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アフラック、がん患者の悩み・不安に関する実態調査、がん患者の2人に1人が「がんの情報迷子」に

2022.08.26 19:15 更新

 アフラック生命は、20代~70代のがん患者1000人を対象にがんの悩み・不安に関する調査を行った。その結果、がん患者の2人に1人が「がんの情報迷子」になっていることがわかった。

 がん患者の悩み・不安は、「お金」に関する不安以外にも「漠然とした不安」などの心の不安が大きいことが明らかとなった。サバイバージャーニー(異常の指摘からがんの診断・告知を受け、治療、療養生活へと続いていく患者の人生の道のりをフィッツヒュー・モラン氏の「サバイバーシップ」という考え方を元に「サバイバージャーニー」と表現している。参考文献:「がん患者本位のエンゲージメント」を考える会著「『がん患者本位のエンゲージメント』を目指して~がん患者が社会で自分らしく生きるための3つのビジョン~」(日経BP、2021) )の過程で悩みは変化していく。

 がんの診断前の悩み・不安は、「漠然とした不安」(33.7%)、「生活・家事全般への影響」(27.7%)といった精神面や生活面の悩み・不安が多いことがわかった。一方で、お金に関する不安は、「治療費等の支出の不安」(20.9%)、「収入減への不安」(16.5%)となった。

 がん告知時は、「生死に関する不安」(34.4%)、「漠然とした不安」(33.6%)が多いことが明らかとなった。

 治療開始時の悩み・不安は、「痛み、副作用のつらさ」(33.4%)、「再発・転移に対する不安」(32.4%)であり、がん治療中も「再発・転移に対する不安」(35.3%)、「痛み、副作用のつらさ」(34.6%)が大きい。

 がん治療終了後は「再発・転移に対する不安」(48.7%)と、がん患者はサバイバージャーニーの過程でさまざまに変化する悩みを抱えている。

 悩み・不安を誰かに相談することが難しい・抵抗があると感じるがん患者が6割、一方で網羅的に相談したいとの思いも強いことがわかった。

 がん患者の約6割(60.3%)が、悩み・不安を誰かに相談することが難しい・抵抗があると感じている。

 相談が難しい理由としては、がん患者の約4割が「悩みを相談すること自体に抵抗」(39.1%)を感じ、「何を相談してよいかわからない」(36.8%)という状態。

 3人に1人は「相談するということに思いが至らず、ひとりで抱え込んでいる」(35.9%)。

 「網羅的に悩みを相談できる先がない」(39.4%)、「誰に相談すればよいかわからない」(38.2%)など、相談先が十分でないことにも不満がみられる。

 がん患者の約6割が「網羅的に」(62.2%)、「気軽に」(65.8%)相談できる場所を求めている。

 がん患者の2人に1人(約6割)が正しいがん情報にたどり着けない「がんの情報迷子」になっていることがわかった

 がん患者の約9割が「自分に合う情報にたどり着けることでがんに関する不安は軽減できる」と回答した。

[調査概要]
調査名称:がん患者の悩み・不安に関する調査
調査時期:7月20日(水)~7月22日(金)
調査方法:インターネット調査
調査対象:20代~70代のステージ1以上のがん患者男女1000人
※がんと診断されてから1年以上の現在治療中の方、またはがん治療が終了し5年以内の人

アフラック生命保険=https://www.aflac.co.jp/


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