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じゃらんリサーチセンター、じゃらん宿泊旅行調査2021、2020年度に国内宿泊旅行を実施した人は31.2%で2019年度に比べて22.4ptの減少

2021.07.10 13:09 更新

 リクルートの観光に関する調査・研究、地域振興機関「じゃらんリサーチセンター」は、全国1万5,719人の宿泊旅行者を対象に「じゃらん宿泊旅行調査2021」を実施した。この調査は、観光などを目的とした宿泊を伴う国内旅行実態(出張・帰省・修学旅行などを除く)を調べるもので、今年で17回目となる。その結果、2020年度に国内宿泊旅行を実施した人は31.2%で、2019年度に比べて22.4ptの減少となった。都道府県別来訪者数は初めて北海道が1位になった。旅の近場化・短期化・分散化が進む。

 2020年度の宿泊旅行実施率は31.2%、2019年度より22.4pt減少と大幅に減少し、2005年の調査開始以来、過去最低値。特に35~49歳女性(27.1%)で25.0pt減少と減少幅が大きい。

 年間平均旅行回数(2.48回)、1回の旅行あたりの平均宿泊数(1.75泊)は大きく減少せず。延べ宿泊旅行者数は7,256万人回(前年度比46.5%減)、延べ宿泊数は1億2687万人泊で2019年度からほぼ半減した。

 宿泊旅行にかけられた費用総額は3兆7659億円、前年度に比べて53.6%減となった。

 1回の宿泊旅行にかかった費用(大人1人あたり)は平均5万1800円、2019年度に比べて8000円の減少となった。総額では宿泊・交通費、現地消費ともに減少しているが、個人旅行における宿泊費は前年度に比べて1100円の増加となった。

 延べ宿泊旅行者数1位は北海道だった。調査開始以来1位を維持していた東京都は2位に下げた。

 県内旅行率1位は北海道(76.7%)。県内旅行率が大きく上昇したのは秋田県(61.0%、対前年度比+54.9pt)となった。

 「夫婦二人での旅行」が29.7%を占め、次いで「一人旅」が17.8%。「夫婦二人での旅行」は2019年度から4.5pt上昇、「恋人との旅行」(9.4%)も1.2pt上昇する中、「友人との旅行」(9.9%)が2.6pt低下した。

 「夏休み・GW・年末年始等の長期休暇を利用した旅行」(12.4%)が7.5pt減少した。旅行日の分散化が進んだ。

 テーマ別都道府県魅力度ランキングの総合満足度1位は沖縄県で、テーマ別でも9部門中、7部門で1位を獲得した。「地元ならではのおいしい食べ物が多かった」は4年連続で石川県が1位となった。

 Go Toトラベルキャンペーン(GTT)期間中に実施された旅行のうち、キャンペーンを利用した旅行は7割となった。

 利用者のうち「GTTがあったから旅行した」と回答した人は47.3%、「GTTがあったから高い宿・商品にした(増額した)」人は36.9%。増額した金額は、1回の宿泊旅行あたり平均1万1900円だった。

じゃらんリサーチセンター=https://jrc.jalan.net/


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