データ・リポート

ロッテ、子どものオーラルケアに関する全国調査、親が理想とする子どもの歯磨きの回数は「1日3回」も半数近くは「1日2回」実施という結果に

2021.05.19 15:56 更新

 ロッテは、現代における子どもの歯の健康管理に関する実態を明らかにするために、全国47都道府県の3歳~6歳の子どもを持つ20代~40代の男女2350名を対象に、自身の子どもの歯科状況に関する調査を実施した。その結果、親が理想とする子どもの歯磨きの回数は「1日3回」。しかし半数近くは「1日2回」実施という結果になった。「1日に3回」の歯磨きを最も実施している都道府県は「秋田県」と「鹿児島県」だった。住んでいる自治体の子どものオーラルケアサポートが、家庭でのケアの強化につながることも明らかとなった。

 半数近くの子どもが「1日に2回」の歯磨きを実施していることが判明した。しかし、親は歯磨きの回数を「1日に3回」実施することが理想的だと考えている結果になった。1日に3回の歯磨きを最も実施している都道府県は「秋田県」と「鹿児島県」だった。

 親が幼少期に「1日2回」以上歯磨きをしていた場合、その子どもも「1日2回」以上歯磨きをしている割合が高いことがわかった。幼少期の経験をもとに、自身の子どもの歯磨きの頻度を決めている家庭が多いことが判明した。

 コロナ禍で子どもたちのオーラルケアを取りまく環境にも変化がみられた。在宅時間増加によってお菓子を食べる頻度が増える一方で、幼稚園・保育園での歯磨きが中止、歯科健診への頻度が低下した。

 自治体にてオーラルケアのサポートが「ある」という認識が最も高い秋田県は、1日の歯磨き回数や歯科健診の頻度も全国トップクラスの結果になった。

 自身の子どもが1日に歯磨きをする回数について聞いたところ、半数近くの47.5%が「1日に2回」歯磨きをしていると回答した。次いで多かった回答は「1日に3回」で、4人に3人が「1日に2回以上」歯磨きをしていることがわかっした。また、自身が理想的だと思っている子どもの1日の歯磨きの回数について聞いたところ、6割以上が「1日に3回」を理想と考えていることが判明。親の理想の回数と子どもの歯磨き回数の実態にギャップのある家庭があるようだ。

 親の理想である「1日に3回」の歯磨きを実際に実施している28.8%の回答を都道府県別に見てみると、「秋田県」と「鹿児島県」の子どもは半数近くの48%が「1日に3回」歯磨きを実施していると回答した。一方、「1日に3回」の歯磨きを実施しているとの回答が最も少なかった都道府県は、「大阪府」の8%、次いで「宮城県」の10%という結果になった。

 自身の幼少期の頃の歯磨きの頻度について聞いてみると、半数以上の51%が「1日に2回」と回答した。また、幼少期の歯磨きの頻度が、自身の子どもの歯磨きの頻度に影響するか調べたところ、親が幼少期に「1日2回」以上歯磨きを実施していた場合、「1日2回」以上歯磨きをしている子どもの割合は85%という結果になった。一方で、親の幼少期の歯磨きの回数が「1日2回」未満の場合、歯磨きの回数が「1日2回」未満の子どもの割合が46%ということも判明した。自身が子どもの頃に実施していた歯磨きの頻度の経験をもとに、子どもの歯磨きの頻度を決めている家庭が多いのかもしれない。

 子どもの歯科健診のために、歯医者へ行く頻度について聞いたところ、4人に1人が「2~3ヵ月に1回」と回答した。その回答を都道府県別に見てみると、「秋田県」と「愛知県」の子どもは半数近くが「2~3ヵ月に1回」歯医者へ行っていることがわかった。次いで多かった回答は19.0%の「半年(6ヵ月)に1回」と、半数近くの47.6%が少なくとも6ヵ月に1回は子どもの歯科健診へ行っているという結果が出た。一方で、3番目に多かった回答は「一度も行ったことがない」、約5人に1人の子どもが歯科健診の経験がないことがわかった。こちらの回答も都道府県別に見てみると、「長野県」の子どもの3人に1人が歯科健診へ「一度も行ったことがない」という結果が出た。

 子どものオーラルケアのために、歯磨き以外でしていることについて聞いたところ、3人に1人が「フッ素入り歯磨き剤を使っている」と回答しました。次いで多かった回答は31.3%の「歯科医院に定期健診に行っている」でしたが、その次に多かった回答は30.9%の「歯磨き以外は何もしていない」だった。さらに、「自身が子どもの頃は、歯磨き以外にどのようなオーラルケアをしていたか?」の質問に対し、7割以上の親が「歯磨き以外に何もしていなかった」と回答した。自身は歯磨き以外に何もしていなかったものの、使う歯磨き剤を工夫したり、歯科医院への定期健診に通うなど、子どもの歯の健康に気を使っているようだ。

 新型コロナウイルス感染症による子どものオーラルケアへの影響について聞いたところ、「幼稚園・保育園で歯磨きをすることができなくなった」「歯医者へ行く頻度が低くなった、行かなくなった」との回答した割合は、それぞれ約1割ずついることがわかった。中でも、「幼稚園・保育園で歯磨きをすることができなくなった」との回答を都道府県別でみると、「岐阜県」の22%が最も高く、次に感染者数の多い「千葉県」「神奈川県」でも20%が、新型コロナウイルス感染症の影響によって、幼稚園・保育園で歯磨きをすることができなくなったことが明らかになった。

 また、新型コロナウイルス感染拡大前と比較して、子どもがお菓子を食べる頻度の変化について聞いたところ、全体の約2割が「頻度が高くなった」と回答した。在宅時間の増加によって子どもたちがお菓子を食べる頻度が増えている一方で、感染拡大の予防策として幼稚園・保育園での歯磨きが中止になっていたり、歯科健診への頻度が低下するなど、新型コロナウイルス感染症は子どもたちのオーラルケアにも影響を与えているようだ。

 子どもが通う幼稚園・保育園歯磨き指導などのオーラルケアに関するサポートがあるか聞いたところ、4割が「分からない」と回答した。また、住まいの地域の自治体でのサポートについて同じ質問をしたところ、同じく4割が「分からない」と回答し、多くの人が、自身の子どもが通う幼稚園・保育園、そして住まいの地域の自治体でのオーラルケアに関するサポートについて把握していないことがわかった。しかし、住まいの地域の自治体におけるさらなるサポートの強化を希望するかについて聞いたところ、半数以上の50.2%が「希望する」と回答した。

 また、住まいの地域の自治体でのサポートについての回答を都道府県別に見てみると、44%が「ある」と回答した1位は「秋田県」でした。同県は前述で、子どもの1日の歯磨きの回数について、「1日に3回」歯磨きを実施すると回答した割合、そして子どもの歯科健診のために歯医者へ通う頻度について、「2~3ヵ月に1回」と回答した割合が全国で最も多かったことから、自治体でのサポートが「ある」という認識が高い県は、自宅でのケアなどもしっかり取り組んでいる結果となった。

[調査概要]
調査方法:WEBアンケート調査
調査対象:3歳~6歳の子どもを持つ20~40代の男女
有効回答数:2350名
調査実施日:4月20日(火)~4月25日(日)

ロッテ=https://www.lotte.co.jp/


このページの先頭へ