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メットライフ生命、老後を変える全国47都道府県大調査2022、約7割が物価上昇に不安

2022.09.20 20:26 更新

 メットライフ生命は9月2日、「老後を変える全国47都道府県大調査2022」の結果を発表した。全国の18歳~70代までの男女1万4900人を対象にして、老後や人生観について調査した。その結果、約7割が物価上昇に不安であることがわかった。また、資産形成・投資への関心が高まるも知識習得に課題があることも明らかとなった。理想の老後について、若者は「つながり」を重視しており、シニア層は「究極の自由」を求める傾向にあることがわかった。

 同社は「老後を変える」をテーマとして、明るく豊かな老後を思い描くヒントを探るために2018年から毎年、同調査を実施しており、今年が5回目となる。今回は、今年4月に新成人となった18~19歳の男女800人を新たに調査対象に加えた他、テレビのコメンテーターや慶應義塾大学特任准教授などとして活躍している若新雄純氏に監修してもらった。

 主な調査結果について、将来や老後に向けて資産運用などへの意欲は、資産形成の意向は過去5年で年々増加傾向を見せ今年は約6割となり、5年間で10ポイント以上増加した。同時に金融知識獲得へのサポートも求められる。

 また、「必要だと思う」金融知識と、「身についていると思う」金融知識に大きな差があることがわかった。「必要だと思う」知識と「身についていると思う」知識のポイントを比較すると、ニーズと実態に大きな差が見られた。「資産形成・資産管理・投資の考え方」が-30.3ポイントで最も差が大きく、「金融商品の利用・選択」(-27.0ポイント)、「生活設計・ライフプランニング」(-24.9ポイント)と続いた。

 昨今の社会情勢に対して、約7割が物価上昇・インフレに不安と回答した。不安と答えた回答者の約2割が資産運用の意欲を高めており、社会情勢が「お金」への向き合い方の変化を後押ししている。

 老後の不安要因は、5年連続でトップ3は不動で、1位「お金」、2位「健康」、3位「認知症」という結果になった。

 趣味・活動があると回答した「自分らしく」生きている人は、老後の「生活充実度」が15ポイント高い結果となり、お金に加え、長い人生を豊かに生きるための鍵は、「自分らしさ」であることがわかった。

 理想の老後について、若い世代ほど「つながり」を重視。一方シニア層は“人に干渉されない”ありのままの自分を望む傾向がみられた。新成人世代(18~19歳)は「人とのつながりを重視」した老後生活を送りたいという意向が半数を超えた。年齢を重ねるほど「人に干渉されずに生きていたい」「ありのままでのんびり生きていたい」傾向にあることもわかった。

 この調査結果について、若新雄純氏は、「老後に向けた資産形成への関心はどんどん高まってるようだ。生涯の活動資金として選択の幅を広げたり、自由を追求する楽しみを見出せたら、人生観を瑞々しくできるのではないかと期待している。面白かったのは、新成人は『つながり』を重視するのに対し、歳を重ねると一人の時間や自己決定を尊重し、究極の自由を求めようとする傾向。人間の老いには、単に枯れていくことだけではなく、熟成させていく奥深さのようなものがあるのかもしれない。だけどそこには、ある程度のお金と老後への軽やかな姿勢が必要だろう」とコメントしている。。

 同社は、日々の暮らしから生活者と家族の変化に寄り添い、いつでも頼れるパートナーであり続けたいと考えているとのこと。来年2月には日本での営業開始から50年の節目を迎えるが、この想いは変わらないという。人生100年時代を迎えるといわれる日本において、常に世の中のニーズに合った商品やサービスを提供し、生活者のよりたしかな未来に向けて継続的な責任を果たすことを目指すとしている。

[調査概要]
調査対象:全国47都道府県に在住(調査実査時点)20代~70代の男女、各都道府県で性・年代別各30 人(60~70代は合算)1万4100人および18~19歳の男女800 人(全国を8地域に分け男女人口構成比で割付)、合計1万4900人
調査方法:インターネット調査
調査数:1万4900人
調査時期:6月17日(金)~6月20日(月)

メットライフ生命=https://www.metlife.co.jp


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