美容・化粧品

ユースキン製薬、新型コロナウイルス感染症対策におけるハンドケアの重要性やかゆみに着目したオンラインセミナーを開催、背中かゆみケア「セヌール4」など発売

2021.07.21 20:07 更新

 ユースキン製薬は、「あなたの肌のために」の想いのもと、肌と心と社会にうるおいを提供すべく活動を行っている。昨年から、新型コロナウイルス感染症の流行によって、肌トラブルが増加。そこで今年は、感染症対策におけるハンドケアの重要性・かゆみに着目し、オンラインによる勉強会および新製品発表会を7月20日に開催した。勉強会では、感染症対策におけるハンドケアの重要性について、野村皮膚科医院 院長の野村有子先生が解説した他、済生会川口総合病院 皮膚科部長の高山かおる先生がかゆみの原因とその対策について説明した。

 「当社は、高品質で長く愛される製品と情報を通じて、肌と心と社会に“うるおい”を提供。“肌のうるおい”、“心のうるおい”、“社会のうるおい”という3つのうるおいを届けている」と、ユースキン製薬の野渡和義社長が挨拶。「肌のうるおいでは、消費者の肌を守る皮膚トラブルを治し、心のうるおいでは、消費者の満足・愛着、社員の幸せを提供している。社会のうるおいでは、地域社会への貢献および地球環境への配慮に向けた活動を行っている」と、持続可能な製品やサービス、社会を目指しているのだと強調する。「昨年リブランディングを行った『ユースキン』は、グッドデザイン賞を受賞。パッケージが可愛いと若年層からも支持を得られるようになった。また、新型コロナウイルス感染症の拡大で、手洗いの頻度が高まる中、手洗いによる手荒れを訴える人も増えている。そこで、医療従事者へのハンドケアを普及させるべく、セミナーを開催。効果的なハンドケアが手荒れの予防につながることを伝えている」と、製品やサービスの提供のみならず、社会に役立つ情報の提供を行うことで、多くの人々に信頼される企業を目指していくと訴えた。

 次に、「手荒れの傷と洗い残しの相関性」について、野村皮膚科医院 院長の野村有子先生が講演を行った。「新型コロナウイルス感染症の世界的な流行で、手洗い・アルコール消毒の回数が増加。これによって手荒れを訴える人が増えている」と、警鐘を鳴らす。「手荒れ重症患者も増えており、痛みとかゆみで日常生活に支障をきたしている人もいる」と、重症化した手荒れは傷が深いのだと警告する。「ひびは角層に亀裂が入った状態で、重度のあかぎれになると、真皮まで亀裂が入った状態となる」と、手荒れの軽度(ひび)と重度(あかぎれ)の状態の違いについて解説。「手荒れの傷と洗い残しの相関性を検証した結果、手洗い後洗い残しをしている人に手荒れの症状がみられた」と、手荒れと洗い残しに高い相関関係がみられたという。「そこで、洗い残しによる手荒れの軽度、中度、重度の患者それぞれに7日間、ハンドクリームを使ったケアを行ってもらった。その結果、ささくれ部分に汚れが残ったが、7日後には改善した。また、爪の横の荒れに汚れが残ったが、改善し、洗い残しが減った。そして、あかぎれの傷が改善し、洗い残しがなくなった。7日後にはキメが細かくなり、汚れも残りにくくなった。水仕事で荒れた手も7日後には汚れが残りにくくなった」と、ハンドケアをすることで、手荒れを改善することができるのだとアドバイスしていた。

 手荒れ対策の実態とハンドケアの習慣化に向けて、ユースキン製薬 企画部 プロモーショングループの高嶋俊継氏が説明した。「コロナ禍で手荒れに関する悩みが増えている」と、様々な手荒れに関する悩みの声が同社に寄せられているとのこと。「この原因として、頻回な手洗いや消毒で、手荒れになってしまい、これを放置することで、手洗いや消毒の際に痛みが生じてしまう」と、手洗いや消毒の回数が増えたことで、手荒れにつながっているのだと指摘する。「そこで、アンケート調査を行ったところ、今年の秋冬に経験した肌トラブルの1位は肌荒れで、若年層の手荒れ増加が顕著だった。また手荒れ経験者は、若年層ほどハンドクリームの使用率が低いこともわかった」と、手荒れに悩みながらも、若年層はハンドケアがおろそかになっていると力説する。「手荒れの有無が、汚れの洗い残しに関係するのだが、これを知っている人は33%にとどまり、残りの67%は知らないと回答した」と、手荒れが手指衛生に影響を及ぼすことを知っている人は少ないのだという。「また、新型コロナウイルス感染症の流行後、行っている感染対策として、手洗い、マスクの着用、消毒は半数を超える回答が得られたが、手荒れのケアは3割にも満たなかった」と、手荒れケアを実践している人は少ないと嘆く。「消費者に毎日のハンドケア意識をつけてもらうべく、衛生的に使えるポンプタイプの設置の啓発や、ハンドクリームの携帯、手荒れの状態をスマホでチェックできるアプリの使用を訴えている」と、ハンドクリームの習慣化を目指す活動を行っているとのこと。「さらに、効果的なハンドケア方法を身につけてもらうための動画作成やハンドケア講習会なども開催している」と、集団で意識的に学べるコンテンツも用意していると教えてくれた。「この他に、ハンドケアを子どもの頃から習慣づけてもらう取り組みも行っている」と、予防のためのハンドケアの啓発で、手荒れ悩みを解消してほしいと語っていた。

