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キユーピー、「金キャップ」シリーズから「ペイザンヌサラダ ドレッシング」を発売、グループの総力を挙げ新たなサラダトレンドを創出へ

2022.02.22 21:15 更新

 キユーピーは、ドレッシングの主力シリーズ「金キャップ」から新たに「ペイザンヌサラダ ドレッシング」を発売する。同社は1958年に日本で初めてドレッシングの製造・販売を始めた。以降、1996年のシーザーサラダドレッシング、2006年のコブサラダドレッシングの発売を通してサラダトレンドを創出し、定番サラダへと成長させてきた。今回、市販用からペイザンヌサラダドレッシングを発売することで、新たなサラダトレンドの創出を図る。2月22日にオンラインで行われた新商品発表会では、「ペイザンヌサラダ ドレッシング」について同社グループ一丸の取り組みや新商品の紹介、ドレッシングの市場動向などを説明した。

 「近年、コロナ禍の健康ニーズの高まりからサラダの出現回数が増え、加えて“おうち時間”の増加によって、新たなメニューへの興味関心が高まっている」と、キユーピー 市販用市場統括の佐藤誠也常務が挨拶。「市販用(フレッシュストック含む)の商品である、マヨネーズ、ドレッシング、パスタソース、育児食、介護食を展開するキユーピー、パッケージサラダのサラダクラブ、総菜のデリア、小袋調味料のケイパックというグループ会社それぞれが強みとする販路、商品を組み合わせ新しいイノベーションを創出するべく、当社では事業担当制から市場担当制へ体制を変換した」と、世の中の変化に対して反応できる体制に切り替えたとのこと。「当社は、1925年に日本人の体格向上を願い、卵黄タイプで栄養価の高いマヨネーズを発売。その後、サラダとタマゴを中心に世界の食と健康に貢献するグループへと発展を遂げてきた」と、同社の理念を説明する。

 「また、1958年に日本初のドレッシングを発売してから、領域拡大、汎用化、付加価値化、健康配慮品拡充といった、新たなサラダメニュー、新たな食べ方、新たなドレッシングでサラダ市場を盛り上げてきた」と、日本の毎日の食卓にサラダを定着させてきたと胸を張る。「そして今回、ペイザンヌサラダで消費者の食卓においしさ、やさしさ、ユニークさを届ける」と、フランスの家庭で親しまれているペイザンヌサラダで新たなトレンドを創出すると意気込んだ。

 同 家庭用本部 調味料部 ドレッシングチームの宇田川敦子氏が、新商品紹介と新たなサラダトレンド創出に向けた取り組みについて説明した。「350gの野菜摂取目標に対し、270gと不足する中、サラダ類(サラダ計・単品生・茹で野菜)の構成比は拡大傾向にある」と、野菜摂取の推移を紹介。「サラダメニューは、食卓出現の持続的増加とともに必需メニューとなっている。おうち時間拡大と健康志向の高まりで出現数が増加しているものと推察される」と、サラダメニューの出現数は増加傾向にあったが、コロナ禍でさらに増加率が増えていると指摘する。「サラダの出現数増加とともに、サラダのメイン調味料のドレッシングは再拡大している」と、ドレッシング市場も活況を呈しているとのこと。「こうした中、今年の春は、アフターコロナを見据え、内食と中食・外食の双方向から新たなトレンド創出に向けて動き出すとみられる」と、健康ニーズの増加や献立レパートリーニーズの拡大、新メニュー・新サービスの展開強化が双方向に広がっていくと予測する。

 「当社はこれまで、定番サラダの『シーザーサラダ』や『コブサラダ』を日本で流行させた」と、サラダのトレンド創出を担ってきたと自負する。「そこで今回は、新たな定番サラダとして、フランスの“ペイザンヌサラダ”に着目した。ペイザンヌサラダとは、田舎風サラダというフランスで親しまれている、野菜と卵などを盛り合わせたカジュアルなサラダ。作るポイントとして、野菜と卵は必ず使い、葉物野菜以外は大きめにカットする。そして、食材ごとに盛り付ければ完成」と、フランスで親しまれているサラダを新たに提案すると力説する。「卵は良質なたんぱく源で、人間にとって必要な栄養素がほとんど含まれている。サラダと卵を組み合わせることで栄養バランスがアップし、より理想の栄養バランスに近づく」と、ペイザンヌサラダは栄養価が高いサラダなのだと教えてくれた。

