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ニチバン、自粛痛と睡眠に関する調査、コロナ禍の平均睡眠時間は6.5時間と睡眠不調は深刻に

2021.08.31 15:41 更新

 ニチバンは、新型コロナウイルスによる生活様式の変化によって増加している体調不調を「自粛痛」と称し、実態調査や対策法を発信している。今回、9月3日の「睡眠の日」に先駆け、「コロナ禍の睡眠不調」について8月に20代から60代までの男女500名を対象に調査を実施した。その結果、その結果、感染拡大よって1年半が経過した現在、約3割の人で睡眠の質が下がり、日常生活にも影響を及ぼしていることが明らかとなった。

 新型コロナウイルス感染症拡大から1年半が経過し、国内では4度目の緊急事態宣言が発令され、長引く自粛生活に終息の兆しはまだ見えていない。6月に実施した同社の調査では、リモートワークなどの生活環境の変化によって約4割がコロナ禍で不調を抱えており、そのうちの6割が慢性化していることが明らかになった。

 先行きの見えない不安から精神的ストレスが身体の不調・痛みに与える影響は大きく、睡眠にも影響していると考えられる。そこで、9月3日の「睡眠の日」に先駆け、コロナ禍の睡眠の質・悩みに関する調査を実施した。

 コロナ禍における平均睡眠時間は6.5時間だった。「6時間以上7時間未満(34%)」との回答が最も多い結果となったが、20代は就寝時間が「早くなった(22%)」「遅くなった(17%)」「不規則になった(21%)」と、6割に変化が見られた。

 睡眠の質に関しては、「少し質が下がった(23.6%)」「とても質が下がった(5.2%)」の合計28.8%の人が「睡眠の質が下がった」と回答している。「コロナ禍が要因で眠れない・寝つきが浅くなったと感じるか?」という質問では、合計30.4%が感じていると回答し、睡眠不調が深刻であることがわかった。

 睡眠の課題は不眠だけではない。「コロナ禍で睡眠の質に悩んでいるか?」という質問に対し、27.6%が「はい」と回答し、特に20代は39%と平均と比べ高い結果となった。

 悩みを抱えていると回答した138名に具体的な悩みを聞いたところ、「熟睡できない(56.5%)」「夜寝付けない(51.4%)」が上位になった。

 また、「疲れや痛みが回復しない(38.4%)」「肩や腰の痛みで眠れない(24.6%)」など、痛みによる悩みを抱える方も一定数いることがわかった。

 さらに「睡眠の悩みの原因」を質問すると、「ストレスや不安(68.1%)」が最も多く、次いで「運動不足(52.2%)」や「生活リズムの乱れ(48.6%)」が多いことがわかり、やはりコロナ禍による精神的なストレス・在宅勤務の増加・慢性的な運動不足などの生活の変化が睡眠の質に大きく影響を及ぼしていると考えられる。

 「コロナ禍で身体の痛みが増えた」と回答した人は29.6%と、自粛生活によって起こった身体の不調や痛みである「自粛痛」を感じていることがわかった。特に20代は46%と他の世代と比べ、身体の痛みを感じているようだ。具体的な痛みの箇所は「肩(62.8%)」が最も高く、次いで「腰(59.5%)」「首(57.4%)」という結果となり、若年層はコロナ禍の睡眠の質の悩みで4番目に多かった「スマートフォンの見過ぎ(40.6%)」が影響していることも考えられる。

 「痛みが睡眠にも影響している」は合計81.1%と回答しており、痛みは精神的にも肉体的にも睡眠に与える影響が大きいことがうかがえる。

 睡眠に関する悩みの自由回答では、「在宅になり、動くことが少なくなり腰、肩、首が痛くなることが増えた。(24歳男性)」「向きを変える時に肩や首に痛みが走る。寝つきが悪い。(46歳女性)」などの悩みも散見された。

 睡眠に悩みがある人の中で、日常生活にも影響があると回答した人は83.3%と高く、「とても影響がある」は21.7%と、5人に1人が強く影響を感じている結
果となった。

 「睡眠の悩みの影響で感じるもの」については、「疲れやすくなった(65.9%)」と身体的な負担が最も多い結果となった。次いで「やる気が出ない、鬱々とする (47.%)」「不安感やネガティブな気持ちになる (43.9%)」「集中力が低下した(43.2%)」など精神面への影響が上位となった。

 「睡眠の改善に取り組んでいる」と回答したのは62.3%という結果となった。具体的な改善策としては、「ストレッチをする(46.5 %)」「運動する(45.3%)」「マッサージをする(36%)」が上位となった。また、「睡眠薬(27.9%)」を取り入れている人も一定数いることから、深刻さがうかがえる。

 睡眠に関する悩みの自由回答では、「気持ちがピリピリしてるので寝付けない(60歳女性)」「常に不安感があり、寝る前に思い出すと悶々としてしまい、目が冴えてしまう。対策がない(50歳女性)」など先行きの見えない不安感による睡眠の悩みがあった。

 今回の調査では、コロナ禍での睡眠の質が低下しており、睡眠の悩みは悪化していることが明らかになった。睡眠の質の低下の原因は、「ストレスや不安」などの精神的な影響だけでなく、「疲れや痛みが回復しない」「肩や腰の痛みで眠れない」と肉体的な悩みも大きいことがわかった。また、睡眠の質の低下から「首肩腰の痛みが増えた」という回答も多く、負のスパイラルに陥っていると考えられる。7月に実施した自粛痛の調査でも、コロナ禍での不調が慢性化している人が6割という結果となったが、今回の調査では睡眠悩みも1年以上悩んでいる人が5割以上と、慢性化していることがわかった。引き続き先行きの見えない自粛生活でも、体調改善を図ることが重要とみられる。

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ニチバン=https://www.nichiban.co.jp/


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