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矢野経済研究所、国内のヘアケア市場調査の結果、2019年度は前年度比0.9%増の4527億5000万円に

2020.11.09 17:53 更新

 矢野経済研究所は、国内のヘアケア市場を調査し、カテゴリー別の市場動向、参入企業の動向、また、将来展望を明らかにした。2019年度のヘアケア市場規模は前年度比0.9%増の4527億5000万円に達した。消費増税と新型コロナウイルスの影響を受けるも、2019年度上期の業積好調によって前年度比プラスで着地した。

 2019年度の国内ヘアケア市場規模(毛髪業市場、植毛市場、発毛・育毛剤市場、ヘアケア剤市場の合計)は、事業者売上高ベースで前年度比100.9%の4527億5000万円となった。2019年10月の消費増税実施の影響に、2020年初頭からの新型コロナウイルス感染拡大による影響も重なったが、2019年度上期が好調な業績を維持してきたこともあり、4つの市場すべてで前年度実績を上回った。カテゴリー別にみると、ヘアケア剤市場と植毛市場が堅調に推移した。

 2020年度のヘアケア市場規模は、事業者売上高ベースで前年度比95.9%の4342億円になると予測する。

 市場では、2020年初頭からの新型コロナウイルス感染症の拡大と感染予防対策によって、ヘアケア商材や毛髪業の接客販売、植毛医療・クリニックなどの施術業務に影響が生じた。新型コロナウイルスの爪痕は深く、客足もコロナ禍以前と同水準に回復するには時間を要する見込みである。2021年にかけて、国内外の人や物の出入りなどの規制が段階的に緩和され、消費環境が改善されるとともに、ヘアケア市場も緩やかに回復推移する見通しである。

矢野経済研究所=https://www.yano.co.jp/


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