食事・レストラン

キユーピー、パスタソースとしてだけでなく調理ソースとしても使える「レシピひろがるパスタソース」2品を発売

2021.08.19 19:56 更新

 キユーピーは、パスタソースの新シリーズ「レシピひろがるパスタソース」から、「ドミグラストマト フォン・ド・ヴォー仕立て」「トマトクリーム オマール海老のアメリケーヌ仕立て」の2品を9月9日から発売する。8月19日に行われたオンライン発表会では、新シリーズ「レシピひろがるパスタソース」が誕生した背景や「ドミグラストマト フォン・ド・ヴォー仕立て」「トマトクリーム オマール海老のアメリケーヌ仕立て」の2品の特徴およびアレンジレシピなどについて説明した。

 「新型コロナウイルス感染症拡大によって、内食ニーズ、調理疲れやストレス、食を充実させたいニーズが増加するなど、消費者の意識や行動に変化が見られている」と、キユーピー 家庭用本部長の田川篤志執行役員が挨拶。「アフターコロナでは、おうち時間の定着と外出回帰でメリハリ行動が見られるだけでなく、おうち献立は賢くやりくりするメリハリ消費になっていくと予測する。こうした消費者に向けて当社では、食で『おいしい』『うれしい』『たのしい』を届けていく」と、本格的で手軽に便利な献立が広がる商品を展開していくと力説する。

 「アフターコロナに向けて、調味料・ソースの汎用性が拡大。マヨネーズの万能調味料化やドレッシングの汎用調味料化といったサラダ調味料から広がりをみせる動きの他に、パスタソースの汎用ソース化という主食用ソースから広がる動きもみられると推察する」と、これ1つで“手軽で便利に賢く”“献立がひろがる”調理法や食生活の提案強化が必要になっていくと訴える。「パスタソース市場は横這い傾向が続いているものの、消費者の変化から再び注目市場に転換するものと見込んでいる。そのカギになるのが、パスタソースの汎用ソース化で、パスタソースを調理ソースとして利用するニーズを後押しする商品の提案が必要と考えた」と、今回、パスタソースでありながら調理ソースとしても利用できる新商品を上市することで、市場を再び活性化させると意気込んだ。

 次に新商品の開発経緯とパスタソースの目指す世界について、同 家庭用本部 調理食品部の大山寛介氏が説明した。「市販パスタソースは手軽さ、バリエーションの豊富さを理由に昨年大きく伸長した」と、パスタソースは、手軽に食べ続けられるメニューとして再実感してもらえたと話す。「さらに、喫食やストック需要の高まりの他、食シーンの広がりに加えて、パスタソース以外に使用する消費者が増えてきた」と、消費者行動の変化も影響しているのだという。「当社の調査によると、パスタメニュー以外の調理経験は40%となっており、ドリアやグラタンなどのアレンジメニューを楽しんでいることがわかった」と、メニュー専用ソースから様々なメニューへの用途拡大をみせているのだと力説する。

 「そこで、作り手も、食べ手もうれしい、パスタソースでレシピが広がる食卓を提案する」と、レシピ広がる汎用ソースを具現化し、“パスタソース”から“調理ソース”へ領域拡大を提案するのだという。「この提案を後押しする新シリーズとして『キユーピー レシピひろがるパスタソース』を発売する」と、かけるだけで、自分好みのレシピが広がる本格パスタソースなのだと紹介する。

 「本格的な濃厚な味わいを実現するべく、業務用フードサービスの技術を活かし、手間暇かけて作り上げた『独自原料』と『うまみ2段重ね製法』が特徴となっている。また、自分好みに使える利便性として『チューブ容器』を採用した。さらに、素材引き立つ独自設計として、『低酸・低塩』を実現した」と、新シリーズの特徴について言及。「具材を炒めて、ゆでたパスタに『キユーピー レシピひろがるパスタソース』をあえると本格パスタが完成する」と、具材を煮込む必要もなく簡単にできてしまう万能ソースなのだと教えてくれた。「そして、あえるだけでなく、焼いたり、炒めたり、またはかけるといった使い方もできる」と、パスタだけでなく、ドリアやグラタン、炒め料理、ハンバーグやオムレツのソースなどとしても利用できるのだと話していた。

