データ・リポート

ソニー生命、シニアの生活意識調査2021、最近1年間の"孫消費"平均は昨年から8033円減少の10万4682円に

2021.09.10 18:36 更新

 ソニー生命は、シニアの生活に対する意識と実態を明らかにするため、今年で9回目となる「シニアの生活意識調査」を行った。その結果、シニアの現在の楽しみでは、1位「旅行」2位「テレビ/ドラマ」3位「映画」4位「グルメ」5位「読書」となった。最近1年間の“孫消費”平均は10万4682円と、昨年から8033円減少した。シニアのスマホ利用の目的トップ5は、「通話」「メール」「ネット検索」「ニュース閲覧」「天気予報チェック」だった。

 全国のシニア(50歳~79歳)の男女1000名(全回答者)に、現在の楽しみを聞いたところ、1位「旅行」(44.6%)、2位「テレビ/ドラマ」(36.0%)、3位「映画」(26.7%)、4位「グルメ」(25.4%)、5位「読書」(24.2%)となった。男女別にみると、「ファッション」(男性5.4%、女性20.4%)では男性と比べ女性のほうが15.0ポイント高くなった。“オシャレ”を楽しんでいるシニア女性は少なくないようだ。他方、「スポーツ」(男性28.4%、女性14.2%)や「自動車」(男性23.2%、女性2.4%)では女性と比べ男性のほうが高くなった。

 昨年の結果と比較すると、「健康」は2020年26.6%→2021年18.8%と7.8ポイントの大幅下降、「子ども/孫」は2020年23.3%→2021年15.1%と8.2ポイントの大幅下降となった。緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が多くの地域で実施される状況が続き、健康不安が強い状態やストレスフルな状態となるシニアや、子どもや孫と楽しい時間を過ごす機会が減ってしまい残念に思うシニアが増えているのではないかとみられる。

 シニアは“楽しみ”に対して、どのくらい出費をしているのだろうか。旅行やグルメにかけている金額について質問した。現在の楽しみを“旅行”と回答したシニア(446名)に、旅行に対する1ヵ月の出費を聞いたところ、平均額は2.4万円となった。続いて、現在の楽しみを“グルメ”と回答したシニア(254名)に、グルメに対する1ヵ月の出費を聞いたところ、平均額は1.6万円となった。昨年の結果と比較すると、2020年1.3万円→2021年1.6万円と0.3万円の増加となった。宅配・デリバリーやテイクアウトなど、新しいグルメの楽しみ方を満喫するシニアが増えているのではないかみられる。

 また、現在の楽しみを“パートナー(妻・夫・恋人)”と回答したシニア(162名)に、パートナー(妻・夫・恋人)に対する1ヵ月の出費を聞いたところ、平均額は2.0万円となった。昨年の結果と比較すると、2020年1.3万円→2021年2.0万円と0.7万円の大幅増加となった。パートナーと過ごす時間を充実させるためや、パートナーへプレゼントを贈り愛情や感謝を伝えるために、昨年に比べて支出を増やしているようだ。

 シニアが孫のために使ったお金について質問した。孫がいるシニア(313名)に、この1年間で、孫のためにどのようなことにお金を使ったか聞いたところ、1位「おこづかい・お年玉・お祝い金」(71.6%)、2位「おもちゃ・ゲーム」(39.3%)、3位「一緒に外食」(38.3%)、4位「衣類などファッション用品」(33.5%)、5位「本・絵本」(24.9%)となった。昨年の結果と比較すると、「衣類などファッション用品」が2020年26.6%→2021年33.5%と6.9ポイントの上昇となった一方、「一緒に外食」は2020年46.6%→2021年38.3%と8.3ポイントの下降、「一緒に旅行・レジャー」は2020年22.2%→2021年14.7%と7.5ポイントの下降となった。コロナ禍で孫と会う機会が減っている実状が孫消費の変化からうかがえる結果となった。

 この1年間で、孫のための出費をしたシニア(283名)に、孫のために使った金額を聞いたところ、「5万円~10万円未満」(24.7%)に回答が集まり、平均額は10万4682円となった。昨年の結果と比較すると、平均額は2020年11万2715円→2021年10万4682円と8033円の減少となった。

