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マルハニチロ、エビとカニに関する調査2021、エビ・カニともに「外食」で食べるが第1位に、エビは「伊勢エビ」・カニは「タラバガニ」が一番人気

2021.12.09 19:41 更新

 マルハニチロは、「エビとカニに関する調査2021」を、11月9日~11月11日の3日間で、全国の15歳~59歳の男女で、エビとカニの両方を年に1回以上を食べている人を対象にインターネットリサーチで実施し、1000名の有効回答サンプルを集計した。その結果、どのようにしてエビを食べているかでは、1位「外食」2位「手料理」3位「冷凍食品」4位「総菜」5位「弁当」となった。一方、カニでは、「外食」がダントツ、2位「手料理」3位「冷凍食品」4位「総菜」5位「弁当」となった。

 全国の15歳~59歳の男女(2872名)に、エビとカニそれぞれについて食べる頻度を聞いた。 エビを食べる頻度では、「年に1回以上」食べる人の割合は80.3%となった。男女別にみると、「年に1回以上」食べる人の割合は、男性では79.1%、女性では81.1%となった。年代別にみると、「年に1回以上」食べる人の割合が最も高くなったのは50代(89.2%)、最も低くなったのは20代(75.5%)だった。また、エリア別にみると、「年に1回以上」食べる人の割合が最も高くなったのは北海道・東北(83.0%)、最も低くなったのは九州・沖縄(73.9%)だった。

 カニを食べる頻度では、「年に1回以上」食べる人の割合は54.9%となった。男女別にみると、「年に1回以上」食べる人の割合は、男性では58.2%、女性では52.6%となった。年代別にみると、「年に1回以上」食べる人の割合が最も高くなったのは50代(60.3%)、最も低くなったのは20代(51.5%)だった。また、エリア別にみると、「年に1回以上」食べる人の割合が最も高くなったのは近畿(57.9%)、最も低くなったのは九州・沖縄(45.4%)だった。

 エビとカニの両方を年に1回以上食べている15歳~59歳の男女1000名(全回答者)に、どのようにしてエビを食べているか聞いたところ、「外食」が最も高く58.2%、次いで、「手料理(食材を買って料理)」が43.1%、「冷凍食品」が34.9%、「総菜」が32.0%、「弁当」が29.1%となった。お店で食べるという人が半数を超えたが、手料理や冷凍食品で食べるという人も少なくないとわかった。 男女別にみると、「手料理」(男性36.4%、女性49.8%)や「冷凍食品」(男性30.4%、女性39.4%)では女性のほうが10ポイント前後高くなった。他方、「弁当」(男性32.8%、女性25.4%)では男性のほうが7.4ポイント高くなった。「冷凍食品」と回答した割合は、50代では44.5%と他の年代より高くなり、「総菜」と回答した割合は、40代では40.5%と他の年代に比べて高くなった。 また、「手料理」と回答した割合は、近畿では50.6%と他のエリアと比べて高くなり、「冷凍食品」と回答した割合は、北陸・甲信越では44.2%と他のエリアと比べて高くなった。

 全回答者(1,000名)に、最も好きなエビの種類を聞いたところ、1位「伊勢エビ」(26.0%)、2位「甘エビ(ホッコクアカエビ)」(16.4%)、3位「クルマエビ」(9.1%)、4位「ブラックタイガー」(8.4%)、5位「ボタンエビ」(7.8%)となった。「伊勢エビ」と回答した割合は、男性では28.8%、女性では23.2%と男性のほうが高くなり、「甘エビ」と回答した割合は、男性では12.6%、女性では20.2%と女性のほうが高くなった。ぷりぷりで食べ応えのある伊勢エビが好きという人は男性で多くなり、とろけるような甘みが特長の甘エビが好きという人は女性で多くなった。年代別にみると、10代では「甘エビ」(26.0%)が1位、その他の年代では「伊勢エビ」(20代23.0%、30代22.0%、40代29.0%、50代35.5%)が1位となった。 エリア別にみると、北海道・東北と北陸・甲信越では「甘エビ」(北海道・東北25.0%、北陸・甲信越21.2%)が1位、その他のエリアでは「伊勢エビ」(関東28.0%、東海30.1%、近畿28.1%、中国・四国26.0%、九州・沖縄36.4%)が1位だった。

