日用品・生活雑貨

フマキラー、「つくっ手たべ手プロジェクト」を発足、アルコール除菌剤や手指消毒剤などの活用で子どもたちに食や自然とふれあう機会を

2022.04.28 21:31 更新

 フマキラーは、外で自由に過ごすことができなくなり、食や自然とふれあう機会が大きく減ってしまっている子どもたちに向け、アルコール除菌剤や手指消毒剤などの対策用品も活用することで、安心して「つくって食べる」体験を取り戻してもらうべく、「つくっ手たべ手プロジェクト」を4月27日に発足した。同日行われたオンライン発表会では、プロジェクトの概要について説明した他、現役保育士・育児アドバイザー てぃ先生と1児の母で添加物マイスターの長谷川あやさんをゲストに迎え、子どもたちの食育体験の必要性やプロジェクトが目指す未来などについて意見交換を行った。

 「当社は、“ひとの命を守る。ひとの暮らしを守る。ひとを育む環境を守る”を経営理念に掲げ、確かな技術で世界中の人々を守る殺虫剤や家庭用品、園芸用品、業務用製品など約300種類の製品を、国内のみならず、海外約70ヵ国に展開している」と、フマキラー 国内営業本部長の加藤孝彦常務が挨拶。「また、社会貢献活動にも力を入れており、2003年から知的財産の継承活動として夏休みの自由研究を応援する『フマキッズこども研究所』も立ち上げた」と、アクティブな子どもたちを応援する活動を行っていると語る。

 「2020年、感染予防や殺菌のニーズが高まり、ストックを多く持つための買い溜めの流れもあり、除菌市場は大きく伸長した。昨年以降は、商品が行きわたることで特需は落ち着いたが、市場は安定的な拡大傾向となっている」と、アルコール除菌剤市場について解説する。「当社では、1996年のキッチン用アルコール除菌スプレーの発売から26年間、消費者の生活を支えてきた」と、4月6日には高濃度版の黒カビ発生予防の「アルコール除菌66」を発売したとアルコール除菌剤の製品ラインアップを紹介する。「当社のアルコール除菌の特徴は、100%天然生まれで、キッチンやテーブルの除菌に最適となっている。また、スプレーするだけで、細菌・ウイルスを99.99%除去する」とのこと。「さらに、天然抗菌成分グレープフルーツ種子エキスを配合。蒸発しにくいため対象物の表面に留まり乾いた後も1ヵ月以上抗菌効果が持続する。スプレーして乾いた後もグレープフルーツ種子エキスがその場に留まり、後から付着したウイルス・菌も除去する」と、同社のアルコール除菌の特徴について教えてくれた。

 「『ウイルシャット手指用 指定医薬部外品』は、ウイルスに対して99.9%以上の効果を発揮し、アルコールだけでは効きにくいノロウイルスにも効果がある。また、保湿成分ヒアルロン酸Na配合で手荒れが気になる人にも使ってもらえる」と、弱酸性アルコールの力で幅広いウイルス・細菌に効く商品の特徴について説明した。

 「当社は、さらなる製品のクオリティを追い続け、様々な脅威から確かな安心を届けるべく、製品開発を行っている」と、パンデミックによって大きく変化した人々の生活様式に対応した製品を日々研究しているのだと力説する。「さらに、今年は生活者との“共感”をテーマに、SNSや特設サイトを充実させ、人と人をつなぐコミュニティを構築していく」と、アルコール除菌・ウイルス除去商品と一緒に、食育を応援するプロジェクトを発足するのだと意気込んだ。

 次に、フマキラー マーケティング部の菅谷洋介部長が「つくっ手たべ手 プロジェクト」の概要について発表した。「感染対策が常態化していく中、子どもたちの生活も大きく変化した」と、マスクの常時着用や学校、外出自粛などが強いられるようになったと説明する。「そこで当社では、子どもの食育を応援するべく、幼稚園児から小学生を持つ親にアンケート調査を実施した。その結果、食を通じた体験や学びに関心のある親は約8割に達し、生活様式が変化したことで、半数以上の親が、子どもが食事を楽しめていないと回答。さらに、自然と触れ合う機会も減少したと感じていることもわかった」という。「また、約8割が、食を通じた学びや体験の機会を増やしたいとし、釣りや野菜収穫などのアクティビティや食材の調理体験を希望していた」と、子どもに食や自然とふれあう機会を与えたいと感じている親が大部分であることが明らかになったと話す。

