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森永乳業、「ホットミルクがもたらす気分の変化」について調査、「ホットミルク休憩」は心理的「安定度」が普段の「スマホ休憩」の4倍に

2021.12.09 20:28 更新

 森永乳業は、「ホットミルクで心までホッとするおいしさ」に着目し、首都圏の35歳~54歳の女性に参加してもらい「ホットミルクがもたらす気分の変化」について検証を行った。その結果、「ホットミルク休憩」は、心理的「安定度」が普段の「スマホ休憩」の4倍になることがわかった。飲んだ後には「ホッとしている状態」を約9割が実感していた。脳科学者の篠原菊紀先生は、「“やさしい&あったかい”母の記憶で脳は落ち着いた状態になる」とコメントしていた。

 仕事や家事の合間にホッとしたい休憩時間。テレワークが増え、仕事中はPC画面を、休憩時間にもついスマートフォンの画面を見てしまう、という人は多いのでは。今回の調査では、スマートフォンを見ながら過ごす休憩を「スマホ休憩」、ホットミルクを飲みながら過ごす休憩を「ホットミルク休憩」とし、休憩前後の心理状態の変化をみることで、「ホットミルク休憩」がもたらす気分の変化を検証した。

 「ホットミルク休憩」と「スマホ休憩」の二つのグループの休憩前後の気分の変化量を二次元気分尺度による評価でみると、心理的「安定度」、「活性度」、「覚醒度」の項目で統計的に有意な差が現れた。 「安定度」では、「ホットミルク休憩」をした方が「スマホ休憩」をした場合より約4倍も気分の変化量があり、「ホットミルク休憩」後は、より落ち着いた状態になることがわかった。

 一方、「スマホ休憩」後には「活性度」と「覚醒度」が上がり、「ホットミルク休憩」後には下がっており、ホットミルクの飲用によって気分が沈静化されてゆったりと落ち着いた状態に変化している。

 次に、それぞれのグループの休憩前後の心の状態を聞いた主観アンケートの結果を比較した。

 「緊張して気持ちが張り詰めているか」を聞くと、「ホットミルク休憩」後の人は「あてはまらない」「あまりあてはまらない」の合計が90.6%と、9割もの人が「緊張しておらず、気持ちが張り詰めていない状態」と自覚しており、「ホッとしている状態」であることがわかる。「ホッとしている状態」に変化した人の割合を休憩前後で比較すると、「スマホ休憩」の人は27.2ポイント(休憩前:57.6%→スマホ休憩後:84.8%)上昇したのに対し、「ホットミルク休憩」の人は40.6ポイント(休憩前:50.0%→ホットミルク休憩後:90.6%)の上昇がみられ、「ホットミルク休憩」によって「ホッとしている状態」になった人は、「スマホ休憩」の1.5倍となった。ホットミルクを飲用することで、より安心感を得た人が多かったようだ。

 「気分が良い」かどうかを尋ねると、「ホットミルク休憩」後の人は78.1%(「あてはまる」「ややあてはまる」の合計)が「気分が良い」と回答した。休憩前後の変化の割合は、「スマホ休憩」の人が21.2ポイント(休憩前:42.4%→スマホ休憩後:63.6%)上昇したのに対し、「ホットミルク休憩」の人は31.2ポイント(休憩前:46.9%→ホットミルク休憩後:78.1%)上昇しており、ホットミルクの飲用によって「気分が良い」状態に変化した人は、「スマホ休憩」の1.5倍となった。

 ホットミルクを飲む前後の体表温度をサーモグラフィー検査によって比較すると、顔全体と首元の温度が1.1℃高まり、ホットミルクを飲むことで、体感だけでなく実際に体温が上昇することがわかった。ホットミルクは、オフィスや自宅での身体の冷えや、女性に多い冷え性対策など、寒い冬に心強い味方になると考えられる。

 脳科学者 篠原菊紀先生は、「今回の調査結果を見て感じたのは、ホットミルクが、『母親に抱かれて授乳される時のようなあたたかさ、心地よさ、おいしさにまつわる、やさしくつつまれた記憶が脳を落ち着いた状態に導いてくれた』ということ。これは脳科学的にいうと、あたたかい牛乳を飲む行為が授乳時の記憶をよみがえらせることで、『幸せホルモン』『絆ホルモン』ともいわれるオキシトシンが分泌されている状態になっているとも推測される。これは、あたたかい飲み物の中でも、牛乳ならではの良さ。牛乳をホットにしたことによる『あたたかさ』は深部体温を上げ、眠りに近い心地よさを感じさせてくれる」と、「二次元気分尺度」「休憩前後の主観アンケート結果」についてコメント。

 「興奮している状態の時。たとえば『焦っている、慌てている時』はもちろん、調査結果から見て交感神経優位から副交感神経優位の状態へ変化するということから『仕事や受験勉強など頑張った後の区切り』にもホットミルクは活用できる。また、寒い冬は勿論、夏のエアコンが効いた室内で手足の冷え対策と緊張感の緩和など、オールシーズン飲んでもいいものだと思う」と、ホットミルクは、どういった場面で飲むとよいがという点に答えてくれた。

 「気持ちを落ち着かせるには、『あたたかさ』『おいしさ』のほかに『やわらかさ』もある。硬い椅子よりもやわらかなソファーで飲んでもらうとより一層ホッとするかもしれない。また、それらは他者に対して肯定的な気持ちにもしてくれるので、家族の団らんを深めるのにもいいと思う」とコメント。

 「また、ホットミルクを飲む際の牛乳自体にまつわることでは、『味のおいしさ』への実感は、痛みや不安、緊張感などをつつみ込むドーパミンの分泌を促進する。飽きがこないでスッキリ飲めるもの、おいしいと感じて飲むことができる牛乳を選んでホットミルクとして楽しむことはおすすめといえる」と語っていた。

[調査概要]
調査時期:8月21日(土)、22日(日)
調査手法:
 ・対象者を2グループに分け、ホットミルク飲用グループ(32名)と非飲用グループ(スマホを見ながら休憩/33名)の休憩前後での「二次元気分尺度アンケート」を活用した心理状態の変化の比較と、心理状態に関する主観アンケート
・「森永のおいしい牛乳」に対する評価アンケート
調査対象:首都圏在住の35~54歳の女性

森永乳業=https://www.morinagamilk.co.jp/


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