 全回答者(1000名)に、どのようなときにエビ料理を食べたいか聞いたところ、「普段の食事で(外食含む)」(70.3%)が最も高く、次いで、「贅沢をしたいとき」(41.5%)、「旅行で」(27.8%)、「おせち料理で」(17.7%)、「お正月(おせち料理除く)」(16.5%)となった。特別な日の食事に限らず、普段の食事でエビ料理を楽しみたいと思う人が多いようだ。 男女別にみると、「贅沢をしたいとき」(男性38.8%、女性44.2%)や「おせち料理で」(男性14.6%、女性20.8%)、「お正月(おせち料理除く)」(男性13.4%、女性19.6%)、「記念日(結婚記念日や誕生日など)」(男性10.0%、女性17.2%)では男性に比べて女性のほうが高くなった。特別な日の食事でエビ料理を味わいたい人は男性に比べて女性に多いようだ。 また、「贅沢をしたいとき」と回答した割合は、北海道・東北では50.0%と他のエリアと比べて高くなり、「おせち料理で」と回答した割合は、近畿(24.2%)と中国・四国(27.3%)では他のエリアと比べて高くなった。おせち料理にエビ料理は欠かせないと考える人は近畿や中国・四国地方に多いのではないだろうか。

 全回答者(1000名)に、好きなエビ料理を聞いたところ、1位は「エビフライ」(51.3%)、僅差で2位は「エビの天ぷら」(49.4%)、3位「エビチリ」(46.1%)、4位「エビの寿司」(41.7%)、5位「エビマヨ」(36.7%)となった。 男女別にみると、「エビチリ」(男性40.0%、女性52.2%)や「エビマヨ」(男性30.6%、女性42.8%)といった中華料理で男女差が大きくなった。 年代別にみると、50代では「エビの天ぷら」(59.5%)が1位となった。 エリア別にみると、北海道・東北では「エビの天ぷら」(52.9%)が1位、北陸・甲信越と中国・四国、九州・沖縄では「エビチリ」(北陸・甲信越46.2%、中国・四国48.1%、九州・沖縄47.0%)が1位だった。

 全回答者(1000名)に、「エビの天ぷら」につけることが多いものと「エビフライ」につけることが多いものを聞いた。 エビの天ぷらにつけることが最も多いものをみると、1位「天つゆ」(51.9%)、2位「塩」(35.0%)、3位「しょうゆ」(5.7%)となり、「何もつけない」(3.2%)との回答もみられた。 「塩」と回答した割合は、男性では32.6%、女性では37.4%と女性のほうが高くなった。 年代別にみると、20代では「天つゆ」が42.5%、「塩」が42.0%と天つゆ派と塩派が拮抗する結果となり、その他の年代では天つゆ派が多数派となった。

 エビフライにつけることが最も多いものをみると、1位「タルタルソース」(44.5%)、2位「ソース」(33.8%)、3位「マヨネーズ」(6.5%)となり、「何もつけない」は5.7%でした。 「ソース」と回答した割合は、男性では37.4%、女性では30.2%と男性のほうが高くなった。 エリア別にみると、北海道・東北と関東では「ソース」(北海道・東北47.1%、関東42.4%)が1位、北陸・甲信越では「タルタルソース」と「ソース」が36.5%で同率1位、東海、近畿、中国・四国、九州・沖縄では「タルタルソース」(東海41.6%、近畿51.1%、中国・四国55.8%、九州・沖縄60.6%)が1位となり、ソース派は東高西低の傾向、タルタルソース派は西高東低の傾向にあることがわかった。

 全回答者(1000名)に、エビフライやエビの天ぷらのしっぽを食べるかどうか聞いたところ、「食べる」は45.5%、「食べない」は54.5%となった。 食べる人の割合は、男性では49.6%、女性では41.4%と男性のほうが高くなった。 年代別にみると、食べる人の割合が最も高くなったのは40代(49.5%)でした。 エリア別にみると、食べる人の割合は、北陸・甲信越では57.7%と高くなり、近畿では37.6%と低くなった。

 全回答者(1000名)に、エビを食べに行きたい都道府県を聞いたところ、「北海道」(47.3%)がダントツ、「三重県」(13.6%)が2位となり、3位「富山県」(11.6%)、4位「石川県」(9.3%)、5位「福井県」(5.5%)と北陸三県が続いた。北海道では甘エビやボタンエビ、北海シマエビ、幻のエビといわれるブドウエビが水揚げされる。多種多様なおいしいエビを味わう北海道旅行に行きたい人は多いのでは。また、伊勢エビの産地として有名な三重県、甘エビやトヤマエビ(ボタンエビ)、白エビの産地として有名な富山県も高い人気を博した。

