データ・リポート

矢野経済研究所、国内の美容医療市場調査の結果、2019年の市場規模は2017年比125.2%の4070億円に

2021.06.29 11:26 更新

 矢野経済研究所は、国内の美容医療市場を調査し、市場概況、需要動向等を明らかにした。その結果、美容皮膚科、脱毛クリニック、首都圏での開院が増加し、2019年の美容医療市場規模は2017年比125.2%の4070億円に達した。

 国内の美容医療市場規模医療(医療施設収入高ベース)は成長基調で推移しており、2017年は2014年比114.8%の3252億円、2019年には2017年比125.2%の4070億円になったと推計した。美容医療の施術内容としては、従来のような形成外科領域などの外科的施術の割合は減少しており、一方で、美容皮膚科領域や美容内科領域などの非外科的施術の比率が高まっている。

 美容皮膚科を標榜する医療施設が増加しており、また、人口が集中している首都圏での開院へ注力する施設が増加している。その他、アンチエイジング分野での再生医療を強化する施設や、医療脱毛を専門とする脱毛特化型クリニックが急成長している。

 美容医療市場は今後も拡大基調で推移する見通しである。施術内容としては、今後も同様に外科的施術の割合は減っていく一方で、美容皮膚科領域の非外科的施術比率が高まっていくと見られ、特に「脱毛」「ボトックス注入」「にきび・にきび痕除去」「美肌」「二重瞼(埋没法)」「しみ・あざ・ほくろ除去」「ケミカルピーリング」などの施術が有望であると考える。

[調査要綱]
調査期間:4月~6月
調査対象:美容医療に関連する医療施設、物販事業者等
調査方法:同社専門研究員による直接面談(オンライン含む)、電話によるヒアリング取材、郵送アンケート調査、ならびに文献調査併用
美容医療市場:美容医療とは、人の皮膚を清潔にし若しくは美化し、体型を整え、体重を減じ、または歯牙の漂白をするための医学的処置、手術およびその他の治療を行うことと定義され、同調査では国内における美容医療市場規模を医療施設収入高ベースで算出している
資料名:2021 美容医療の展望と戦略 ~市場分析編~
発刊日:6月16日(水)
体裁:A4 277ページ
小売価格:16万5000円(税込)

矢野経済研究所=https://www.yano.co.jp/


このページの先頭へ