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花王、ニオイ・汚れなどの諸悪の根源「バイオフィルム」にまでアプローチする衣料用濃縮液体洗剤「アタック ZERO」を改良発売

2022.04.22 20:28 更新

 花王は、5月14日から、衣料用濃縮液体洗剤「アタック ZERO(ゼロ)」を改良発売する。同社は、ニオイ菌などの隠れ家となっていた「バイオフィルム」が繊維の中に存在することを新発見。また、この「バイオフィルム」は、これまで除菌洗剤や漂白剤(同社除菌洗剤・酸素系漂白剤)では落とせていなかったこともわかった。4月21日にオンラインで行われた「改良アタック ZERO」発表会では、新しくなった「アタック ZERO」のパワーアップした洗浄力と新処方によって、ニオイや黒ずみの発生源となる手強い“菌の隠れ家”にまでアプローチ(多糖汚れ(バイオフィルム)の蓄積を抑える効果)するメカニズムなどについて説明した。

 「昨今、除菌洗剤や漂白剤を使って洗っても、ニオイや黒ずみが発生してしまうという声があるなか、特に、この洗たくニオイ悩みを根本から解決することが求められている」と、花王 ファブリックケア事業部の原岡理映ブランドマネジャー。「そこで研究を重ねた結果、ニオイ菌などの隠れ家となる『バイオフィルム』が、繊維にも存在することを突き止めた」と、衣類に潜む諸悪の根源は「バイオフィルム」なのだと断言する。「浴室のピンクヌメリや、キッチンのヌメリ、調理器具表面の黒ずみ、口腔内など身の回りに潜む『バイオフィルム』は、菌自らが生成する多糖やタンパク質などの複合体で、非常に強い耐性を持っており、『バイオフィルム』が形成されてしまうと除去することが難しく、また、バイオフィルムに包まれた菌や汚れは、除菌洗剤や漂白剤、天日干しでは対処できていなかったこともわかった」と、「バイオフィルム」にアプローチすることは非常に困難であったと語る。「今回改良新発売の『アタック ZERO』は、パワーアップした洗浄力と新処方で、これまで除菌洗剤や漂白剤でも落とせなかった手強い『バイオフィルム』に効果を発揮する」と、「アタック ZERO」が洗濯悩みの諸悪の根源である「バイオフィルム(菌の隠れ家)」へ独自アプローチして、ニオイ悩みを根本原因から解決するとアピールした。

 次に、花王 ハウスホールド研究所 田和弘輔氏が「除菌洗剤・漂白剤で落とせないニオイ・黒ずみの原因究明と新アプローチ」と題した研究結果を発表した。「当社はニオイ課題の研究に取り組み、不快臭の原因菌を解明してきた。悪臭を予防するため、洗浄、抗菌、代謝制御技術を開発してきた」と、菌によるニオイ発生のメカニズムを解明してきたと説明する。「今回『アタック ZERO』を改良する上で、洗濯の期待度・満足度とのギャップやニオイへの高まるニーズに対して、根本原因を研究することから開始した」と、改良の着眼点について解説。「その結果、タオル線維にバイオフィルム(菌の隠れ家)が存在することを新発見した」と、繊維上での菌の状態解析から見出したのだと力説する。

 「バイオフィルムは、あらゆる場所に存在する。容易には落とせないため、様々な問題を引き起こしている」と、身の回りにバイオフィルムは存在するとのこと。「バイオフィルムは通常の洗濯での除去は難しい」と、除菌洗剤・漂白剤・天日干しでは対処できないのだと語る。「原因として、バイオフィルムによって除菌洗剤の浸透が阻害されてしまう」という。「バイオフィルムに包まれた菌・汚れは除菌洗剤・漂白剤、天日干し・乾燥機でも対処できない」と語る。「つまり、バイオフィルムは、汚れやニオイの原因菌を吸着する諸悪の根源となっている」と、とても厄介な存在なのだと嘆いていた。

 「しかも、バイオフィルムは時間をかけて徐々に形成され、通常の洗濯での除去は困難となっている」と、繊維上のバイオフィルムは時間をかけて形成されていくとのこと。「そこで、通常の洗濯でのバイオフィルム形成抑制技術と、塗布によるバイオフィルム除去であるバイオクラッシュ洗浄を開発した」と、新技術を開発したのだと訴える。「新規配合成分によってバイオフィルム形成を抑制。『新アタック ZERO』では、実使用の場面においてもバイオフィルム形成を抑制し、ニオイ性能も向上させた」と、新規成分配合で形成を抑制し、ニオイを抑える効果も期待できるのだと強調する。「バイオクラッシュ洗浄では、気になるところに塗布することでバイオフィルムを除去してくれる」と、塗布によってバイオフィルムを除去するのだと教えてくれた。「また、『新アタック ZERO』を事前に使用してもらったところ、ニオイ落ち、部屋干し防止効果について9割の人が効果を実感していた」と、洗たく悩みを解決してくれる「アタック ZERO」へと進化したのだと強調していた。

 再び、原岡マネージャーが登場し、「アタック ZERO」が環境に配慮されている点について説明した。「『アタック ZERO』では、サスティナブルな洗浄成分バイオIOSを使用している。これは食用油を採取した後に残る固体油脂を原料に活用している」と、洗浄力の高さとサスティナブル性を両立しているとのこと。「ボトルには100%再生ペットボトルを採用した」と、プラスチック循環社会の実現に貢献すると訴える。「容器のコンパクト化や、輸送時に発生するエネルギーを削減し、製品の濃縮化も図っている」と、原料・包装容器から環境負荷軽減を目指したモノづくりを行っているとアピールした。

 「アタック ZERO」は、アタック液体史上、最高の清潔力を実現。「落ちにくい汚れ」ゼロへ、「生乾き臭」ゼロへ、「菌の隠れ家」までゼロへ(多糖汚れ(バイオフィルム)の蓄積を抑える効果)導く。また、ニオイ・黒ずみの発生源を解決。「高い洗剤力」と「環境へのやさしさ」の両立をめざした洗浄成分“バイオIOS”を配合した。次世代消臭テクノロジー“抗菌プラス(すべての菌・カビの増殖を抑制するわけではない)、(抗菌に加えてニオイ菌のニオイ代謝を制御)”となっている。そして、ウイルス除去(すべてのウイルスを除去するわけではない)の他、洗たく槽防カビとなっており、すすぎ1回でもOKとのこと。蛍光剤無配合(設備が蛍光剤配合洗剤と共用のため、微量の蛍光剤が検出されることがある)で、清々しいリーフィブリーズの香り(微香)となっている。さらに、本体容器に100%再生プラスチック(PET)(着色剤、ラベルフィルム、ポンプ、およびキャップは除く)を採用した。

 <ドラム式専用>では、ドラム式洗たく機の水量・洗い方に適した配合設計になっているとのこと。節水対応ポリマー高配合(同社洗剤比)で衣類の再汚染(黒ずみ)を防止する。<ワンハンドプッシュタイプ>は、誰でも使いやすい形状 (ワンハンドプッシュ)になっているという。手に持ってプッシュするだけで、片手で簡単に使用できるユニバーサルデザインとなっている。洗たく物の量に合わせて、洗剤量を自由に調節できる(5プッシュ=キャップ1杯)。

[小売価格]設定なし
[発売日]5月14日(土)

花王=https://www.kao.com/jp/


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