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矢野経済研究所、フェムケア&フェムテック(消費財・サービス)市場のアンケート、20~60代の女性1万252人の「吸水ショーツ」の認知度は48.0%

2021.10.22 12:17 更新

 矢野経済研究所は、フェムケア・フェムテック(消費財・サービス)市場のアイテム・サービスの認知度や購入・利用状況、女性特有の健康の悩み・不調への対処方法等について消費者アンケート調査を実施した。各アイテム・サービスへの認知度や購入・利用状況について発表した。全国の20代から60代の女性1万252人の「吸水ショーツ」の認知度は48.0%と最も高い結果になる一方で、購入・利用経験率は17.6%にとどまった。今後の購入・利用意向の比率が高いのは更年期ケア系のアイテム・サービスであることもわかった。

 2021年9月に全国の20代~60代の女性10252名に対して、フェムケア・フェムテック(消費財・サービス)市場に関するアンケート調査を実施した。

 各アイテム・サービスについて知っているか尋ねたところ、「吸水ショーツ」(48.0%)、「布ナプキン」(47.9%)、「生理管理アプリ」(40.0%)など生理(月経)系アイテム・サービスの回答率が高い結果となった。

 「吸水ショーツ」は、今回調査対象とした各分野のフェムケア&フェムテックアイテムのうち、最も高い比率となり、注目度の高さがうかがえる結果となった。ただ、「吸水ショーツ」について購入したことがあるかを尋ねると17.6%にとどまり、認知度との差があることがわかった。

 また、「月経カップ/ディスク」は「吸水ショーツ」とともにフェムテック、フェムケアのポップアップやメディアで取り上げられることが多い。今回の調査結果を比較してみると、「月経カップ/ディスク」の認知度は33.5%と「吸水ショーツ」に比べて低くなったものの、全体での認知度では上位に入り、関心は高いものとみられる。しかし、購入率を見ると、「月経カップ/ディスク」は3.2%と非常に低い結果になり、認知度は高いものの、まだ購入には至っていない状況が明らかになった。

 「吸水ショーツ」および「月経カップ/ディスク」の「購入・利用経験ないが、購入・利用意向あり」と答えた人は、「吸水ショーツ」が18.5%、「月経カップ/ディスク」が14.3%となり、これまで購入に至っていなかった人も様子見をする中で、今後、何らかのきっかけで購入する可能性は十分あると考えられる。

 すでに認知している各アイテム・サービスについて「購入・利用経験ないが、購入・利用意向あり」と回答した比率をみると、更年期ケア系やウィメンズヘルスケア系分野への関心がより高い結果となった。

 特に更年期ケアアイテム・サービスについては、「購入・利用経験ないが、購入・利用意向あり」と答えた人の比率が、どのアイテム・サービスにおいても20~30%以上となっており、他の分野に比べて、こうしたアイテムやサービスを使って自分をケアすることへの関心が高いという調査結果となった。

[調査要綱]
調査期間:9月
調査対象:全国の20代から60代の女性10,252人
調査方法:インターネットモニターを対象としたアンケート調査 [小売価格]5万5000円(税込)

矢野経済研究所=https://www.yano.co.jp/


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