日本出版販売とローソン、「ローソン石巻相野谷店」を宮城県初の「LAWSONマチの本屋さん」としてリニューアルオープン

日本出版販売（略称、日販）は、ローソンと連携し、2月22日に、「ローソン石巻相野谷店」（所在地：宮城県石巻市）を「LAWSONマチの本屋さん」として、リニューアルオープンする。

「LAWSONマチの本屋さん」は、2021年からローソンと連携して展開している書店併設型店舗のブランド。2021年6月に埼玉県狭山市に1号店をオープンし、今回で8店舗目となる。東北エリアにおいては、青森県の「ローソン田子町店」に続き2店舗目、宮城県内では初オープンとなる。店舗では、弁当・おにぎり・デザート・ベーカリー・飲料などの通常のコンビニエンスストアの品揃えに加え、約2000タイトルの本・雑誌の取り扱いを行う。

書店軒数が年々減少しているなかで、日販は「人と文化のつながりを大切にして、すべての人の心に豊かさを届ける。」というグループ経営理念のもと、街に書店のある風景と、誰もが自由に本と触れ合える環境を守ることに取り組んでいる。

その取り組みの一つが、生活のインフラを支えるローソンと連携し「LAWSON マチの本屋さん」を全国に展開することで、これにより多くのマチの人々に本との出会いの機会を提供することを目指している。

「ローソン石巻相野谷店」がある宮城県石巻市においても書店は年々減少しており、人口1000人当たりの書店坪数は、全国平均の約9.7坪に対し、約6.3坪となっている（石巻市の数値は2020年の人口と2021年9月時点の書店坪数（同社調べ）から算出）。このような背景から、「ローソン石巻相野谷店」を改装して「LAWSONマチの本屋さん」としてリニューアルオープンし、本との出会いを提供することで、多くの消費者の生活に文化的な豊かさを届けることができると考えている。

また今回の店舗は、従来の7店舗とは異なり、書店部分の増床改築工事をせず、店内のレイアウト変更を行うことで、書店スペースを確保している。これによって、「LAWSONマチの本屋さん」へのリニューアル需要が見込まれていながら、拡張スペースの有無や費用の面で書店併設が難しい店舗にも導入が可能となる（書店スペースは従来店舗との比較で4分の1程度になる）。

今後も日販とローソンは、地域の消費者の利便性向上を目的として、書店が少ないエリアを中心に、地域に根差した個性ある「LAWSONマチの本屋さん」の出店に取り組んでいく考え。

［「ローソン石巻相野谷店」概要］
リニューアルオープン日時：2月22日（水）午前7時
所在地：宮城県石巻市相野谷字杉ケ崎19－1
売場面積：115.8m2（約35坪）うち、書店部分 18.54m2（約5.6坪）
営業時間：24時間
主な取り扱い商品（通常コンビニ商品）：おにぎり、弁当、調理パン、ベーカリー、デザート、ファストフーズ、まちかど厨房、飲料、酒類、日用品など
約3500種類
本の取り扱い：雑誌、コミック、絵本、文庫本、小説、ビジネス書、新書など、約2000タイトル

日本出版販売＝https://www.nippan.co.jp/
ローソン＝https://www.lawson.co.jp/