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ダイキン工業、インドア(室内)とアウトドア(屋外)の空気感調査、アウトドア活動したい気持ち「強くなった」が8割超に

2021.11.22 15:22 更新

 11月も後半に差し掛かり、東京近郊や京都などの人気観光地でも紅葉の見ごろを迎えている。緊急事態宣言も明け、秋の行楽シーズンも盛り上がりを見せつつある中、11月23日は勤労感謝の日であり、前後で連休をとって、外出を計画している人も多いのでは。

 コロナ禍ではテレワークや外出の自粛要請によって、多くの人々が在宅で過ごす時間が長くなったと思われる。一方で三密を回避するレジャーとして、近年ブームにあった登山、キャンプ等のアウトドア活動に一層注目が集まっている。その背景には在宅時間の増加とともに、屋外の新鮮な空気を吸いたいという欲求が高まっていることも推測される。こうした潜在的な意識や思いが、人々を屋外に駆り立てているのでは。

 そこで空調専業メーカー・ダイキンは、このたび実施した「現代人の空気感調査」の中で、在宅時間が増えたことでインドア(室内)とアウトドア(屋外)の空気に対する意識・行動がどのように変化しているのか、その実態について東京の男女400名を対象に調査を行った(2021年11月8日発表)。

 秋の行楽シーズンの中、人々のアウトドア活動への意欲の変化やアウトドアに求めているものなどについて、今回の「インドア(室内)とアウトドア(屋外)の空気感調査」から抜粋して紹介しよう。この調査結果も参考に、この秋に山などへの外出を考えている人には、改めて“空気”についても意識してみてほしいという。

 今回調査を実施した東京在住の400名のアウトドアユーザーの人々は、秋の行楽シーズンの中どんな思いを持っているのだろうか。「コロナ禍でテレワーク、ステイホームが続く中、アウトドア活動に対するあなたの気持ちに変化はあったか」と聞いたところ、コロナ自粛の影響もあってか、8割超(82.5%)がアウトドア活動したい気持ちが「強くなった」(「とても強くなった」「やや強くなった」)と回答している。今回の調査では、約7割(68.0%)の人が在宅時間の増加の中で室内の空気に「息苦しさ」や「よどみ」を感じると回答しており、そうした環境に対する不満の裏返しとして、屋外に出たい気持ちが強くなったのかもしれない。

 コロナ禍でアウトドア活動した人の中には、コロナ禍でデビューした新規アウトドアユーザーも含まれている。今回の調査対象に、「あなたはアウトドアをいつ頃から始めたか」と聞いたところ、約2割(21.8%)が「1年くらい前(2020年以降、コロナ禍の中で始めた)」と回答している。コロナ禍でも一定数の新規アウトドアユーザーが誕生しているようだ。

 また、アウトドア活動に対する気持ちの高まりを踏まえ「あなたがアウトドア活動をしたいと思う季節はいつか」と聞いたところ、全体で最も多かったのは「秋」(74.3%)だった。また、アウトドア歴10年以上のベテランユーザーでは、「秋」を選んだ人は約9割(86.0%)と、全体の数値を10ポイント以上、上回っている。

 長引くコロナ禍の中で、多くの人がアウトドアに駆り立てられた理由は何だったのでしょうか。「コロナ禍の中、あなたがアウトドア活動を行う目的は何か」と聞いたところ、これまでブームを牽引してきた、いわゆる“映える景色”(「キレイな景色」65.0%)や“キャンプ飯”(「アウトドアご飯」49.3%)を抑えて、最も多かったのは「キレイな空気を感じること/吸うこと」(74.0%)だった。この傾向はコロナ禍デビューの新規アウトドアユーザーほど強くみられる。コロナ禍でアウトドア活動を始めた理由としてまず想像されるのは「3密を回避してレジャーを楽しむ」だと思われたが、その3倍以上の回答となったのが、「キレイな空気を感じること」だった。やはり在宅による室内空気への不満が、人々をアウトドアに駆り立てている側面もありそうだ。

 コロナ禍で外出が制限される中、既存のアウトドアユーザーには相当なストレスが溜まっているように思われるが、実はベテランアウトドアユーザーはこの状況に上手く対応して、室内空気の課題をそれほど感じずに過ごすことができているようだ。「自宅の空気に息苦しさや、よどみのようなものを感じることがありますか」という問いに対して、ベテランアウトドアユーザーは「感じる」(「よく感じる」「たまに感じる」)が47.3%で、全体の68.0%と比べると20.7ポイントも下回っていた。

 この理由として考えられるのは、ベテランアウトドアユーザーが空気課題に対して行っている様々な対処法にあるという。ベテランアウトドアユーザーは「窓を開ける/換気する」(78.8%)はもちろん、「近所を散歩する」(76.9%)や「近所をウォーキング、ジョギング、ランニングする」(73.1%)人が多く、「外」の空気とつながる手段を意識的・無意識的に、いくつも講じることで、心身ともにリフレッシュ出来ているのではないだろうか。ベテランアウトドアユーザーは、コロナ禍における「空気の達人」といってもいいのかもしれない。

 秋も深まり日に日に寒さが増すこの季節。屋外の新鮮な空気を味わうことも大事だが、室内の空気環境も気になる。暖房の使用をはじめたり、空気の乾燥に悩む人も多いのでは。ダイキン工業では、自社ウェブサイトでエアコン暖房の節電に繋がる使い方や、加湿空気清浄機による乾燥の対策などを紹介している。自社ショールーム(東京:新宿/大阪:梅田)で実際の製品を前に、エアコンや空気清浄機の上手な活用方法を紹介することもできるので、気軽に相談してほしいとのこと。

ダイキン工業=https://www.daikin.co.jp/


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