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リンナイ、「洗濯」に関する意識調査、洗濯を正しく理解している"洗濯優等生"は約1割という結果に

2021.05.18 21:00 更新

 健やかな暮らしを提案するリンナイは、洗濯の実態を探るべく、全国20~60代の男女計1000名を対象に、「洗濯」に関する意識調査を実施した。その結果、洗濯を正しく理解している“洗濯優等生”は約1割という結果になった。また、マスク洗濯時に「柔軟剤」を使用しており、デリケートな肌にダメージを与えてしまっている可能性がある人が約3割に達した。

 洗濯に関して正しく理解できているかどうかを確認する簡易テストを、洗濯ブラザーズに作成してもらった。今回の調査の結果、全10問の「洗濯知識テスト」において、8点以上得点できた“洗濯優等生”は全体の約1割しかいないことが分かった。設問の中で最も正答率が低かったのは「部屋干しをする際には風通しが良い窓際に干すのが良い」、続いて「洗濯物は日光に当てて干すのが理想的である」だった。正答は×となる。

 洗濯を担当しているのが妻、夫、どちらであるのか聞いてみた。その結果、夫が洗濯を担当している家庭は約3割となり、ほとんどの家庭では妻が洗濯を担当していることが分かった。2019年のデータと比べると、夫が担当している人の割合が約4倍増える結果となった。

 また、梅雨時期の洗濯の悩みについて聞いてみたところ、「乾きづらい」という悩みが約8割と最も多い結果となった。続いて、「生乾き臭がする」が約6割と多い結果となった。そのほかにも、「カビ」や「黒ずみ」「黄ばみ」など汚れの悩みが多くランクインしている。

 洗濯の頻度について聞いた。その結果、1日に1回が最も多い結果となった。また次に多かったのは「2~3日に1回」となった。コロナ禍での洗濯の頻度に変化について調査した。その結果、洗濯の頻度については増える結果となった。部屋着の洗濯は増え、おしゃれ着の洗濯については減る結果となった。また、コインランドリーやクリーニングの頻度も年間で減る結果となった。

 また、コロナ禍において新たに増えた「マスクの洗濯」について、マスク洗濯時に「柔軟剤」を使用しており、デリケートな肌にダメージを与えてしまっている可能性がある人が約3割いることが判明した。

 洗濯ブラザーズは、「マスクの洗濯で柔軟剤を使う人がいるが柔軟剤の主成分は肌への刺激が強いものが多く、肌に直接触れるものへの使用は避けた方が良い。マスクを洗濯する際は、基本的には手洗いがおすすめだ」とコメントしている。

 洗濯の際に落とすのが難しいと感じる汚れについて調査した。その結果、「皮脂汚れ」が最も多く、続いて「汗ジミ」に悩んでいる人が多いことが判明した。

 続いて、洗濯する際に洗うのが難しい服について聞いてみた。その結果、「ニット・セーター」が約4割と最も多い結果となり、その次にスーツが多いという結果になった。厚手の服や洗濯機で洗いにくい素材の服の洗濯に悩んでいる人が多いことが分かる。

 衣類についた汚れを落とす方法について聞いた。その結果、「洗剤(石鹸)につけてもみ洗い」が約6割と最も多い結果となった。続いて、「漂白剤につけてこする」、「シミ取り剤・シミ抜き剤を塗る」などが上位にランクインした。

 また、衣類の黄ばみを落とす際に使用するものを調査した。その結果、「漂白剤」が約6割という結果になり、続いて「液体洗剤」が約4割と多い結果となった。

 洗濯時に、水、お湯、お風呂の残り湯のどちらを使用するか聞いた。特にすすぎの際に「水」を使用する人が最も多いことが判明し、お湯を使うのは「洗濯槽の掃除」をする際、お風呂の残り湯を使用するのは「洗い」が多いことが分かった。また、脱いだ衣類をそのまま洗濯機にいれてしまっている人が約4割と多いことが分かった。

 洗濯をする際の、衣類の仕分けについて聞いたところ、「色物と白いものを分ける」が約3割と最も多い結果となった。続いて、「おしゃれ着と普段着で分ける」「洗濯ネットを使うかで分ける」という人が多いことが分かった。一方で、臭いの原因を防ぐ「濡れているものと乾いているもの」を分ける人が約1割と少ないことも判明した。

