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UCC上島珈琲、9月1日からレギュラーコーヒー製品を値上げ

2021.07.12 13:41 更新

 UCC上島珈琲は、9月1日からレギュラーコーヒー製品の価格を値上げする。

 コーヒー生豆国際相場は、2月から上昇基調に転じ、5月28日には4年半ぶりに1ポンドあたり160セントを超えるまでに急騰し、今後も高値圏で推移すると推察される。

 このような相場高騰の基礎的要因には、コーヒー消費量が世界的に堅調に拡大する一方で、生産国ではこの需要増に対応できる増産体制が整わないという需給のアンバランスによって、世界在庫は減少し続けていることが挙げられる。

 加えて、2021~22年度は世界最大の生産国ブラジルが裏作にあたるとともに、昨年11月から続く降雨不足の影響が重なり、豊作だった前年度から大幅な減産が予測されている。

 一方需要面では、米国・欧州各国等の消費国で新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が進み、経済活動再開とともにコーヒー消費量の回復が期待され、需給の逼迫の懸念から、今後もコーヒー生豆相場は高値安定、もしくはさらなる上昇基調に転じる場面もあり得るという観測が強まっている。このようなコーヒーの需給に関係した相場高騰に加え、コロナ禍による海上輸送網の大きな混乱によって、海上輸送料金も大幅に上昇している。

 さらに、円相場は今年に入り円安傾向へ転じ、現在1ドル=110円台で推移しており、年初からの半年間で約7円以上の円安水準に達し、原料のすべてを輸入に頼るコーヒーの調達価格に多大な影響をもたらしている。

 このように「コーヒー生豆相場高」と「円安」が重なる深刻な状況に直面し、今年のコーヒー生豆の調達価格(円換算)は、昨年4月に比べ150%以上に上昇している。さらに、資材やエネルギー原料、物流費の高騰といったコストアップ要因も加わり、レギュラーコーヒー製品のコストは、大幅に上昇している。

 このような厳しい状況下、UCCでは、高品質でおいしいコーヒーを消費者の人々に届けるため、コスト増加分を吸収するべく企業努力を続けてきたが、現状、その範囲を超える水準にまで至ったことから、やむなく、レギュラーコーヒー製品の価格を改定する。

 家庭用レギュラーコーヒーについては、9月1日からメーカー出荷価格の改定を実施する。その結果、小売店の実質店頭価格は20%程度上昇するものと見込んでいる。また、業務用レギュラーコーヒーについても、9月から納入価格を順次改定する。併せて、全国の直営の挽き売りコーヒー店についても、レギュラーコーヒー主要アイテムの販売価格を改定する。

UCC上島珈琲=https://www.ucc.co.jp/


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