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「のむヨーグルト」に関する調査、手軽なたんぱく質摂取方法として「のむヨーグルト」に注目、"のむヨーグルト男子"が実践する飲み方第1位は「ヨーグルトコーヒー」

2021.09.09 15:35 更新

 生活者の“健康と暮らし”に関する情報を発信するポータルサイト「マイライフニュース」を運営するヒューマン・データ・ラボラトリは、「のむヨーグルトの喫食状況」を知るため、数か月に1回以上の頻度でヨーグルトを食べる(固形タイプ以外の飲むタイプも全て含む)全国の男女1000名を対象にアンケート調査を実施した(実施時期:6月3日~4日)。

 長引く自粛生活の中で、「ヨーグルト」を定期的に食べている1000名のうち、 「ヨーグルト」の喫食頻度・量が増加した人は、全体の38.2%だった。また、この38.2%の中で、「のむヨーグルト」を飲む頻度・量が増加した割合をみると、男性20代が約8割(79.0%)でトップとなった。そこで今回、「のむヨーグルト」を飲んでいる男性20代にフォーカスを当て、その喫食傾向を分析した結果、「たんぱく質を摂取する」ために「のむヨーグルト」を飲んでいる人が多く(27.5%)、全年代を通じて最も割合が高いことがわかった。「のむヨーグルト」を飲むタイミングについても、「トレーニング・運動後」に飲んでいる割合は、全体に比べて約3倍にのぼった。これらの結果から、手軽なたんぱく質摂取方法として、特に若年男性から「のむヨーグルト」が注目されていることが考えられる。また 男性20代が「のむヨーグルト」と組み合わせて飲んでいる食材の第1位は「コーヒー」だった。この結果を踏まえて、「のむヨーグルト」でたんぱく質を摂取するメリットや、トレーニングにおすすめの組み合わせについて、近畿大学 生物理工学部准教授の谷本道哉先生に聞いた。

 今回の調査では、定期的にヨーグルトを食べる全国の男女1000名を対象にアンケート調査を実施した結果、「ヨーグルト」の喫食頻度・量が増加した人は、全体の38.2%となった。さらに、その38.2%の中で「のむヨーグルト」を飲む頻度・量の変化について聞いてみると、「増えた」という人が63.8%(「とても増えた」21.2%+「やや増えた」42.6%)と6割以上を占めた。性年代別に見てみると、男性20代では、「増えた」という人が79.0%(「とても増えた」25.8%+「やや増えた」53.2%)と8割弱の割合を占め、全年代でトップとなった。

 では、「のむヨーグルト」を飲用している男性20代は、どのような理由で「のむヨーグルト」を飲んでいるのだろうか。男性20代では、4人に1人(27.5%)が「たんぱく質を摂取するため」に「のむヨーグルト」を飲んでいることがわかった。この割合は、全年代を通じても男性20代が最も高い結果となった。

 「のむヨーグルト」を飲用する男性20代が、「のむヨーグルト」を飲む食事のタイミングについて調べると、「朝食」が最も多く、52.9%を占めた。牛乳の代わりとして、朝食に「のむヨーグルト」を飲んでいる男性20代も多いと思われる。

 次に、「のむヨーグルト」を飲用している20代男性は、どんな場面で「のむヨーグルト」を飲むことが多いのかを分析したところ、「トレーニング・運動後」と回答した人の割合(15.7%)が、全体(5.7%)に比べて約3倍に達することがわかった。たんぱく質は、筋肉をつくる重要な栄養素であることから、「たんぱく質の摂取」を目的に「のむヨーグルト」を積極的に飲む20代男性の実態が浮き彫りとなった。

 「のむヨーグルト」を飲用している20代男性は、どんな食材と組み合わせて「のむヨーグルト」を飲んでいるのかを調べてみると、第1位は「コーヒー」(12.7%)だった。次いで、「シリアル(グラノーラ、コーンフレーク、オートミール等)」(11.8%)と「牛乳」(11.8%)が同率で第2位。以下、「はちみつ」(10.8%)、「炭酸水」(9.8%)、「アイス」(9.8%)と続いた。

 今回の調査結果を受けて、近畿大学 生物理工学部准教授の谷本道哉先生は、「『のむヨーグルト』には、だいたい200mlで6~7gのたんぱく質が含まれている。固形のヨーグルトと比べても、たんぱく質の含有量や吸収率は、ほとんど変わらないが『のむヨーグルト』の大きなメリットは、たんぱく質を手軽に摂取できるという点。『のむヨーグルト』は、スプーンなどを用意することなく、飲みたい時に、いつでも、どこでも飲むことができ、シーンを問わずにたんぱく質を補給できる。また、ダイエットをしている人にとっては、『のむヨーグルト』は、脂肪分が比較的低い商品が多いため、太りにくいというメリットもある」と、「のむヨーグルト」でたんぱく質を摂取するメリットを指摘する。

