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日本赤十字社、はたちの献血キャンペーンが始動、新成人の武井咲さんが引き続きキャンペーンキャラクターに
日本赤十字社は1月7日、昨年に引き続きはたちの献血キャンペーンのキャラクターに就任した女優の武井咲さんが出席した記者発表会を開催した。発表会では、武井咲さんと、急性骨髄性白血病を乗り越え、武井さんと同年代で輸血経験者の遊佐つぐみさんが登場し、献血の大切さ・命の大切さを共に語った。また、武井さんが出演する新TV-CMも披露されたほか、日本赤十字社が行った新成人の献血に対する意識についての調査結果についても発表された。
はたちの献血キャンペーンは、献血者が減少しがちな冬期の輸血用血液の確保と、医療機関へ安定的に血液製剤を供給するべく、新たに成人を迎える「はたち」の若者を中心として広く国民各層に献血に対する理解と協力を求めることを目的に、1月から2月の期間に実施しているもの。今年のキャンペーン概要について発表が行われた。
「昨年は延べ550万人に協力してもらい、安定的に血液製剤を供給することができた」と、日本赤十字社の西本至血液事業本部長が挨拶。「しかし、少子高齢化が急速に進み、これが改善される兆しすら見えない状況にある。こうした現状にも関わらず、高齢者の血液量が十分に足りていない」と、若者の数が少なくなる一方、高齢者の数は増え、さらにその高齢者が輸血を必要としているという。「このままでは、10年後、20年後に、血液量が不足する可能性も考えられるため、将来に備え、多くの献血者に訴えていく必要があると考え、毎年この時期に若者に対してキャンペーンを実施している」と、若年者の献血への参加を促すことで、安定的な血液の供給を維持したい考えだ。「このキャンペーンをきっかけに、一人でも多くの人に献血に参加してもらいたい」と、多くの若者が献血に関心を示してほしいと話していた。


次に、日本赤十字社が実施する「LOVE in Actionプロジェクト」のプロジェクトリーダーを務めるラジオDJの山本シュウさんと、日本赤十字社 血液事業本部の井上慎吾献血課長が、血液事業の現状について報告した。「昭和60年をピークに献血者数は減少している。とくに若年層の減少が顕著なことから、『LOVE in Actionプロジェクト』を実施し、若年層が献血に参加してもらえるような取り組みを行ってきた。この成果もあり、10代の献血者数は微増している」と、これまでの活動によって、献血に参加する若年層は増えてきているという。「その一方で、20代の献血者数の減少は歯止めがきかない状況となっている」と、成人後に献血をしようと考える人の数は少なくなっているのが現状のようだ。


