管しなやかダイエット』は、NOで血流を回復し、血を全身にめぐらせ、代謝のよい身体をつくり、肥満を予防する4つめのスイッチを入れるダイエット」と、4つめのスイッチをONするダイエットに注目が集まっているのだと指摘する。「NO放出スイッチを押して、しなやかな血管を手に入れることが必要となるが、そのスイッチをONしてくれる成分が杜仲葉成分『ゲニポシド酸』。血管内の内皮細胞にあるNO放出スイッチを押して、血液中のNO量を増やしてくれる」と、杜仲茶の驚くべきダイエット効果について解説。「これからのダイエットでは、杜仲茶を上手に活用し、血管年齢を若返らせ、しなやかな血管を手に入れることが、健康の秘訣であり、ひいては長寿の秘訣といえる」と、ダイエットに杜仲茶を活用することを推奨していた。

 小林製薬 薬粧品事業部 研究開発部 食品開発グループの平田哲也 担当課長・薬学博士は、杜仲茶の健康成分「ゲニポシド酸」と「アスペルロシド」について、さらに深く言及してくれた。「ゲニポシド酸とアスペルロシドは、NOを放出するスイッチをONし、3つの代謝スイッチの働きをブーストしてくれる。それだけに、若々しく健康的な身体を維持するべく、杜仲茶を毎日の生活に取り入れてほしい」と、杜仲茶を飲用してほしいと訴える。「ちょっとした工夫で一日中、効果的に飲むことができる。食事ごとに飲んでほしいのはもちろんだが、外出時や運動時に持ち歩きながら飲むと、より血管をしなやかにしてくれる。温かい杜仲茶は癒しの効果もある。毎日の晩酌が欠かせない人は、お酒のチューサーに杜仲茶を活用してほしい。二日酔いにもなりにくいとされている」と、杜仲茶の飲用法について紹介してくれた。「そして、毎日杜仲茶を1.5L飲用してほしい。これだけの量を飲むと、ウォーキング1時間と同じ消費カロリーとなる」と、日常的に飲むことで、知らないうちにダイエットできるのだと話していた。

 


 小林製薬が展開する「杜仲茶」製品は、同社こだわりの製法で健康成分が従来の8倍となっており、独自の焙煎方法で飲みやすくなっているとのこと。管理基準も徹底しており、モンドセレクションで5年連続金賞を受賞しているという。1箱で1.5Lペットボトル約30本分となっており、ノンカフェイン、ノンカロリーなのでいつでもどこでも飲用できるのだという。「小林製薬の濃い杜仲茶(煮出し用)」(3.0g×30袋)は大容量の煮出しタイプ、「小林製薬の杜仲茶(ペットボトル)」(500mL)はどこでも飲めるペットボトルタイプ、「小林製薬の杜仲茶(煮出し用)」(1.5g×30袋)は手頃な価格のお試し商品となっている。

[小売価格]
小林製薬の濃い杜仲茶(煮出し用):1728円
小林製薬の杜仲茶(ペットボトル):151円
小林製薬の杜仲茶(煮出し用):927円
(すべて税込)
[発売中]

日本杜仲研究会=http://www.eucommia.gr.jp/
小林製薬=http://www.kobayashi.co.jp/


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