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P&G、店舗で参加できる「おむつ回収プロジェクト」を開始、「おむつ回収ボックス」を神戸市内の小売店・保育施設計8拠点に設置

2021.04.07 11:53 更新

 P&Gジャパン(以下、P&G)の赤ちゃんの健やかな成長を応援する乳幼児用紙おむつブランド「パンパース」は、全国初、店舗で参加できる「おむつ回収プロジェクト」を4月中旬から開始する。同プロジェクトは、消費者の人々から店舗で使用済みおむつを回収する日本初の取り組みであり、パンパースが独自に開発した回収ボックス「おむつ回収ボックス」を、兵庫県神戸市内の小売店、保育施設の計8箇所に、約6ヵ月間設置する。

 P&Gでは長期的な重点課題として「環境サステナビリティ」をビジョンに掲げ、数十年にわたりリードしてきた。パンパースブランドでも、過去25年間、紙おむつの着け心地のよさを追求する一方、欧州および北米のおむつに使用する資材の量を半減させるなど、常にサステナビリティを念頭に置き製品を革新させている。今回開始する「おむつ回収プロジェクト」は、将来的な循環型経済の実現に向け、使用済み紙おむつを分別・回収するときに、日本の消費者がどのような習慣、行動、認識の傾向を持つかを理解することが目的とのこと。「おむつ回収ボックス」はスマートフォンアプリを活用して誰でも簡単に利用できる仕組みであり、消費者のみなさまと一緒に取り組めるプロジェクトを目指していく。

 また、パンパースは、ヨーロッパでは初めて使用済み紙おむつのリサイクル技術に取り組んだブランドとのこと。2019年にオランダのアムステルダムで開始したおむつ回収の取り組みには、600世帯以上の消費者が参加し、開始以来、20万枚以上のおむつに相当する40トンを超えるおむつを回収している。アムステルダムで、消費者に関心を持ってもらう方法について得た多くの学びを活かし、今回日本で実施することにした。

 環境省(環境省「平成29年度リサイクルシステム統合強化による循環資源利用高度化促進業務報告書」)および、日本衛生材料工業連合会(日本衛生材料工業連合会「紙おむつ排出量推計」)(JHPIA)によると、2015年の紙おむつ廃棄量は乳幼児用・大人用含め約191万~210万トンと、日本の一般廃棄物排出量の4.3~4.8%を占めている。さらに、2030年までに一般廃棄物排出量に占める紙おむつの割合は、6.6~7.1%に増加すると推定されている。

 「おむつ回収ボックス」については、Bluetooth機能搭載によって、手持ちのスマートフォンで自動開閉できる。回収ボックスの残り容量を測るセンサー内蔵で、容量がいっぱいになると通知が入り、効率よく回収ができる。内部に設置された装置によって、おむつを投入すると、消臭効果のある液体スプレーが散布され、虫・ニオイ漏れを防止する。ソーラーパネルによる電源を搭載した省エネ設計となっている。

[「おむつ回収プロジェクト」取り組みの概要]
実施期間:4月中旬~9月30日(木)(約6ヵ月間)
回収対象:乳幼児用紙おむつ、大人用紙おむつなど、種類やブランドを問わずすべての紙おむつ ※おしりふきシートも一緒に回収できる
回収場所:神戸市内の小売店、保育施設合計8拠点に設置する専用の「おむつ回収ボックス」

P&Gジャパン=https://jp.pg.com/


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