こうした状況を打破するべく、山本さんがプロジェクトリーダーとなって「LOVE in Actionプロジェクト」を実施。「今年で5年目を迎えるが、ご当地大作戦と題して、日本全国各地でイベントを行い、献血への参加を呼び掛けている」と、山本さんが昨年の「LOVE in Actionプロジェクト」の取り組みについて言及してくれた。「今年は2月に札幌で大規模なイベントを予定している」と、今年も積極的に動いて、若者に献血の重要性を説くと意気込んだ。発表会でMCを務めたフリーアナウンサーの小林麻耶さんも、山本さんと共にご当地イベントに参加。「地方で大規模なイベントを行い、献血に対する正しい知識を伝えている」と、地方から中央に情報を伝えていく活動が奏功していると述べていた。
そして、はたちの献血キャンペーンキャラクターを務める女優の武井咲さんが登場。「昨年の12月25日で20歳になった。このキャンペーンを通じて若者に献血の重要性を伝えていきたい」と、キャンペーンにかける想いを語ってくれた。その後、新TV-CMが披露され、その内容について感想を問われた武井さんは、「TV-CMに登場する咲ちゃん人形と共演できてうれしかった」と、可愛らしい人形が登場するTV-CMであるとのこと。「人形の男の子が元気になっていく姿と、みんなとつながっているという点に注目してみてほしい」と、TV-CMの見どころについて紹介してくれた。このTV-CMに楽曲を提供してくれたのはAAA(トリプルエー)。命をつなぐをテーマにした「Love」という楽曲で、献血の大切さを伝えたいと想い歌っているという。この楽曲について武井さんは、「すごくTV-CMの内容に合っている、温かい楽曲だと感じた」と、素晴らしいCMソングであると話していた。
続いて、山本さんが再登場し、日本赤十字社が行った新成人の献血に対する意識についての調査結果を見ながら、武井さんと共にトークを行った。調査では、新成人の献血経験者は28%であった。全世代では52%であることを考慮すると非常に低い数値であった。この理由として、武井さんは「献血のことを知らない人が多いからだと思う」と予想。結果は、「きっかけがなかった」と見事に理由を言い当てていた。その一方で、献血は重要と考える新成人は88.2%に達し、献血を軽視する若者は少ないことが明らかとなった。以上の結果から、若者に献血に対する正しい情報を伝えることが、献血経験者を増やすことにつながると思われる。では、何歳から献血することができるかとの質問に対しては、「16歳」と武井さんが即答。キャンペーンキャラクターに就任して2年目ということもあり、献血に関する基本的な情報は熟知しているとのことだった。これに対し、1日に輸血を必要としている人の数は約3000人とわかると、武井さんは「こうした情報をもっと多くの人に伝えたい」と、決意を新たに活動していくことを誓った。さらに、輸血がどのような患者に利用されているかについては、がんや白血病であることも紹介。山本さんは、「2人に1人ががんに罹患するだけに、他人事とは思わずに献血に参加してほしい」と呼びかけた。
ここで輸血経験者として、武井さんと同年代の遊佐つぐみさん21歳が登場。自らの経験について語ってくれた。「中学3年生の時に、白血病と診断された。この時、大量の輸血によって完治することができた。救われる立場を経験したことから、現在は看護師として、輸血を必要とする患者と向き合っている」と、輸血によって白血病を克服し、さらに看護師として、患者に手を差し伸べる仕事に携わっているという。「抗がん剤治療に入ると、赤血球と白血球の量が極端に減ってしまう。これを補ってくれるのが輸血となる。輸血されると元気になっていくのがわかり、人に支えられているということが実感できる瞬間でもある」と、輸血は患者に勇気を与えてくれる存在であると話していた。「今では、看護師として輸血してあげる側にいる。輸血をして元気になっていく患者の姿を見るのが最もうれしい瞬間」と、輸血経験者だからこそ、輸血で元気になっていく患者を目の当たりにすると、うれしくなってしまうと述べていた。最後に遊佐さんは、「このキャンペーンを通じて、病気で戦っている人がいるということを知ってほしい。そして一人でも多くの人に献血に参加してほしい」と、献血の重要性を訴えた。


この言葉を受けた武井さんは、「献血は“繋がる”です」と書いたパネルを披露。「献血で笑顔になり、周りにその笑顔が伝染していくと思う。人とつながっていることが実感できるのが献血だと思う。これを同世代の若者たちに伝えていきたい」と、キャンペーンキャラクターとして、献血の重要性を的確に訴えていくと宣言した。 この後、田村憲久厚生労働大臣が挨拶。「献血は医療に欠かせないことは周知の通り。これをしっかり認識してくれている人が多く、昨年は述べ550万人が献血に協力した。この背景には、献血推進運動を継続して実施してきたからだと自負している。1、2月は献血量が不足する時期でもある。若い人たちに参加してもらい、多くの命を救ってほしい」と、はたちの献血キャンペーンで多くの若者が献血に参加してもらうよう呼びかけた。「その一方で、昨年11月にはHIV感染者が献血し、この輸血によってHIVに感染してしまうことが問題となった。こうした問題が発生しないように全力を挙げていくが、輸血する前にHIVに感染しているかどうかを見分けることができないケースもある。このため、HIVの検査を目的に献血をするということがないようにしてほしい。当然、HIV感染者であることがわかっても、献血者にこのことを通知することはない」と、田村大臣は献血でHIVの検査ができるとは思わないでほしいと力説していた。
日本赤十字社=http://www.jrc.or.jp/
はたちの献血キャンペーンサイト=http://ken-love.jp/hatachi/
LOVE in Actionプロジェクト=http://ken-love.jp/
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