食事・レストラン

キユーピー、今年春のフードサービスの新商品14品とリニューアル7品の計21品を発売、健康素材や新たな素材の使いこなし・オペレーションの効率化を目指した商品を展開

2021.01.29 19:33 更新

 キユーピーは、今年春のフードサービス商品として、新商品14品・リニューアル7品の合計21品を2月5日から発売する。1月27日に行われた新商品発表会では、フードサービス部門の現況と今後について説明した他、コロナ禍における新商品開発のポイントなどについて発表した。

 「2020年の外食・中食市場規模は、3月以降前年を下回る水準で推移。緊急事態宣言が発出した4、5月は大きく市場が落ち込んだ」と、キユーピー フードサービス本部 本部長の白井利政執行役員が挨拶。「こうした中、当社では、惣菜においては、コロナ禍初期は主食(弁当・丼)、中期以降は主菜(おかず、おつまみ)へとニーズの変化に対応してきた。パンにおいては、リテールでの『袋入り化』への対応や具沢山ソースを使った常温サンドの提案などを図った。ホテルにおいては、インバウンド、ビジネス客、宴会の減少、ビュッフェスタイルの見直し、などから新たな提供方法の模索を行った」と、苦戦する市場において、臨機応変に対応したと語る。

 「個別の取り組みとしては、料飲、パン、惣菜、給食、コンビニに対して、ペイザンヌサラダを提案。サラぱんも積極提案を行うなどした」と、新商品やリニューアル品を投入しながら、市場に新たな価値を提供してきたと訴える。「営業活動については、Web商談、Web展示会(一部企業)など、接触を避けながら行えることを模索。試作、試食、現場確認など、リアルも必要と認識しつつも、出張を控え、Web同行も行っている」と、ニューノーマルな営業活動で、この苦難を乗り切っていると教えてくれた。

 「今年度においては、幅広い業態・エリアに展開している他、NB品のラインアップ、メニュー提案力といった強みを活かした臨機応変な対応力で、当社らしい提案を行い、コロナ禍からの市場の回復に貢献していく。そして、高まる『健康』ニーズへの対応、食の楽しさ・新しさの提供、需要の変化を捉える、ことを柱に推進を図る」と、サラダや野菜摂取メニューの推進および卵料理の機会創出、ペイザンヌサラダ等の食文化の提案や今までにない商品の創出、家庭内食への間接的な取り組み強化を推し進めていくと語っていた。

 次に、今年春の新商品について、同 フードサービス本部 開発部の田村則之部長が発表した。「今年は、新商品14品、リニューアル7品の計21品を2月5日から発売する」と、コロナ禍だからこその新商品やリニューアル品を展開すると意気込む。

 「健康ニーズと、さらに際立つ手作り感の『コクとうま味のおろし野菜 ドレッシング』と『香味ジンジャーレモン ドレッシング』を新発売する」と、シェフが手作りしたような仕立てで、健康ニーズに対応したトレンドの味のドレッシングを展開するという。

 「調味料では、ベーカリー向けに『具沢山フィリング 黒胡麻』と『粗挽きブラックペパーマヨ』。デリカ向けに『クリーミィマヨネーズ』と『黒酢あんかけのたれ』を販売する」と、各業態ならでのニーズへの対応を進化させて、最終商品での香り立ちや状態を考慮した商品を上市すると訴える。

 「調理食品においては、新たな素材の使いこなしとして『レンズ豆とエシャロット』と『グレインズミックス』を販売する」と、新規素材・注目素材のグリーンレンティル(緑レンズ豆)やエシャロット、もち麦を提案すると話していた。

 「また、オペレーション効率化を図るべく、デリカ向けに『フライドガーリックソース』や『ふわふわムース(カスタード)』を、施設給食向けに『ごはんにあうソース 納豆風味の黄身醤油だれ(納豆不使用)』を発売する」と、少人数スタッフでのメニュー対応配慮や、使い切りへの荷姿対応商品を販売すると述べていた。

 「タマゴ加工は、タマゴの半熟技術を進化させた『とろっとたまご(洋食店の味)』、『とろっとたまごプレーン AR』、『とろっとたまご和風 AR』、『とろっとたまご和風 AR 100』、『たまごやき(ネギ入り)H SP40たて』、『ふっくら料亭風たまごやき』を販売する」と、半熟品位の安定化や風味向上、作業適性を向上した商品を投入するという。

 「サラダにおいては、賞味期間の見直しや、複数素材使用による、店舗での食品ロスの低減を図るべく、『ごろっとポテトのサラダ(国産野菜使用)』、『15種素材のコールスローサラダ』、『15種素材のヘルシーサラダ』を発売する」と、使い勝手と健康ニーズに対応していくと語っていた。

 「クローズアップ商品としては、今年も引き続きペイザンヌサラダを提案していく。ペイザンヌサラダとは、『田舎風サラダ』という意味でフランスで親しまれているサラダ。当社では、卵、野菜、じゃがいも、マッシュルーム等を盛り合わせたカジュアルなサラダと定義している」と、基本スタイルをベースに“ペイザンヌサラダ”を市場へ浸透させたいとのこと。「昨年は、メインターゲットである外食業態での導入(居酒屋・ホテルビュッフェ・カフェなど)や、スーパーマーケットデリカ・コンビニエンスストア・事業所給食への広がり、さらにはベーカリー業態にも提案を行った。今年は、地方特産の野菜・ストック野菜を活用した提案や、タマゴと野菜摂取による潜在的健康ニーズの取り込み、さらにはサラぱん企画との連動・コロナ禍だからこその企画提案を進める」と、ペイザンヌサラダの市場浸透を図っていきたい考えを示した。

[発売日]2月5日(金)

キユーピー=https://www.kewpie.co.jp/


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