エディターズダイアリー

心筋の細胞は生まれ変わらない?

2021.03.17 17:29 更新

▽日本人の死因の第1位となっているがんですが、心臓にがんができたという話は聞いたことはないと思います。これは、心臓のほとんどを占めている心筋の特徴が関係しているそうです。その特徴とは、心筋は、生まれた後は細胞分裂を行わないということ。大人になるにつれて、心臓はもちろん大きくなっていきますが、これは心筋細胞の生理的肥大によるものと考えられています。つまり、増殖したり、再生したりすることはないそうです。

がんは、正常な細胞が分裂や増殖をする際に、設計図のコピーミスが起きることで発生しますので、細胞分裂をしない心筋を主体とした心臓にはがんが発生しないということになります。実は、心臓にも非常にまれなケースとして肉腫のがんが見つかることがありますが、ほかの臓器からの転移によるものが多く、原発性(心臓から発生する)であることはほとんどないとのこと。


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