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アンファー、白髪改善の新たな可能性と題し色素細胞の機能性に関わる検討による白髪の最新研究を発表
オリジナルのエイジングケア商品を展開するアンファーは12月10日、白髪についての研究発表について特別セミナーを開催した。同セミナーでは、毛髪医療分野・再生治療分野において高い研究実績を有し、現在同社が共同で研究を行っている聖マリアンナ医科大学 幹細胞再生医学(アンファー寄附講座)特任教授の井上肇先生が、「白髪改善の新たな可能性~白髪研究の最前線~」と題した講演を行った。
「白髪の発生メカニズムとしては、毛球部で髪がつくられる際に、毛母細胞にメラニン色素が取り込まれる。このメラニンが供給されなくなると白髪となってしまうのだが、メラニンを形成するメラノサイトが休止状態の白髪とメラノサイトが消失してしまっている白髪の2種類が存在する」と、白髪にも種類があることがわかってきたという。「メラニンの生合成経路は、脳内神経伝達物質、交感神経伝達物質と酷似しており、ドーパという物質が重要な役割を担っていることが知られている」と、黒い髪に作用する物質の特定も明らかにされているという。「こうしたことは、加齢の研究から白髪の研究に行き着き、様々なことがわかってきたもの。しかし、白髪を専門とした研究ではないため、白髪は分化増殖する時の分裂の一般的な概念として、なくなることがない幹細胞が存在すると思われていた」と、老化を基本とした研究が主だったことから、説明が難しい部分も多々あったのだという。「現在では、メラノサイトで作られたメラニン色素は、細胞内で決まったレールの上を運ばれて、毛母細胞に受け渡されなければ、黒髪にならないことがわかってきた。そのため、トランスロケーションの異常は白髪の原因になり得るのだということがわかってきた」と、メラニンの転移に着目した研究が最新の考え方であると教えてくれた。
「白髪を改善するには、メラニンの合成だけでなく、トランスロケーションに対するアプローチも必要であることがわかった。そして、トランスロケーションに影響を与えているのが、オリゴペプチド-74、アセチルヘキサペプチド-1、オリゴペプチド-41であるということもわかってきた」と、メラニンを生成するのに役立つ3物質も明らかになった。「そこで、色素細胞に機能するといわれているペプチドについて、色素細胞への増殖能、代謝活性、ならびにメラニン産生量や遺伝子発現を解析することによって、メラニンの合成・輸送・転移の各段階にどのように機能しうるかを検討した」と、研究目的を紹介。「その結果、メラニン合成に関わる遺伝子の発現は、黒髪とあまり変わらなかった。メラニン合成だけでなく、トランスロケーションが原因で起こる白髪もある」ことが明らかになった。「また、オリゴペプチド-74、アセチルヘキサペプチド-1、オリゴペプチド-41は、ドーパに作用するチロシナーゼを元気にすることもわかった」とのこと。「以上の点から、メラノサイトへのペプチドの作用は、単独添加でも、3種混合添加でも細胞の増殖能およびドーパの代謝活性を亢進する傾向が認められた。また、この添加濃度での細胞毒性は認められなかった。つまり、3剤同時添加によって、メラノサイトの平均径が増大していることから、メラノソーム中のメラニン合成が活発に促進されている可能性が示唆された」と、考察していた。


「メラニンの運び屋であるキネシンとミオシンは、メラニンを持ち上げてひたすら毛母細胞に向かって歩いていく。しかし、この運び屋がなくなると、メラニンはメラノサイト内で停滞し、メラニンが蓄積することで、メラニンの生産量は減っていく。溜まっていたメラニンもやがて消化されてしまう」と、メラニンの運び屋が重要であるとのこと。「これを維持することができれば、白髪をコントロールすることができる」と、メラニンの歩みを促進することが白髪改善のキーになるのだと教えてくれた。「研究では、機能性ペプチドのメラノサイトへの効果を、タンパクレベルおよび遺伝子発現レベルから解析し、代謝経路の活性化が確認できた。黒髪および白髪の遺伝子発現解析から、メラノソームの輸送に関連するRab36遺伝子の挙動を追跡できた」という。「今後は、色素細胞のメラニン輸送への影響を検討し、色素幹細胞あるいはメラノブラストへの影響を解析する。これが将来的な白髪治療へのアプローチとなる」と、今後の方針についても言及してくれた。「そして、再生医療技術などに由来する最先端な科学的根拠に基づいた、技術と素材で、安全で安心できるアンチエイジング技術を開発していく」と、産学連携によるエイジングケア製品の開発を今後も推進していくと訴えた。
アンファー=http://www.angfa.jp/
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