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サントリービール、「パーフェクトサントリービール」の中味とパッケージをリニューアル発売、商品特長を明確に表明したデザインに

2022.01.18 18:39 更新

 サントリービールは、「パーフェクトサントリービール」を1月25日から発売する。「パーフェクトサントリービール」は、本格ビールならではの“力強い飲みごたえ”と“糖質ゼロ(食品表示基準に基づき、100mlあたり0.5g未満を「糖質ゼロ」としている)”による爽快な後味が楽しめる商品であるが、どんな味なのか想像できず、“まだ様子見”という消費者も多いことから、中味およびパッケージを刷新し、新たな顧客層の開拓を行う。1月18日に行われたオンライン発表会では、今回リニューアルするに至った経緯や、新しいパッケージデザインの特長、さらに美味しくなった中味について詳しく説明した。

 「酒税改正によるビールへの回帰傾向がみられ、新型コロナウイルス感染症拡大をきっかけとした機能系カテゴリーの伸長が昨年も継続した」と、サントリービール マーケティング本部の三谷京平課長。「日常的な健康対策意識の継続、機能系ビールの成長によって機能系ビール類市場は伸長が続くと思われる」と、機能系ビール類市場は今年もさらに伸長すると予測する。「当社においても糖質ゼロの『パーフェクトサントリービール』の発売によって、機能系ビール類全体の購入者が増加。機能系ビール類市場の活性化に貢献したと自負している」と、昨年4月に発売した「パーフェクトサントリービール」も、消費者に受け入れられ好調な販売を示していたと力説する。「昨年の販売数量は約200万ケースだった。美味しさに非常に高い評価があり、リピート率も高水準を維持している」と、美味しさについては定番ビールを上回る評価も得られたと紹介する。「しかし、“新しいブランドの糖質ゼロは、ちょっと手が出しづらい”や、“もう少しどんな味か想像できるといい”、“ちゃんとおいしいって聞いてから購入したい”といった、“まだ様子見”という消費者が想定より多く存在することがわかった」と、認知度も約3割とまだ市民権を得るまでには至っていないと訴える。「そこで、さらに多くの消費者の手に取ってもらうために刷新を行うことにした」と、発売から1年を待たずに、中味およびパッケージを大幅にリニューアルして発売すると発表した。

 まず、パッケージの刷新ポイントについて、同 マーケティング本部の稲垣亜梨沙氏が説明した。「新デザインでは、購入の決め手となる商品特長を明確に表明。『パーフェクトサントリービール』の印象強化のため、新エンブレムを用い記号化した。また、見た瞬間に感じられる“品質感”を強化している」と、本格ビールの美味さで“糖質ゼロ”がはっきりわかるようにしたデザインになっていると強調する。

 「当社が実施した調査では、新パッケージについて、糖質ゼロで味への不安があるからこそ、おいしさを保証してくれる情報にポジティブな評価が得られた」と、帯での商品特徴の訴求について多くの人が購入に前向きな意見が寄せられたとのこと。「さらに、商品特長のわかりやすさに比べて、おいしさが期待されていることも明らかとなった」と、現行品に比べて、“美味しそう”“ビールらしい”“品質が良さそう”“本格的な”といった評価が高かったという。「“本格ビールのうまさで糖質ゼロ”であることを6缶入りパックや24缶入りケースでも徹底的に伝えていく」と、商品特長をわかりやすく訴求していくとアピールした。

 中味の刷新については、同 商品開発研究部の長谷川高政氏が説明した。「使用する麦芽の量が多いビールは、元々含まれる糖質が多くなるため、糖質ゼロの実現のハードルは高い」と、おいしいビールの糖質ゼロの開発は非常に難しいのだと語る。「糖質ゼロにして、本格ビールのうまさを実現するまで一切の妥協なく、5年の歳月をかけて開発した」と、力強い飲みごたえにして爽快なうまさが感じられる糖質ゼロビールを目指して開発したのだと説く。「“本格ビールのうまさで糖質ゼロ”を実現するべく、ダイヤモンド麦芽を使用した。この麦芽はピルスナービールの本場・チェコで伝統的に使われる、上質で深いコクを持つ希少な麦芽で、非常に硬い構造を持つ麦芽のため、手間と時間をかけた仕込によって初めて魅力が引き出せる。さらに、トリプルデコクション製法を採用した。仕込釜で麦汁を一気に煮出すデコクション製法によって、濃厚で芳ばしい麦汁を抽出。手間と時間のかかる、この煮沸工程を三度繰り返すことで、力強い飲みごたえを引き出した」と、「ザ・プレミアム・モルツ」で培った醸造技術を結集して開発したのだと力説する。「そして、こだわりの素材で贅沢に仕込んだ後、糖質がゼロになるまで酵母の力でじっくりと発酵させて、おいしさを生み出す独自技術を5年かけ開発した」と、贅沢発酵で、Alc.5.5%の本格ビールのうまさの糖質ゼロが完成したのだと目を細めた。「今回のリニューアルでは、上質で深いコクが特長のダイヤモンド麦芽の魅力をとことん引き出すことでビールらしい飲みごたえをさらに追求した」と、ダイヤモンド麦芽の使用量を1.3倍増量し、さらに美味しくなったと力強くアピールした。

 プロモーションについては、稲垣氏が説明した。「糖質ゼロの概念を覆す圧倒的なうまさを大規模な宣伝活動、および飲用体験創出によって伝えていく」とのこと。「パーフェクトサントリービール『樽詰』を3月に発売。飲食店における良質な飲用体験を創出し、今年末時点で取扱店数1000店を目指す」と、業務用商品も展開するのだという。「進化したおいしさを体感してもらうため、飲用体験創出を目的とした各種プロモーションを実施する」と、飲用体験創出型プロモーションで計50万規模の飲用体験を創出すると訴える。

 「宣伝コミュニケーションでは、俳優の香川照之さんと堺雅人さんが出演するTV-CMを放映する」と、新TV-CMを公開。「年間を通じ、圧倒的な量と質で消費者接点を創出し“圧倒的なうまさ”を伝えていく」と、様々な媒体を通じて、消費者との接点を拡充していくと語気に力を込める。「今年の販売計画は、年間300万ケース(大瓶換算)(対前年比150%)を目標にしている」と、“まだ様子見”の消費者などを開拓し、さらなる伸長を目指すと意気込んだ。

[小売価格]設定なし
[発売日]1月25日(火)

サントリービール=https://www.suntory.co.jp/beer/


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