 済生会川口総合病院 皮膚科部長の高山かおる先生は、「そもそも、かゆみの正体って何?」と題した講演を行った。「かゆみは、引っかきたくなるような不快な感覚で、神経線維を通じて脳で感じる」と、かゆみとはかくと気持ちいいと体と脳が覚えてしまって、かくと悪化を繰り返す厄介な感覚なのだと説明する。「イライラすると頭をかく行動をとるように、ストレスがたまるとかゆみを感じる人が多い。逆に、ホッとしてかゆみが増幅することもある」と、かゆみは精神的な影響を受けやすく、コントロールが困難なのだと強調する。「依存的ともいえるかゆい場所をかく行動が、かきむしることで悪化を招く。また、心理的・社会的なストレスで悪化。ストレス増でかゆみを訴える人もいる」と、かきむしることで悪化するとわかっていても、かくことがやめられない人は、かゆみが悪化しやすいと警鐘を鳴らす。「新型コロナウイルス感染症やストレスが“かゆみサイクル”を加速させる」と、かゆみの悪循環を止める必要があると訴えた。

 「かゆみは季節性肌トラブルといってもよい。春はマスク花粉皮膚炎、夏はマスク汗あれ、秋は寒暖差トラブル、冬はしもやけや乾燥性のかゆみが起こる」と、季節ごとにかゆみのトラブルは発生するとのこと。「手指のしもやけは、手洗い習慣が増え、きちんと乾かさない人が増加。そのため、水分が蒸発する時に冷えてしまい、しもやけになる。以前は冬の疾患だったが、手洗いの回数が増えて通年しもやけに悩む人が増えている」と、季節性のトラブルではなくなっているものもあるという。「こうしたかゆみのトラブルは、『かきたい』という衝動なので、この衝動を事前に抑えることができれば、ある程度コントロールできる」とのこと。「かゆみを感じるところに、かかずに『かゆみ止め薬』を塗布して、『かきたい』という衝動を抑え込むことが重要となる」と、かゆみを抑え込む薬を塗布することで、「かきたい」衝動をコントロールしてほしいと訴えた。

 最後に、ユースキン製薬 企画部 プロモーショングループの五嶋文乃氏が新製品について紹介した。「当社では手荒れ対策製品として、軽度のかさつきに対して手肌をうるおす化粧品『ユースキン ハナ』シリーズと、ひび、あかぎれといった手荒れを治す指定医薬部外品『ユースキン』を展開している」と、症状ごとに製品をラインアップしているとのこと。

 「今回『ユースキン ハナ』シリーズのパッケージをリニューアルする」と、生活の中でハンドケアを楽しんでもらうべく、高保湿、低刺激、花の香り、容器のこだわりはそのままにデザインを刷新するのだという。「また、人と環境に優しいブランドを目指して、FSC認証紙を使用した紙素材を採用。循環型プラットフォームLoopへ今秋から参加する」と、環境に配慮したパッケージになっていると述べていた。

 「ひび・あかぎれを治す『ユースキン』は、4つの有効成分を配合した」と、血行を促進する成分、炎症を鎮める2成分、うるおいを与える成分を配合したとのこと。「手洗い消毒の影響で手荒れが増加していることから、就寝前のハンドマッサージに加え、日中のピンポイントケアも推奨している」と、日中のハンドケアにも「ユースキン」を活用してほしいと説明していた。

 「かゆみサイクルを止めるべく、『ユースキン アイ』を展開。今回パッケージリニューアルを行う」と、携帯に便利なチューブタイプ、おうちでたっぷり使えるボトルのクリームタイプと、背中などの広範囲に使えるローションタイプを展開しているという。「『ユースキン アイ』は、かゆみサイクルを断ち切る5つの有効成分を配合。また3つの保湿成分も加えている、さらにべたつかない使用感となっている」と、かゆみを止めて、うるおい、テクスチャーも優れた製品なのだと教えてくれた。

 「肌のバリア機能を保つ『ユースキン シソラ』は、洗う製品とうるおす製品をラインアップする」と、敏感肌に向けたシリーズなのだと紹介する。「さらに、手の届かない背中にクリームやローションを塗る道具として、2006年から『セヌール』を販売。今回、従来品に比べて長く使いやすくなった『セヌール4』を上市する」とのこと。

 「『セヌール』は、ドラッグストアの他、処方箋の受け取りカウンターでの対面販売を行っている。また、皮膚科医へのアプローチも奏功し、生活者のQOLを高める製品として認知されている」と、背中のかゆみを抑えるアイテムとして、今後も積極的にアピールしていくと意気込んだ。

 「今年春に発売した『ユースキン シソラ UVミルク』は、顔・からだ用の紫外線対策アイテムで、石けんでも簡単に落とせて、汗や水で落ちにくい独自処方となっている」と、毎日の紫外線から肌を守る製品なのだと教えてくれた。

 「『ユースキン あせも シリーズ』は、汗による肌トラブルの予防や治療の製品も展開している」とのこと。「昨年からはマスクによる肌トラブル対策製品として、ポップなどを使ってアピールしている」と、症状にあった製品を選んでもらえるように、製品の特徴をわかりやすくアピールしていると語っていた。

[小売価格]
ユースキン ハナ ハンドクリーム:各770円
ユースキン アイ クリーム:30g 880円/110g 1540円
ユースキン アイ ローション:1540円
ユースキン セヌール4:495円
(すべて税込)
[発売日]
ユースキン ハナ ハンドクリーム:7月から順次
ユースキン アイ クリーム:8月1日(日)
ユースキン アイ ローション:8月1日(日)
ユースキン セヌール4:9月1日(水)

ユースキン製薬=https://www.yuskin.co.jp/


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