 「3月3日から発売する『ペイザンヌサラダ ドレッシング』は、卵のコクとハーブをきかせたクリーミィなフレンチドレッシングとなっている」とのこと。「当社独自原料の麹菌で発酵させた“熟成卵黄”を使用。凝縮された卵黄のコクやうま味でクリーミィな仕立てにした」と、卵のコクとうまみが感じられるという。「卵、野菜、肉魚に欠かせないフレンチのハーブミックス『フィーヌゼルブ』を参考に、卵の美味しさを引き立てるタラゴン、チャイブ、バジルの3種のハーブで香り豊かに仕上げた」と、ハーブの豊かな香りも特徴だとか。「フレンチでは欠かせないディジョンマスタードやエシャロットを使用し、後引くアクセントを実現した」と、本格的なアクセントが深い味わいになっているとアピールした。

 「『ペイザンヌサラダ ドレッシング』は、当社グループの総力を挙げ、トレンドを創出し、定番サラダへと昇華させる」と、内食では、グロサリー、生鮮、惣菜での多箇所展開で売場活性化を図り、卵、青果での提案で売上点数アップを行う。さらに、外食では外食での食経験(増)による内食へのニーズ創出や話題化を図っていくという。「プロモーションでは、春は“イースター”、夏は“世界のサラダフェア”といった、多角的な『ペイザンヌサラダ』の話題創出によって、店頭を活性化させていく」と、TV-CMやキャンペーン、デジタル広告、店頭ツールを駆使しながらペイザンヌサラダを盛り上げていくと述べていた。

 サラダクラブ 広報・広告宣伝部の吉田政道氏が「ペイザンヌサラダドレッシング」の企画品について紹介した。

 「『10品目のサラダ レタスやパプリカ160g ペイザンヌサラダドレッシング小袋添付』を、4月9日、10日および16日、17日に販売する。『10品目のサラダ レタスやパプリカ160g』は、レタスやロメインレタスをメインに、パプリカ赤やにんじん、レッドキャベツやトレビスなど10種類の野菜をバランスよく配合したパッケージサラダとなっている。お皿に盛りつけるだけで彩りのよい華やかなサラダができる。好みや食卓シーンに合わせてトッピングを加えたりしていろいろな工夫ができる」と、商品の特徴について説明した。

 デリア 営業本部 マーケティング事業部 マーケティング企画課の木下麻里子氏は、「12品目のペイザンヌサラダ」を紹介した。

 「『12品目のペイザンヌサラダ』は、デリア食品が直営する惣菜ショップ『デリコメール』で販売するペイザンヌサラダ。デリコメールは、野菜の魅力をギュッと詰め込んだ、サラダやお惣菜を届けするショップとなっている。3種のレタス(レタス・グリーンカール・ロメインレタス)、じゃがいもパセリ和え(じゃがいも・ブロッコリー・パセリ)、人参ラペ(人参・レーズン)、紫キャベツマリネ(紫キャベツ)、小松菜、鴨パストラミ、ゆでたまごの12品目の具材を使用し、ペイザンヌサラダドレッシングのコクとデリを一緒に味わう食べ応えのあるサラダに仕立てた。料金は598円(税込)で、4月1日から5月7日の期間の販売を予定。エキュート日暮里、nonowa武蔵小金井、nonowa国立の各店舗で展開する」と、商品概要について説明した。

 宇田川氏は、「当社は、これまでも“サラダの世界を広げるドレッシング”の開発を通して、サラダの新しい可能性を提案してきた。今回、業務用で好評を得ている『ペイザンヌサラダ ドレッシング』を市販用で展開し、グループの総力を駆使して、毎日の食卓に並ぶサラダメニューやサラダの楽しみ方の拡大に貢献していく」と、トレンド化から定番サラダへとペイザンヌサラダを育てていくと訴えた。

 「ペイザンヌサラダ ドレッシング」は、フランス料理で使われる、野菜や肉・魚料理に合う伝統的なソースから着想を得た、“卵のコクとハーブの豊かな香り”が特徴のドレッシング。独自原料である「熟成卵黄」を使用し、コクとうま味をプラスした。フランスでよく使用されるタラゴンをベースに、卵と相性の良いハーブを3種類組み合わせた。エシャロットとディジョンマスタードを加えて味わい深く仕上げた。黄色い色調がサラダに彩りを加える。

[小売価格]293円(税込)
[発売日]3月3日(木)

キユーピー=https://www.kewpie.co.jp


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