 孫がいるシニア(313名)に、新型コロナウイルスが収束したら、孫とどのようなことをしたいと思うか聞いたところ、1位「外食」(51.1%)、2位「旅行」(39.0%)、3位「公園で遊ぶ」(36.4%)、4位「会話」(28.8%)、5位「山・海で遊ぶ」(25.2%)となった。新型コロナウイルス収束後、孫とおいしい食事を楽しみたいと思っているシニアは多いようだ。男女別にみると、「公園で遊ぶ」(男性44.0%、女性29.4%)や「山・海で遊ぶ」(男性28.0%、女性22.7%)では女性と比べ男性のほうが高くなりました。男性シニアには孫と外で思いっきり遊びたいと思っている人が多いようだ。他方、「外食」(男性41.3%、女性60.1%)や「会話」(男性24.0%、女性33.1%)、「ショッピング」(男性17.3%、女性30.7%)では男性と比べ女性のほうが高くなった。女性シニアには孫との街ブラやコミュニケーションを楽しみたいと思っている人が多いのではないかとみられる。

 シニアがどのようなことにスマートフォンを利用しているのか質問した。全回答者(1000名)に、日頃、スマートフォンで行っていることを聞いたところ、1位は「通話」と「メール」(いずれも71.2%)、3位「インターネット検索」(56.5%)、4位「ニュース閲覧」(55.5%)、5位「天気予報チェック」(54.0%)となった。通話やメールといった日常の連絡や、くらしに欠かせない情報の入手にスマートフォンを利用しているシニアが多いようだ。男女別にみると、「メッセージアプリ(LINEなど)」(男性41.8%、女性56.0%)では男性と比べて女性ほうが14.2ポイント高くなった。また、「写真撮影」(男性42.2%、女性48.2%)や「電卓」(男性34.6%、女性43.0%)、「時間確認(時計代わり)」(男性35.2%、女性40.4%)では女性のほうが5.0ポイント以上高くなった。

 昨年の結果と比較すると、「天気予報チェック」(2020年48.6%→2021年54.0%)や「写真撮影」(2020年39.0%→2021年45.2%)、「電卓」(2020年33.6%→2021年38.8%)、「時間確認(時計代わり)」(2020年29.8%→2021年37.8%)では、昨年より5.0ポイント以上上昇した。カメラや電卓、時計の代わりに使う機器としてスマートフォンを利用するシニアは増えているようだ。

 全回答者(1000名)に、好きな芸能人を聞いたところ、1位「綾瀬はるかさん」、2位「タモリさん」、3位「吉永小百合さん」「明石家さんまさん」「嵐」となった。男女別にみると、男性回答では1位「綾瀬はるかさん」、2位「タモリさん」、3位「ビートたけしさん」と「明石家さんまさん」となり、女性回答では1位「嵐」、2位「綾瀬はるかさん」と「佐藤健さん」となった。主演女優を務める機会が多く、演技力にますます磨きがかかる綾瀬はるかさんは、男性シニア、女性シニアの両方から支持を集めていることがわかった。

 次に、全回答者(1000名)に、今年、心に響いた歌を聞いたところ、1位「カイト(嵐)」、2位「うっせぇわ(Ado)」、3位「君が代」と「糸(中島みゆき)」、5位「ドライフラワー(優里)」でした。嵐は2020年に活動を休止したが、NHKの五輪番組で流れた「カイト(嵐)」はダントツとなった。また、過激な歌詞で話題になった「うっせぇわ(Ado)」が2位だった。男女別にみると、男性回答では「うっせぇわ(Ado)」「カイト(嵐)」「君が代」の3曲が1位に並び、女性回答では「カイト(嵐)」がダントツだった。

[調査概要]
調査タイトル:シニアの生活意識調査2021
調査対象:ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする全国の50歳~79歳の男女
調査期間:8月5日~8月6日
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
有効回答数:1000サンプル(有効回答から性別×年代区分が均等になるように抽出)

ソニー生命=https://www.sonylife.co.jp/


このページの先頭へ