健康食品・医薬品

第一三共ヘルスケア、"シリーズ内最短"の錠剤崩壊時間を実現した「ロキソニンSクイック」を発売、鎮痛薬に関する正しい情報・付き合い方の啓発も

2021.09.05 14:12 更新

 第一三共ヘルスケアは、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」の誕生から10周年を迎えた。8月24日には、解熱鎮痛薬のロキソニンS内服薬シリーズから、速さを追求した「ロキソニンSクイック」(OTC医薬品:第1類医薬品)を発売した。そこで同社では、痛みの最新傾向をテーマとしたオンラインセミナーを開催。社会背景やライフスタイルが大きく変化していく中で、人々の「痛み」の悩みはどのように変化したのか、調査結果から見えた最新傾向を紹介し、合わせて鎮痛薬に関する正しい情報・付き合い方について解説した。

 「1986年に医療用ロキソニン錠を発売。2011年にはスイッチOTC医薬品として『ロキソニンS』を発売した。その後も胃にやさしい成分を追加配合した『ロキソニンSプラス』や、つらい頭痛に特化したシリーズ最高処方の『ロキソニンSプレミアム』を発売。これまでに累計で1億個を出荷してきた」と、第一三共ヘルスケアの岩井信幸執行役員マーケティング部長が挨拶。「『ロキソニンS』は、解熱鎮痛薬のリーディングブランドとして、痛みに悩む一人でも多くの生活者のQOL向上に、今後も貢献していく」と、自分自身で健康を守り対処する「セルフケア」を推進し、誰もがより健康で美しくあり続けることのできる社会の実現に貢献していく考えを示した。

 同 マーケティング部 BM第一グループの土合桃子ロキソニンS内服ブランドマネジャーが、「ロキソニンS」発売から10周年を迎え、生活者を取り巻く環境変化といまどきの「痛み」の実態について報告した。「『ロキソニンS』は、スイッチOTCとしての誕生から10年間、生活者の様々な“痛み”のニーズに応えてきた」と、生活者の痛みを改善すべく、ラインアップを拡充しながら、今年で10周年を迎えたのだという。「『ロキソニンS』は東日本大震災の年に上市、その後私たちの生活は、2度の消費増税や新型コロナウイルス感染症の拡大、ニューノーマルな生活様式が強いられるなど、大きな変化を遂げた。そこで、当社では痛みの実態調査を実施。10年前に行った同様の調査と意識の変化を探った。その結果、痛みの経験率は上昇傾向で、10年前と比較して、『頭痛持ち』は約20%も増加していた」と、痛みは増加傾向で、特に頭痛で悩む人が多いのだと指摘する。「この要因としては、ストレスやPCの長時間利用。天候による頭痛悩みも10年前から大きく増加した」と、頭痛の要因も10年間で変化していると解説する。

 「さらに、コロナ禍で頭痛悩みは加速している」と、コロナ禍前に比べて頭痛の頻度は増えたと回答した人は24.8%にのぼった。「これに加えて、テレビ・スマホの利用やマスク着用も頭痛の一因となっている」と、コロナ禍で、自宅にいる時間が増えたことによるテレビ・スマホ時間の増加や、マスク着用がストレスとなり、頭痛につながっていると分析する。「こうした痛みへの対処法は、10年前は“ガマン派”が多かったが、今回の調査では“薬に頼る派”が上回った」と、ガマンせずに、鎮痛薬を服用する生活者が増えていると説明する。

 「一方で、正しい服用方法への知識に不安を示す人もみられた」と、半数以上が鎮痛薬を理解していないと回答していた。「以上の結果から、環境変化による痛み経験の増加にともない、対処法にも変化がみられた。一方、正しい知識の浸透にはまだまだ課題が存在することも明らかとなった」と、いつ飲めばいいのか、こんな時に飲んでも大丈夫なのか、という不安を解消するために、「ロキソニンS」では引き続き適正使用の啓発を続けていくと訴えた。

