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江崎グリコ、全国一斉「ロカボ」実態調査、2人に1人が「ロカボ」を認知も正しい理解率はわずか14.8%

2021.07.01 15:19 更新

 江崎グリコは、全国の20~60代4700名を対象に、初めて「全国一斉『ロカボ』実態調査」を実施した。その結果、2人に1人が「ロカボ」を認知も、正しい理解率はわずか14.8%だった。認知率No.1は「山形県」と判明、経験率No.1は「宮城県」と「島根県」だった。

 「ロカボ」とは、同社も加盟する食・楽・健康協会が提唱する、「おいしく楽しく適正糖質」を摂る食生活のこと。極端な糖質制限とは異なり、糖質量を1食あたり20~40g、間食では10g以下に抑えることを推奨しており、「緩やかな糖質コントロール」として近年話題になっている。

 同調査では、コロナ禍によって全国の人々の健康への悩みや不安が増大している中、過半数がロカボという言葉を認知しながらも、正しい理解が十分に進んでいない実態が明らかになった。

 グリコグループではこれからも、おいしさと適正糖質を両立する商品を提供し、また適正糖質の正しい理解を促す活動をあわせて行うことで、人々が毎日の食事や間食を楽しみながらすこやかな生活を送ってもらえるよう、「おいしさと健康」の実現を目指していく考え。

 コロナ禍の影響で健康への不安や悩みは増加している。主な悩みは「運動不足」「ストレス」「肥満・メタボ」となった。健康に関する不安や悩みを抱えている割合はコロナ拡大前(2020年2月以前)に比べて10.3ポイント増加した。不安・悩みの第1位は「運動不足」で、コロナ拡大前に比べて6.2ポイント上昇した。2位以下は、「ストレス」、「肥満・メタボ」と続く。ストレスなく、日々の食生活から生活習慣予防に取り組めるロカボの潜在需要を感じさせる結果となった。

 ロカボという言葉を知っている人でも理解度は低く、ロカボ実践はハードルが高いと思われがちであることがわかった。ロカボという言葉について、2人に1人が知っていると回答。一方、「言葉の意味や内容を理解している」人はロカボ認知者の約1/3だった。

 さらに、「適正糖質を意識した食生活」というロカボの正しい内容理解者は認知者の14.8%とさらに低くかった。

 「カロリーや脂質もコントロールするものだ」というロカボへの誤解からか、ロカボ未経験者では「我慢が伴いそう」という印象を持つ人が3割を超えるなど、実践に対するネガティブなイメージもみられた。一方で、ロカボ実践者における継続理由の第1位は「極端な糖質制限をするわけではないので無理がない」であり、イメージと実態にギャップあった。

 認知率No.1は「山形県」、経験率No.1は「宮城県」と「島根県」。ただし理解度は全国的に総じて低くかった。「山形県」が、ロカボの言葉認知71.0%で全国1位。内容を含めた認知では「東京都」が最も高いものの、正しい内容理解では各都道府県で大きな差はなく、総じて低くかった。ロカボの実践経験者が多かったのは「宮城県」と「島根県」で、ともに16.0%だった。ロカボの意味を説明した後での未経験者の実践意向は全国平均で45.4%と高く、理解促進の活動によって、まだ全国的にロカボ浸透のポテンシャルがあるといえそうだ

[調査概要]
調査名:全国一斉「ロカボ」実態調査
調査方法:インターネット調査
調査対象者:20~60 代の男女
調査地域:47都道府県
調査期間:5月22日~5月24日
調査機関:江崎グリコ
サンプル数:4700人
(全体ベースのスコアは、集計時に性年代でのウェイトバック集計を行っている)

江崎グリコ=https://www.glico.com/jp/


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