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DoorDash、日本市場に進出、米国最大手のオンデマンド・デリバリー・プラットフォーム事業を宮城県仙台市で開始

2021.06.10 19:22 更新

 米国最大手のオンデマンド・デリバリー・プラットフォーム事業者であるDoorDashは、6月9日から、仙台市を皮切りに日本で正式にサービスを開始することを発表した。アジア市場に初めて進出するDoorDashにとって、米国以外でのサービス展開は、カナダとオーストラリアに続き、日本が3ヵ国目となる。同日行われた日本進出に関する発表会では、DoorDash Technologies Japanの山本竜馬カントリーマネージャーが、日本市場における事業展開と戦略、そしてなぜ最初の立ち上げ都市として仙台を選んだのかについて説明した。また、宮城県出身で仙台市の飲食店でアルバイト経験があるお笑いトリオ パンサーの尾形貴弘さんをゲストに迎え、DoorDashに対する期待や仙台のおすすめ料理などを語ってくれた。

 「2013年に米国で誕生した当社は、昨年、米国市場シェアが50%を突破した、全米No.1のフードデリバリーアプリを運営している」と、山本マネージャーが同社の歴史を振り返る。「当社は、“地域経済の成長に貢献する”ことをミッションに掲げ、消費者、加盟店、配達員(Dasher)の3者にテクノロジーを提供している」と、消費者、加盟店、Dasherそれぞれがメリットを享受できるオンデマンド・デリバリー・プラットフォームを展開していると胸を張る。

 「今回、日本に進出する際に、まず足掛かりとして、仙台市でビジネスを展開することにした。仙台市は人口100万人を超える大都市でありながら、デリバリーの普及率は低く、都会の顔と郊外の顔を併せ持つ」と、日本でビジネスを展開する最初の都市として仙台市を選んだ理由を説明する。「進出当初はフードデリバリーを展開。全国の有名チェーン店に加入してもらうのはもちろん、仙台市で愛される地域店や宮城発祥の店舗にも加入店に加わってもらった」と、地域に根差した店舗に加入してもらうことで、地域経済の発展に寄与していきたい考えを示した。

 「当社が展開するプラットフォームは、消費者向け『Market Place DoorDashウェブ・アプリ』と『Storefront 加盟店ウェブ・アプリ』の2種を提供。加盟店ウェブ・アプリでは、オンライン注文機能を加盟店の自社ウェブ・アプリ上で手軽に実現可能となっている」と、加盟店それぞれが独自に展開するデリバリーシステムに「Storefront」を実装できるという。「ブランド・メニューに合わせて自由にカスタマイズでき、注文履歴に基づく顧客データやインサイトも確認できる」と、加盟店自身でカスタマイズして運用できるシステムなのだと強調していた。

 「今後は、宮城県の地域経済に貢献するべく、個人店も含めたより多くの加盟店を目指すと共に、効率的なデリバリーネットワークを運用していく。さらに消費者の認知獲得や利用促進を図っていく」と、仙台市ならびに宮城県において、確固たる認知や利用を目指すと訴える。「また、宮城県警と連携し、Dasherへの交通マナー講習も行う」と、安心・安全に利用してもらうための取り組みも積極的に行っていくとのこと。

 「そして、スペシャルキャンペーンとして、アプリ登録時から30日間配送料を無料とし、最初の2回の注文については、1回の注文につき25%オフ(最大1000円まで)とする」と、お得に利用できるキャンペーンを行うことで、多くの人に利用してもらいたいとアピールした。

 この後、宮城県出身であるお笑いトリオ パンサーの尾形貴弘さんが登場。DoorDashに対する期待や仙台市のグルメ事情などについて語ってくれた。「宮城県の出身といえば、好感度抜群のサンドウィッチマンがいる中、あえて僕に声を掛けてもらい、とても光栄」と、宮城県を代表する芸能人として尾形さんに白羽の矢が届いたことに喜んでいる様子。

 「月に1回、仕事で仙台市を訪れているのだが、食事が美味しいので、来るのが楽しみで仕方がない。嫁も僕の実家に行くのが楽しみで、夫婦で何軒もお店をハシゴしてしまう」と、夫婦そろって仙台グルメに魅了されていると教えてくれた。「今回、DoorDashが日本初進出の地として仙台市を選んでくれたことをうれしく思う。仙台の美味しいものを多くの人に食べてもらえるのではないかと期待している」と、仙台市民のお腹を満たしてくれるサービスになるのではないかと話していた。

 山本マネージャーは、「尾形さんが仙台市の地元の友人や知人に広めたいと思うサービスを展開していきたい」と話すと、「逆に、お笑いがダメな時は、Dasherとして働かせてほしい」と、仕事に困った時は働かせてほしいと猛アピール。「体力だけは自信があるので、多くの人々に料理を届けられると思う」と、若い配達員にはまだまだ負けられないと、気合満点で話していた。

[サービス開始日]6月9日(水)

DoorDash=https://get1.doordash.com/ja/japan


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