 全回答者(1000名)に、どのようにしてカニを食べているか聞いたところ、「外食」が最も高く50.0%、次いで、「手料理(食材を買って料理)」が30.6%、「冷凍食品」が19.7%、「総菜」が12.8%、「弁当」が10.1%となった。エビと同様にお店で食べるという人が最も多くなった。 「冷凍食品」と回答した割合は、50代では25.5%と他の年代より高くなった。 また、「手料理」と回答した割合は、中国・四国では44.2%と他のエリアより高くなった。カニをスーパーで購入し、塩ゆでにしたり、カニ鍋やカニ汁にしたりして味わっている人が中国・四国には多いのでは。

 全回答者(1000名)に、最も好きなカニの種類を聞いたところ、1位「タラバガニ」(32.0%)、2位「ズワイガニ」(29.1%)、3位「毛ガニ」(7.9%)、4位「紅ズワイガニ」(4.9%)、5位「花咲ガニ」(1.9%)となった。タラバガニとズワイガニの人気が高い結果となった。年代別にみると、10代では「ズワイガニ」(33.0%)が1位、その他の年代では「タラバガニ」(20代29.5%、30代33.0%、40代39.5%、50代39.5%)が1位となった。 エリア別にみると、北海道・東北と関東、九州・沖縄では「タラバガニ」(北海道・東北28.8%、関東35.9%、九州・沖縄33.3%)が1位、北陸・甲信越と東海、近畿では「ズワイガニ」(北陸・甲信越30.8%、東海31.9%、近畿38.8%)が1位、中国・四国では「タラバガニ」と「ズワイガニ」が同率(27.3%)1位だった。また、北海道・東北では「毛ガニ」が18.3%と他のエリアと比べて高くなり、北陸・甲信越では「紅ズワイガニ」が13.5%と他のエリアと比べて高くなった。

 全回答者(1000名)に、どのようなときにカニ料理を食べたいか聞いたところ、「贅沢をしたいとき」(65.3%)が最も高く、次いで、「旅行で」(38.1%)、「普段の食事で(外食含む)」(29.4%)、「お正月(おせち料理除く)」(28.9%)、「大晦日(おせち料理除く)」(21.0%)となった。エビ料理では、普段の食事で食べたいという人が最も多くなったが、カニ料理では、贅沢をしたいときや旅行に行ったときなど、特別な日の食事で食べたいという人が多いようだ。「お正月(おせち料理除く)」と回答した割合は、男性では20.4%、女性では37.4%と女性のほうが17.0ポイント高くなりました。 また、「旅行で」と回答した割合は、50代では47.5%と突出して高くなった。エリア別にみると、どのエリアでも「贅沢をしたいとき」が1位でしたが、2位では違いがみられ、北海道・東北と北陸・甲信越では「普段の食事で(外食含む)」(北海道・東北33.7%、北陸・甲信越36.5%)が2位、その他のエリアでは「旅行で」(関東37.6%、東海41.6%、近畿45.5%、中国・四国35.1%、九州・沖縄36.4%)が2位だった。カニの産地を抱える北海道・東北や北陸・甲信越では比較的安くカニが手に入るため、普段の食事にカニ料理を取り入れたいと考える人が多いのでは。

 全回答者(1000名)に、好きなカニ料理を聞いたところ、1位は「カニクリームコロッケ」(45.1%)、2位は「ゆでガニ」(40.0%)、3位「カニの刺身」(33.6%)、4位「カニしゃぶ」(32.5%)、5位「カニチャーハン」(31.1%)となった。ゆでガニやカニの刺身のようにカニをダイレクトに味わう料理に比べてカニクリームコロッケのほうが人気のようだ。男女別にみると、「カニクリームコロッケ」(男性39.8%、女性50.4%)や「カニグラタン」(男性21.2%、女性33.6%)、「カニのパスタ(トマトクリームパスタなど)」(男性14.8%、女性31.6%)といった洋食で男女差が大きくなった。年代別にみると、50代では「ゆでガニ」(50.5%)が1位だったが、その他の年代では「カニクリームコロッケ」(10代40.5%、20代39.5%、30代46.0%、40代51.0%)が1位だった。また、50代では「焼きガニ」(45.5%)が3位となった。50代にはカニをダイレクトに味わう料理が好きという人が多いようだ。エリア別にみると、北海道・東北では「ゆでガニ」(44.2%)が1位でした。また、近畿では「カニしゃぶ」が42.1%、「焼きガニ」が39.3%と、いずれも他のエリアと比べて高くなった。