 日本人の痛みNo.1「頭痛」の正体と鎮痛薬使用のポイントについて、同 研究開発部 研究センター 製剤研究第一グループ ロキソニンS内服担当の吉田寛恵氏が説明した。「頭痛は腰痛と並び、日本人の痛み経験率No.1となっている。頭痛には、緊張型頭痛や片頭痛、群発頭痛といった一次性頭痛と、病気などの原因によって引き起こされる頭痛の二次性頭痛に分けられる。二次性頭痛の場合は、至急、病院へ行き、早期の治療が必要になる。一方、一次性頭痛は市販薬でも対処が可能といわれている」と、慢性的な頭痛は、セルフメディケーションで対処できる場合もあるとのこと。「緊張型頭痛とは、ヘルメットを被った時のような、ジワジワと締め付けられるような痛みとされる。頭や首・肩回りの筋肉の緊張によって、血流が悪くなることで引き起こされる」と、緊張型頭痛のメカニズムを解説。「片頭痛は、ズキンズキンと脈打つような痛みとされ、三叉神経などからの刺激で脳の血管が拡張し、周囲に炎症を引き起こす」と、片頭痛の特徴を説明した。「群発頭痛は、どちらか片方の目の奥が、ガーンと激しく痛む頭痛とされ、目の奥の動脈が何らかの原因で拡張し、うっ血や炎症が起こることによって痛みが引き起こされるといわれている」と、働き盛りの男性によくみられる頭痛なのだと教えてくれた。

 「今年2月以降、マスク着用が常態化したことで、マスクによる頭痛症状に悩む生活者が増加した」と、マスク着用によって引き起こされる頭痛が顕在化しているとのこと。「考えられる要因として、マスクの紐を長時間耳にかけることによる筋肉の緊張の他、吐き出した息をマスクの中で再び吸い込むことで、体内の二酸化炭素濃度が増え、血管が拡張しているものと推察される」と、マスク頭痛の要因を解説。「その場合、マスクを外して2~3回深呼吸をする。もしくは飴をなめて血糖値を上げる」と、すぐにできる対策も紹介した。「そして、スマホやPC、ゲームの長時間利用を控え、睡眠リズムを整える。バランスのとれた食生活に気を付けるようにする。これらの予防法を実践していても、頭痛が起こってしまったら、市販薬での対処も選択肢の一つとなる」と、正しい鎮痛薬の活用法についてアドバイスする。「市販薬を服用するタイミングは、痛みを感じ始めたらできるだけ“はやめ”が正解」とのこと。「一般的な解熱鎮痛薬は、痛みの原因物質の産生をブロックするもの。できてしまった痛みの原因物質を『消す』のではない」と、痛みの原因物質がたくさん作られる前に、“はやめ”に鎮痛薬を服用することが重要であると述べていた。

 「ロキソニンS」ブランドの強みと10年間の集大成、「ロキソニンSクイック」について、土合マネジャーと吉田氏が紹介した。「ロキソニンS内服シリーズは、シンプル処方のSと、やさしさのSプラス、シリーズ最高処方のSプレミアムの3種をラインアップしている。シリーズに共通しているのが、解熱鎮痛成分『ロキソプロフェンナトリウム水和物』による、速効性、胃への負担が少ない、すぐれた効きめ--の3つの特長となる」とアピールする。「ロキソプロフェンナトリウム水和物は、炎症や疼痛、発熱をともなう疾患に対するすぐれた改善効果が認められている。さらに、血中への移行が速く、すみやかな効果発現が期待できる」とのこと。「そして、胃粘膜を刺激しにくい形で体内に吸収されるため、胃腸障害のリスクが少ない成分となっている」と、詳しい作用について解説した。

 「当社が行った調査によると、生活者は、効きめ・速効性・副作用の少なさを重視して鎮痛薬を選んでいる」と、調査結果を指し示す。「今回新たに発売する『ロキソニンSクイック』は、シリーズ共通の3つの特長のうち、速効性および胃への負担が少ない点を追求した鎮痛薬となっている」と、速く効いて、胃にやさしい製品なのだと紹介する。「添加物として“導水剤”を配合することで、錠剤内部への水の浸透を促進する独自技術『クイックブレイク製法』を採用した」と、服用後の錠剤の崩壊性を高めることに成功したのだという。「これによって、シリーズ内、最短の錠剤崩壊時間を実現した」と、速く効くメカニズムについて教えてくれた。「さらに、胃を守る成分『メタケイ酸アルミン酸マグネシウム』という胃酸中和作用と胃粘膜保護作用のダブルアプローチで胃を守っている」と、胃にやさしい理由について説明した。

 「コミュニケーションについては、痛みに悩む生活者に、様々な接点を通じて、情報を届ける」と、TV-CMや雑誌のみならずWEBなど様々な媒体を通じて訴求していくという。「痛みで悩む一人でも多くの生活者のQOL(生活の質)向上に貢献するべく、解熱鎮痛薬のリーディングブランドとして、適正使用の啓発を進め、痛みとの正しい向き合い方を発信していく。そして、生活者の多様な痛みに対応した製品開発を推進し、“痛みをはやく鎮めたい”というニーズに応えていく」と、生活者の痛みを少しでも和らげることで、ブランドミッションを達成したいと意気込んだ。

[小売価格]878円(税込)
[発売日]8月24日(火)

第一三共ヘルスケア=https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/


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