 「販促プロモーションは、商品・レシピを訴求していく他、消費者参画展開なども図っていく」と、将来のシリーズ育成を考慮しながら、社外メディアやオウンドメディア、自社ECをフル活用した商品紹介を図っていくと述べていた。

 新商品の味づくりのこだわりとその技術について、同 研究開発本部 食創造研究所 市販用開発部の中村友美氏が解説した。「『キユーピー レシピひろがるパスタソース』では、“うまみ2段重ね製法”によって、うま味を重ねた深みのある味わいを追求した」と、「ドミグラストマト フォン・ド・ヴォー仕立て」では、ドミグラスソースの野菜のうま味にトマトとフォンドヴォーのうま味を重ね、「トマトクリーム オマール海老のアメリケーヌ仕立て」では、オマール海老の凝縮されたうま味にトマトとクリームのうま味を重ねたという。

 「『ドミグラストマト フォン・ド・ヴォー仕立て』の自家製ドミグラスソースは、通常の約2倍量の野菜をじっくりソテーして煮込んだ。野菜本来の甘味やコクを引き出した。『トマトクリーム オマール海老のアメリケーヌ仕立て』の自家製オマールソースは、オマール海老のうま味を凝縮。自家製魚介だし『フュメドポワソン』を加えた」と、愛情と時間と手間暇かけた自家製ソースをシェフが一から作り上げる工程で再現したのだと力説する。「うま味の相乗効果によって、濃厚なうま味が楽しめる本格的な味わいを実現。本格的な美味しさで自由にアレンジしたいという手づくりニーズを叶える独自設計となっている」と、素材の風味とうま味・コクで美味しさを引き出した他、反復使用できるチューブ容器を採用、低酸・低塩でマイルドな味わいに仕上げていると語っていた。

 「当社グループの商品開発には、伊・仏・和の経験豊富なコーポレートシェフが研究開発を支援している」と、プロの味づくりと食品製造の知識を兼ね備えたシェフが監修しているとのこと。「イタリアンのシェフは、濃厚でマイルドな味わいだから、いろいろな素材と相性が良い。また、かけるだけで、煮込まなくてもラグー(煮込み)の深みが出せると話していた」と、素材本来の味を活かすイタリアンでレシピも広がるのだと紹介する。「和食のシェフは、洋風だしと和食の親和性は良く、和風調味料や発酵食品とのうま味の相乗効果も引き出せる。さらに素材に絡む、絶妙なとろみもアレンジしやすいと述べていた」と、だしのうま味を活かす和食でレシピも広がるのだと説明していた。

 新商品2品は、手間暇かけて作り上げた自家製ソースに、うま味のアクセントとなる素材を加えて作り上げる“うまみ2段重ね製法”によって、家庭で作るのは難しい本格的な味わいが特徴となっている。

 「ドミグラストマト フォン・ド・ヴォー仕立て」は、通常の約2倍量(同社製造の一般的な業務用ドミグラスソース商品との比較)の玉ねぎ、にんじん、セロリをじっくりソテーしてうま味を凝縮させた自家製ドミグラスソースにトマトやフォン・ド・ヴォーを加え、コク深い味わいに仕立てている。

 「トマトクリーム オマール海老のアメリケーヌ仕立て」は、トマトとクリームに、オマール海老の身とみそが凝縮された“オマールヘッド”をじっくり炒めて作った自家製アメリケーヌソースを加え、クリーミーで濃厚な味わいに仕立てた。

 素材のうま味が重なった深みのある味わいだからこそ、さまざまな料理に合わせやすく、レシピの幅も広がるのだという。

 容器には、量を調節しやすく繰り返し使えるスクイズボトルを採用した。そのため同シリーズは、開封後使い切りの一般的な缶や袋入りパスタソースとは異なる日持ち設計が必要とのこと。マヨネーズやドレッシングといったキユーピーならではの調味料開発のノウハウと、調理食品開発で培った味づくりの技術を融合させることで、調理感のある味わいながら反復使用できる商品設計を実現したのだという。

[小売価格]368円(税込)
[発売日]9月9日(木)

キユーピー=https://www.kewpie.co.jp/


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