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ファンケル、マスク生活での「不」に関する意識調査とそれに伴う肌測定を実施、男性肌に潜む「マスク性敏感肌」はエイジングにつながる可能性があることが明らかに

2021.05.18 20:20 更新

 ファンケルは、日本全国の20歳から49歳の男性1万人を対象に、マスク生活での「不」に関する意識調査とそれに伴う肌測定を行い、肌に関する変化などの結果が得られた。男性肌に潜む「マスク性敏感肌」はエイジングにつながる可能性があり、アフターコロナに向けて、若々しい健やかな肌になるスキンケア習慣を呼びかけた。

 同社では昨年、女性を対象に「マスク性敏感肌」(「マスク性敏感肌」とは、マスクなどの肌ストレス増加によって一時的に肌が敏感な状態になり、かゆみ・乾燥・吹き出物・ごわつきが起きている状況を指す)の確認とその対策として「スキンバリア成分」でバリア機能を高める保湿ケアが有効であることを発表している。今回の結果から、男性の肌でも一時的な肌の変化である「マスク性敏感肌」を、引き起こすことが分かった。さらに、「マスク性敏感肌」を長引かせることは、肌の土台が崩れて健やかさを損なって老化を加速させる可能性があるという。まさに、「マスク性敏感肌」はエイジングにつながる入り口であるとも考えられる。

 併せて、男性もエイジングにつながる「マスク性敏感肌」には、日々のスキンケアが大切であることも紹介している。

 直近の半年間(2020年10月~2021年3月)で感じている肌悩みを聞いたところ、一番多かったのが「乾燥・カサつき・粉ふき」で約3割の人が感じていた。続いて「脂っぽさ・ベタつき」(26%)、「ニキビ・吹き出物」(15%)との回答が得られた。その中で、約4割の人が肌悩みの原因はマスク着用によるものと感じていた。

 マスク生活が日常になったことで、マスクの着用で不快に感じていることを聞いたところ、「マスクの中が蒸れる」(31%)が一番多い回答だった。続いて「息苦しくなる」(29%)、「口臭が気になる」(21%)と、マスクで覆われることが、さまざまなストレスを引き起こしていることが分かった。

 そこで、「マスクの中が蒸れる」ことが肌にどのような影響があるのかを、マスク着用前とマスク着用4週間後の肌状態を比較測定した。その結果、頬とあご・口元の水分蒸散量はそれぞれ有意に増加していることが確認された。また、これらの部位は、マスクの接触による刺激だけでなく、シェービングによる物理的な刺激を受ける部位のため、特にあごや口元は水分量が有意に低下し、乾燥が進んでいることも確認された。水分蒸散量の増加および水分量の減少は、バリア機能が低下していることを示している。

 さらにマスク着用で不快に感じている環境下で、肌へのストレス状態を同社独自の肌測定技術「角層バイオマーカー」を用いて確認した。同測定技術は、角層のタンパク質を分析し、肌状態や老化リスクを解析するもの。その結果、マスク着用4週間後では、マスク着用前に比べて、肌ストレスのリスクを示すHSP27というタンパク質の値が有意に増加しており、マスク着用によって肌が大きくストレスを受けていることが分かった。以上のことよって、男性の肌もマスクの着用が続くことで、肌のバリア機能の低下や肌ストレスへの影響が大きくなり、一時的に敏感となる「マスク性敏感肌」を引き起こすリスクがあることが分かった。「マスク性敏感肌」が長引くと肌の正常化が保たれず、老化を加速させる可能性も出てくる。まさに、「マスク性敏感肌」はエイジングにつながる入り口と考えられる。

 前述の調査で男性のスキンケアについて聞いたところ、洗顔料の使用率は63%だった。マスクで覆われた肌環境は、温湿度が上昇して汗や皮脂の分泌が増えやすくなる。水だけの洗顔を続けていると、皮脂や古い角層汚れが残りやすく、肌不調の原因につながる。洗顔料を使った洗顔は、しっかり汗や皮脂の汚れを落として毛穴の詰まりを予防し、バリア機能を整えながら健やかな肌に導く。しかし、洗浄力の強い洗顔料の使用や、洗いすぎは乾燥を加速させる要因となる。そこで、不要な皮脂を落としながら、うるおいをしっかり守る洗顔料を選んで、正しい洗顔を行うことが大切となる。洗顔は、スキンケアの基本の一つで、洗顔方法や洗顔料を変えることで、肌の土台が変わるといわれている。エイジングを加速させないためにも、肌の土台を整えて健やかに導く洗顔がおすすめとなっている。

 最後に洗顔料を使用している6346人に洗顔後のスキンケア製品の使用を聞いたところ、36%が使用していないと回答した。特に、年齢が上がるにつれ使用していない人が多い傾向にあった。

 同社では前述同様にタンパク質HSP27を測定し、肌ストレスのリスクを男性と女性で比較している。その結果、男性の肌は女性の肌の約2.5倍の値を示していることを確認している。

 以上の調査および測定の結果から分かるように、女性に比べて男性の肌は肌ストレスが蓄積され、さらにマスク着用で「マスク性敏感肌」となっている。さらに、スキンケア習慣が少ない分、シミやシワなどのエイジングを加速させるリスクを抱えている。「マスク性敏感肌」は毎日のスキンケアで予防することができる。肌は見た目の印象にも深くかかわっている要素とのこと。アフターコロナに向けて、肌を整え、健やかで若々しい印象を保つためにも、不調を感じた今からのスキンケア習慣をおすすめしている。

[調査概要]
調査名:「肌悩みやスキンケア」についてのアンケート
調査期間:3月31日(水)~4月2日(金)
調査対象:20~49歳男性1万人
調査対象地域:日本国内
調査方法:インターネット調査

ファンケル=https://www.fancl.jp/


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