健康食品・医薬品

大王製紙、産学連携商品「アテントSケア 軟便安心パッド」をリニューアル発売

2022.09.15 19:40 更新

 衛生用紙製品No.1ブランド(インテージSRI+ ティシュー市場、トイレットペーパー市場、キッチンペーパー市場、ペーパータオル市場の合算(2021年度メーカー別売上金額))の「エリエール」を展開する大王製紙は、真田弘美先生(石川県立看護大学 学長/前東京大学老年看護学 教授)と仲上豪二朗先生(東京大学大学院 医学系研究科 老年看護学/創傷看護学分野 教授)との共同研究成果をもとに開発された、軟便・水様便の吸収にすぐれた「アテント S ケア 軟便安心パッド」を17年ぶりにリニューアルして9月12日から全国の病院・介護施設等向けに販売した。

 同社は、2000年代はじめから、看護・介護現場での、おむつ使用者のスキントラブル(IAD失禁関連皮膚炎(尿または便(あるいはその両方)が皮膚に接触することによって生じる皮膚炎。紙おむつ利用者の人は痛み・かゆみがひどく大変つらい思いをする)、以降IADと記載)に着目。IAD発生リスクを軽減させるおむつを目指し、2003年から看護学における創傷・スキンケア分野の第一人者であった真田弘美先生との共同研究を始めた。研究成果を元に、IAD発生のリスクを高める皮膚への便の付着を防ぐために、従来の紙おむつでは十分に吸収できなかった「軟便・水様便」の吸収に優れたパッドを開発。2005年秋には、業界初の産学連携商品「アテント S ケア 軟便安心パッド」として発売した。これを機に、大人用紙おむつブランド「アテント」は、紙おむつが影響するIAD発生リスク軽減およびご使用者のQOL(クオリティ・オブ・ライフ「人生の質」「生活の質」の意)向上を目指す「S ケアシリーズ」を展開。以降、大学との産学連携商品をラインアップし、「便モレが減少し、利用者の快適性が向上」するようになったと看護・介護現場で大変評価を得ているという。

 昨今、IADの発生は、使用者のQOLを大幅に落としてしまうだけでなく、看護・介護現場での人不足や働き方改革の流れの中で、業務負担増にもつながるとして、その発生リスクの軽減がさらに求められるようになっている。今回、IAD発生リスクのさらなる軽減に貢献すべく、リスク発生の要因の一つであるおむつ内のムレおよび摩擦を低減させるリニューアルを実施した。今回のリニューアルによって、さらなる使用者のQOLの向上、看護・介護現場での業務負担軽減につなげていく考え。

 IAD発生リスクを軽減させるためには、まず、皮膚への尿や便付着を低減する必要があるという。おむつ内で尿・便にさらされることで、皮膚は外的刺激から体を保護し体内からの水分喪失を防止する「バリア機能」が低下、接触皮膚炎や内部からの組織損傷を引き起こす原因となるから。特に軟便は水分や消化酵素が多く含まれるため、皮膚に付着すると皮膚浸軟(=ふやけ)にもつながる。

 「アテント Sケア 軟便安心パッド」は、皮膚への便の付着を低減するために、独自の3層構造(表面シート・ろ過シート・吸収体)を採用。網目状の表面シートで目詰まりを起こさずに3層目まで軟便(便・尿)を吸収する。一般的な尿とりパッドに比べて便の拡散面積を約1/3におさえる。今回のリニューアルでは、新たに通気性バックシートを採用し、排泄後でもおむつ内のムレを低減した。また、肌への摩擦を低減させるために、表面シートの目詰まりしにくい網目構造はそのままに、新開孔技術の採用で表面素材の滑らかさを向上させた。アテントでは今後も、介護する側・される側のどちらにとっても、安心・安全で快適に自己実現できる「介護の快護化」を目指して排泄ケアをサポートしていくという。

[小売価格]オープン価格
[発売日]9月12日(月)

大王製紙=https://www.daio-paper.co.jp/


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