 部屋干しの際にどこに洗濯物をかけているか調査した。その結果、「窓際」が最も多い結果となった。続いて「エアコンの前」が多く、風通しが良さそうな場所に部屋干しをしている人が多いことが分かった。

 部屋干しをする際に乾きにくいと思う洗濯物については、1位「ジーンズ」2位「厚手の服」3位「バスタオル」という結果になった。

 家庭に浴室暖房・乾燥機がある人に洗濯物を干す際に乾燥を早めるための工夫を聞いてみた。その結果、「浴室乾燥をつける」と答えた人が約5割という結果になった。また、「換気扇をつける」「窓やドアを開けておく」など換気を意識している人が多いことが分かった。

 衣類乾燥機を使用しているかどうかを聞いてみた。その結果、衣類乾燥機を使用する人は約1割と少ない結果になった。また、使用していないと答えた人に使用しない理由を聞いたところ「電気代がかさむから」と答えた人が約6割と最も多い結果となった。

 梅雨時期に洗濯のストレスを抱える人も少なくないかもしれない。実際に、同調査でも洗濯に悩まされる人が多くいることも判明した。とはいえ、日々たまっていく洗濯物を片づけるためには雨の日でも洗濯をしないといけない、と感じる人も多いのでは。そんな梅雨時期の洗濯も気持ちよく行うため、洗濯ブラザーズに「梅雨時期の洗濯 3つのポイント」を教えてもらった。

 「洗濯」は洗う前から始まっているとのこと。生乾き臭の原因となる菌は、水分を好むという。湿気によって菌が増殖するので、濡れた洗濯物と乾いた洗濯物は、別々に保管してほしいとのこと。そして、菌は時間と共にどんどん増殖するので、こまめに洗うのが理想だとか。保管する際のポイントは、通気性の良いカゴに入れる、濡れたものをすぐに洗えない場合は干して乾燥させてから洗う、洗濯物を洗濯槽で保管しない--とのこと。また、洗濯槽に菌が住みついているので、梅雨の時期は月1で洗濯槽の洗浄をしてほしいという。

 水→洗剤→洗濯物 の順番で洗濯機に入れるのだとか。通常の洗濯モードでは、実は洗濯物がきれいになっていないことがあり、汚れが残っていると、生乾き臭の原因になってしまう。そこで、水と洗剤を先に混ぜてから洗濯物を入れ、たっぷりの水で洗うのがポイントだとか。洗剤の入れすぎは逆効果。泡が立ちすぎて繊維から汚れが落ちにくくなる。また、すすぎで洗剤を落としきれずに黄ばみや臭いの原因にもなるという。適量を守ってほしいとのこと。

 「乾きづらい」を解消するには「湿度」「温度」「風」が大切だとか。プロには「洗濯日和」という概念はないのだという。梅雨の時期は洗濯物を外に干せなくて残念、という人が多いと思うが、次の3つに気をつければ大丈夫とのこと。(1)湿度は40%以内。除湿機は最強の味方。(2)人が快適に感じるくらいが洗濯物にとってもベスト。エアコンは27度くらいに。(3)湿気がたまって乾きにくい洗濯物の下の方に風を当てるのが効果的。洗濯物の間隔はこぶし一つ分にして空気の流れをつくる。広い部屋よりも狭い部屋に干した方が湿度や温度をコントロールしやすくなるという。

 洗濯ブラザーズとは、茂木貴史氏、茂木康之氏、今井良氏の3人で結成し、毎日の洗濯を楽しくハッピーにするための活動をするプロ集団。横浜でクリーニング店「LIVRER YOKOHAMA(リブレ ヨコハマ)」を経営するかたわら、劇団四季、クレイジーケンバンドなど国内外の有名アーティストの衣装クリーニングを行う。また、オリジナルのナチュラル洗剤を開発し、好評を博している。毎日の洗濯が、「嫌いな家事」から「好きな家事」になるように、洗濯の楽しさを伝える活動を実施。メディア出演が急増中。著書に8万部突破のベストセラー「日本一の洗濯屋が教える 間違いだらけの洗濯術」がある(アスコム刊)。

[調査概要]
調査時期:4月10日~4月11日
調査方法:インターネット調査
調査対象:20~60代 男女 計1000人
調査エリア:全国47都道府県

リンナイ=https://www.rinnai.co.jp/


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