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ライオン、コロナ禍での手洗い実態調査、食事前に必ずハンドソープ(固形石けん含む)で手を洗う人は4割未満

2021.10.06 19:18 更新

 ライオンは、昨今の社会情勢の変化によって手洗いの重要性が認識されている中、全国の20~69歳の男女5000名を対象に、コロナ禍での手洗い実態を調査した。その結果、外出先から自宅や会社などに戻った際、必ずハンドソープ(固形石けん含む)で手洗いしている人は約7割いるのに対し、自宅で食事前に、必ずハンドソープで手を洗う人は4割未満という結果だった。家の中はキレイだから、食事前には手を洗わなくても大丈夫という意識があるようだ。

 厚生労働省が感染予防のポイントの一つに「手洗い」をあげているように、細菌やウイルスを体内に入れないためには、普段から丁寧に手を洗うことが大切とされている。「いただきます」の前には、必ずハンドソープなどでしっかり手を洗って清潔にすることが重要と考える。そこで、同社衛生マイスターから、家の中でも食事前には必ずハンドソープなどで手洗いを行うことの重要性について紹介している。

 まず、1日の手洗い回数について調べた。1日に4回以上手洗いしている人が約8割で、ほとんどの人が手洗いを行っていることがわかった。また、全体の1日あたりの手洗い回数の平均は8.9回だった。

 外出先から自宅や会社に戻った際、約7割の人が毎回手洗いを必ず行い、ハンドソープも毎回使用していることがわかった。一方、外出先から戻った際、手を洗わないとした人が5.5%おり、手洗いはするがハンドソープを全く使わない人も7%いた。

 自宅で食事をする前に必ずハンドソープで手を洗う人は約36%おり、手を洗っていない人は2割もいることがわかった。また、前述の「外出先から戻った際の手洗い」と比べると、必ずハンドソープで手洗いする人の割合が、約半数になっていることもわかった。なぜ、自宅での食事前に手洗いをしないのか理由を聞いたところ、「家の中だから大丈夫という変な安心感」「家の中はきれいだから」「面倒だから」などという意見があった。

 家の中では手は汚れていないので、食事前には手を洗わなくても大丈夫と思っている人がいるのでは。実は、家の中でも手が汚れている可能性があるとのこと。そこで、ライオン 衛生マイスター藤井日和氏が、家の中でも食事前には必ずハンドソープなどを使用し、しっかり手洗いをする重要性について紹介する。

 今回の調査では、外出先から帰ってきた時はハンドソープを使ってしっかり手を洗っていても、自宅での食事前にしっかり手を洗っている人は少ない結果だった。家の中は意外に汚れている。特に、「冷蔵庫のドア」「ぬいぐるみ」「リモコン」は、「玄関やトイレのドア」に比べて汚れていることがわかっている(参考:家の中やぬいぐるみには汚れがいっぱい?食事やおやつ前の手の消毒を習慣に)。

 次に、家の中であっても人から人へ物を介して菌が移る様子を実験で確認した。食事の準備で野菜を洗った人が冷蔵庫のドアを触り、その後、手洗いしたきれいな手で別の人が冷蔵庫のドアを触り、菌がどれだけついているのかをみてみた。その結果、野菜を洗った人の手についた菌が、冷蔵庫のドアを介して別の人のきれいな手に移っていることがわかった。もし、手を洗わずに食事やおやつを食べてしまうと、身体内に菌が入っていく可能性があるので注意が必要となる。

 家の中では「手は汚れていないので大丈夫」と思っていても、汚れている可能性があるので、「いただきます」の前には、必ずハンドソープなどを使って手洗いをしてほしい。洗面所が遠く、手を洗うのは少し面倒と感じる時には、手指消毒剤も便利。ライオン グループは、「次世代ヘルスケアのリーディングカンパニーへ」を経営ビジョンに掲げ、「よりよい習慣づくりで、人々の毎日に貢献する」を企業のパーパス(存在意義)として活動を行っている。提供価値領域の1つである「インフェクションコントロール」の取り組みの一環として、衛生を中心とした生活習慣づくりによって、今後も生活者の人々とともに、清潔に暮らせる社会の実現に向け、貢献していく。

[調査概要]
定量調査
 期間:7月12日(月)~7月14日(水)
 方法:インターネット調査
 対象:20~69歳男女5000名
定性調査
 調査日:9月21日(火)
 方法:オンラインのチャット機能を使ったインターネット調査にて食事前に手を洗わない理由をヒアリング
 対象:20~75歳男女 315名

ライオン=https://www.lion.co.jp/ja/


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