 「この調査から、除菌に気を付けながら、子どもたちにリアルな食育体験の機会を取り戻す新しいプロジェクト『つくっ手たべ手 プロジェクト』を立ち上げる」と、子どもたちに貢献するプロジェクトを発足すると意気込む。「『つくっ手たべ手 プロジェクト』では、手でしか味わえない世界があることを伝えていく」と、第一弾は手巻き寿司を一から作った手で食べることをテーマに、6名の子どもたちが手巻き寿司づくりにチャレンジ。釣りをして、魚を捌き、手巻き寿司を作って、食べることを子どもたち自らが体験した。今後も「自分で収穫した野菜でピザを1からつくっ手たべ手しよう」など、季節ごとの食材にあわせた食育チャレンジを継続していく予定であると語っていた。

 そして、現役保育士・育児アドバイザー てぃ先生と1児の母で添加物マイスターの長谷川あやさんをゲストに迎え、菅谷部長と共に、子どもたちの食育体験の必要性やプロジェクトが目指す未来などについて語り合った。てぃ先生は、「昔から子どもたちは本物に触れる機会が少なかった。興味や関心のあることについては、図鑑など媒体を介して知識を得るということが一般的だった。さらに、昨今の社会情勢から、本物に触れることができなくなってきている」と、実際に目で見て触るという行為が希薄になっていると嘆く。菅谷部長は、「本物に触れないということは、子どもにとっては苦しい状況であると考え、消毒や除菌をすることによって本物に触れてもらうプロジェクト『つくっ手たべ手 プロジェクト』を発足した」と、プロジェクト発足の経緯について紹介した。長谷川さんは、「やりたいけれどやれないという人にとって、こうしたプロジェクトは一歩踏み出す機会になると思う」と、悩んでいた人の背中を押してくれるプロジェクトではないかと述べていた。

 子どもたちの食について、てぃ先生は、「黙食は保育園でも行っている。本当は食事はコミュニケーションをとりながら行うもの。食事を楽しめていない子どもに対して、どのようにフォローしていくかは大切だと感じている」と語る。長谷川さんも「みんなで食事をする機会が減った。みんなで食事をすることで、食が細かった子どもが、よく食べる子どもへと成長したりする」と、大勢で楽しく食事をすることは子どもにとってとても大切な事なのだと述べていた。それだけに、てぃ先生は、「企業が率先して、子どもに食の大切さを伝えてくれることで、それぞれの家庭に浸透しやすくなると感じている」と、プロジェクトによる活動は、各家庭で食について考えるきっかけになると語る。長谷川さんも「イベントがあると、一歩を踏み出しやすくなる。イベントを機に様々なことにチャレンジしようという機運も高まると思う」と、プロジェクトを通じた取り組みは、情報を得る機会にもなり得るとして重要な取り組みであると話していた。

 「つくっ手たべ手 プロジェクト」は“手でしか味わえない世界があるんだ。”のスローガンのもと、子どもたちのリアルな体験を、アルコール除菌剤や手指消毒剤などの対策用品と一緒につくっていく、フマキラーの新しい挑戦なのだという。豊かな自然に直接ふれながら、食材の調達から料理まで「1からつくっ手たべ手する」体験は、子どもの心と身体の成長に欠かせないもの。多くの人にその魅力を見つめ直し考えてもらうため、4月27日から、子どもたちが様々な食育体験にチャレンジする動画を「つくっ手たべ手プロジェクト」特設サイトで公開するという。

フマキラー=https://fumakilla.jp/
「つくっ手たべ手プロジェクト」特設サイト=https://fumakilla.jp/tsukuttetabete/


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