 「今回の調査では、たんぱく質を摂取することを目的に『のむヨーグルト』を飲んでいる20代男性が多いことがわかった。たんぱく質は、筋肉を作る材料となる重要な栄養素。20代の男性は、『体を鍛えたい』『カッコいい体を作りたい』と考えている人は多いはずなので、おいしくたんぱく質を手軽に補給できる食品として、『のむヨーグルト』を選んでいるのではないか。また、最近では、女性も健康や美容のために積極的に筋トレをするようになって筋トレ男子を受け入れる空気になり、“若い男子がこっそり体を鍛える”必要がなくなってきたことも、今回の調査結果に表れているかもしれない」と、20代男性が「たんぱく質摂取」のために「のむヨーグルト」を飲む理由について考察してくれた。

 「朝食では、最低でも10g、理想的には20gのたんぱく質を摂取することが推奨されている。しかし、若い男性は朝食を軽く済ませてしまう人が多く、たんぱく質の摂取量が足りていないと感じている。とはいえ、朝から肉や魚を食べるのは、若い男性には難しいのも実状だ。こうした点から、やはり手軽に摂れる『のむヨーグルト』は、朝食で足りていないたんぱく質を補うのに適しているといえる。例えば、食パン1枚では、たんぱく質を5g程度しか摂ることができないが、『のむヨーグルト』を加えるだけで10gを超えてくる」と、「のむヨーグルト」は朝食で不足しがちなたんぱく質を手軽に補給できると述べていた。

 「トレーニングや運動をした後は、筋肉にたんぱく質を取り込む能力が高い状態になっている。この時に、たんぱく質をしっかり摂取すると、筋肉の合成が高まる。そのため、トレーニングや運動後のタイミングにたんぱく質を摂ることは、筋肉をつくるためにとても重要になる。また、トレーニング・運動後には、エネルギー補給や疲労回復のために、速やかに糖質を摂ることも大切。たんぱく質と糖質が含まれる『のむヨーグルト』を、トレーニング・運動後に飲むことは水分補給も含めて理にかなっていると考えられる。トレーニングや運動に励んでいる人は、素早く手軽にたんぱく質と糖質を摂取できる『のむヨーグルト』は、栄養補給の選択肢の一つとしてうまく活用できると思う」と、トレーニング・運動後に「のむヨーグルト」を飲むのは効果的であると教えてくれた。

 「今回の調査で、『のむヨーグルト』を飲用している男性20代が『のむヨーグルト』と組み合わせている食品の第1位は『コーヒー』だった。近年、コーヒーには様々な健康作用があることがわかってきているが、運動との関連では、コーヒーに含まれるカフェインに脂肪の分解を進める作用があることが報告されている。例えば、運動をする30分~1時間前にコーヒーを飲んでおくと、運動中に脂肪が分解されて使われやすくなり、ダイエット効果の向上が期待できる。また、カフェインには覚醒作用もあるので、運動時のモチベーションが高まり、楽しくアグレッシブにトレーニングに取り組めるようになる」と、「コーヒー」は運動と相性が良い飲みものなのだという。「そこで、『コーヒー』と『のむヨーグルト』の組み合わせとして、運動をする前にコーヒーを飲んで、運動が終わった後には速やかに『のむヨーグルト』を飲むという方法が、トレーニング効果をアップさせるベストな飲み方ではないかと考えている。ただし、コーヒーの摂取はカフェインの作用で血圧が上がりやすい人もいるので注意が必要だ。特に血圧高めの人は、血圧計で様子を見ながら適量を把握したほうがよい。自分の血圧の状態を把握したうえで、無理のない範囲でコーヒーを取り入れるようにしてほしい」と、トレーニング効果がアップする「コーヒー」と「のむヨーグルト」の組み合わせ方をアドバイスしてくれた。

[調査概要]
調査期間:6月3日(木)~4日(金)
対象:数か月に1回以上ヨーグルトを食べる人 1000名
調査方法:インターネット調査
性別:男性 500名・女性 500名
年代:20代 250名・30代 250名・40代 250名・50代 250名

マイライフニュース=http://www.mylifenews.net/


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