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風邪や花粉症にかかりやすいのはミネラル不足が原因? 海洋深層水でバランス良くミネラル補給を

2014.02.26 14:55 更新

 気温が下がり空気が乾燥するこの季節は、1年の中でもとくに風邪が流行しやすい時期。まわりにも、風邪をひいてダウンしたという人は少なくないはず。一方で、これから春を迎えるにあたって、風邪の流行と入れ替わるように増加してくるのが花粉症。くしゃみや鼻水が出る、目がかゆい、ぼーっとするといった症状に悩まされ、仕事が手につかなくなる人もいるようだ。風邪も花粉症も、人によってかかりやすさは違うのだが、実は体内のミネラル不足がそれに大きく関わっているのだとか。今流行の風邪を予防しつつ、憂うつな花粉症の季節に備えるために、ミネラルが果たす役割とは。

 そもそもミネラル(無機質)は、人間が生きていく上で必要不可欠な成分であり、中でも生命を維持するために絶対に必要とされる16種類(カルシウム、リン、カリウム、イオウ、塩素、ナトリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、モリブデン、コバルト、クロム)は必須ミネラルと呼ばれている。これらのミネラルが、細胞に情報を伝えたり、代謝や酵素の働きをコントロールするなど、体の機能を調整するのに非常に重要な役割を担っているとのこと。

 では、なぜミネラルが不足すると風邪や花粉症にかかりやすくなるのか。まず、風邪は、空気中のウイルスや手などに付着したウイルスが喉や鼻から侵入し、粘膜に付着して増殖していき、様々な症状を引き起こすとされているが、鼻や喉の粘膜が正常に機能していれば、ウイルスの増殖を水際で抑えることができるとのこと。しかし、ミネラルが不足している場合、代謝機能が低下して疲れやすくなり、免疫の働きも弱くなって風邪にかかりやすくなるのだという。

 一方、スギやヒノキなどの植物の花粉が目や鼻に入ることで、アレルギー反応を起こすのが花粉症。花粉が体内に入ると、これに抵抗して体を守るためにIgE抗体が作られ、花粉とIgE抗体が結合することで、ヒスタミンなどの化学物質が分泌され、知覚神経や血管を刺激し、くしゃみや鼻水などの症状が出るとのこと。そして、これらのアレルギー症状は、不規則な生活やストレスなどが原因で身体の抵抗力が弱まったり、体内の調節役を担うミネラルが不足し、免疫機能が低下すると、より強くその症状が現れてくるのである。

 このように、風邪も花粉症も、ミネラル不足による免疫力の低下が、症状を引き起こす、また症状を悪化させる重要なファクターになっていると考えられる。では、ミネラル不足を防ぐにはどうしたらよいのだろうか。ポイントは、バランス良くミネラルを摂取することだとか。最近では、サプリメントなどでミネラルを補給する人も増えているが、1種類のミネラルだけを多量にとっても意味がないという。例えば、ナトリウムを過剰に摂取すると高血圧のリスクが高まる他、カルシウムの排泄量を増やしてしまうとされている。また、リンを摂りすぎるとカルシウムが骨から溶け出て血液中に放出してしまう他、マグネシウムの吸収を妨げてしまうとされている。そして、カルシウムの摂り過ぎもマグネシウムの吸収を妨げるという。そのため、カルシウムとリンは1:1の割合、カルシウムとマグネシウムは2:1の割合で摂取するのがベストとされており、それぞれが体内でバランス良く保たれることで正常に働いてくれるのである。

 こうしたことを踏まえて、風邪と花粉症に対する予防策を紹介しよう。風邪と花粉症を予防するには、ミネラルを積極的に補給して、免疫力を高めることが重要だ。とくに、ミネラルがバランス良く含まれているミネラルウォーターを活用することで、体内のミネラルバランスを整えることができるという。体内に、ミネラルがバランス良く満たされていれば、たとえ風邪ウイルスが侵入しても、免疫力で未然に撃退できるとのこと。もし、風邪をひいてしまった場合でも、ミネラルウォーターでこまめに水分補給をすることで、ミネラルと水分の両方が摂取でき、症状の早期改善につながるという。また、花粉症についても、ミネラルウォーターで免疫力を高めておくことでアレルギー症状が抑制されることが期待される。

 このようにミネラルは、免疫力の向上に重要な役割を果たすことがわかったが、ミネラルの種類には「河川のミネラル」と「海のミネラル」の2つがあるのだとか。中でも、最近注目を集めているのが、海水からとれる「海洋ミネラル」だ。その理由は、河川などの水に比べて、海水にはミネラルが豊富に含まれているからだという。主な成分は、塩素やナトリウムだが、マグネシウムやカルシウム、カリウムなども比較的多く、微量元素まで含めると約100種類ものミネラルが含まれているとのこと。

 東京海洋大学大学院 教授の今田千秋先生は、「海水そのままだと塩分が多すぎるので調整が必要だが、陸水を加工したものに比べて、海水に含まれるミネラルは種類も豊富でバランスも優れている。ミネラルでは、このバランスが重要だ。例えば、カルシウムとマグネシウムの摂取バランスが崩れると、虚血性心疾患の死亡率が上昇することが知られている」と、海洋ミネラルにはバランス良くミネラルが含まれていると指摘する。

 また、海洋ミネラルの原料となる海水の中でも、とくに海洋深層水への注目度が高まっているという。「海洋深層水は、汚染されやすい表層水に比べて、浮遊物やプランクトン、環境汚染物質などが少ないのが特徴。さらに、水深が深いところには光が届かないため、植物プランクトンの光合成で窒素やリンなどが消費されず、表層水よりもミネラルを多量に含んでいる」と、今田先生は、ミネラルを多く含む海洋深層水を有効活用することで、ミネラルが不足がちな食生活をサポートできるとの考えを示した。

 現代では、食生活の乱れから十分なミネラルが摂取できていない人が増えている。最近、風邪をひきやすくなった、花粉症の症状がひどくてつらいという人は、食生活の中に海洋深層水を使ったミネラルウォーターを取り入れて、免疫力アップを目指してみては。



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