 全回答者(1000名)に、カニをきれいに食べる自信はあるかどうか聞いたところ、「ある」は36.2%、「ない」は63.8%となった。カニをきれいに食べる自信がある人は少数派のようだ。自信がある人の割合は、男性では39.6%、女性では32.8%と男性のほうが高くなった。年代別にみると、自信がある人の割合が最も高くなったのは40代(41.5%)、最も低くなったのは20代(32.5%)だった。エリア別にみると、自信がある人の割合は、北陸・甲信越と中国・四国では48.1%となり、カニの産地を抱える両エリアが他のエリアと比べて高くなった。他方、最も低くなったのは東海(27.4%)だった。

 全回答者(1000名)に、カニを食べに行きたい都道府県を聞いたところ、「北海道」(71.0%)がダントツ、2位は「福井県」(18.8%)、3位は「石川県」(14.6%)、4位「鳥取県」(10.1%)、5位「兵庫県」(8.2%)となった。タラバガニや毛ガニを食べに北海道に行きたい人が多いのでは。また、2位の福井県は“越前ガニ”、3位の石川県は“加能ガニ”というズワイガニの産地だった。ズワイガニを食べに北陸地方に行きたいと思う人は多いようだ。

 全回答者(1000名)に、エビとカニではどちらが好きか聞いたところ、「エビが好き」が13.9%、「ややエビが好き」が17.9%で合計した「エビが好き(計)」は31.8%、「どちらも同じくらい」が28.7%となり、「ややカニが好き」が17.2%、「カニが好き」が22.3%で合計した「カニが好き(計)」は39.5%になった。エビ派に比べてカニ派のほうが多いことがわかった。男女別にみると、男性では「エビが好き(計)」が26.6%、「カニが好き(計)」が45.2%とカニ派が多数だったが、女性では「エビが好き(計)」が37.0%、「カニが好き(計)」が33.8%とエビ派が多数となった。 年代別にみると、40代では「エビが好き(計)」が31.5%、「カニが好き(計)」が30.5%とエビ派とカニ派が拮抗する結果となったが、その他の年代ではカニ派が多数となった。 エリア別にみると、北陸・甲信越と九州・沖縄では「エビが好き(計)」(北陸・甲信越34.6%、九州・沖縄42.4%)が、「カニが好き(計)」(北陸・甲信越32.7%、九州・沖縄36.4%)を上回る結果となった。

 続いて、全回答者(1000名)に、エビとカニの両方を使うことがある5つの料理(天ぷら、寿司、グラタン、刺身、チャーハン)について、エビとカニではどちらが好きか聞いたところ、「天ぷら」(「エビが好き(計)」70.7%、「カニが好き(計)」12.1%)ではエビ派が圧勝という結果となった。また、「寿司(どちらもネタはゆでたもの)」や「グラタン」、「刺身」でもエビ派(寿司46.6%、グラタン40.6%、刺身40.0%)が多数となった。他方、「チャーハン」(「エビが好き(計)」28.5%、「カニが好き(計)」37.6%)ではカニ派が多数だった。

 「シャコ(蝦蛄)はエビの仲間ではないこと」では「知っていた」は44.6%、「知らなかった」は55.4%となった。シャコとエビは見た目がよく似ているためシャコはエビの仲間だと思っていた人が多いのでは。両者は同じ甲殻類だが、シャコは口脚目に属し、エビは十脚目に属している。 「松葉ガニと越前ガニは産地が違うだけで同じズワイガニであること」では「知っていた」は40.1%、「知らなかった」は59.9%となった。松葉ガニは山陰地方の日本海で水揚げされるズワイガニ、越前ガニは越前地方の日本海で水揚げされるズワイガニ。「タラバガニはカニではなくヤドカリの仲間であること」では「知っていた」は41.5%、「知らなかった」は58.5%となった。タラバガニは名前に“カニ”がつくためカニの仲間だと思っていた人が多いのでは。タラバガニは異尾下目(ヤドカリ下目)に属し、カニよりはヤドカリに近い仲間となる。

[調査概要]
調査タイトル:エビとカニに関する調査2021
調査対象:ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする 全国の15歳~59歳の男女で、エビとカニの両方を年に1回以上を食べている人
調査期間:11月9日~11月11日の3日間
調査方法:インターネット調査
有効回答数:1000サンプル

マルハニチロ=https://www.maruha-nichiro.co.jp/


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