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子宮頸がん予防の啓発が必要な理由とは?

2020.11.05 17:17 更新

▽子宮頸(しきゅうけい)がんは、ワクチンと検診で予防できるがんとのこと。世界の先進国では子宮頸がん排除を目指し、15歳までに90%の接種率を目指した活動が始まっている。対する日本では、小学6年生から高校1年生に当たる女子は無料で接種できるにもかかわらず、ここ数年の接種率は1%以下という極めて低い水準にとどまっている。

子宮の入り口付近を子宮頸部といい、ここにできたがんが子宮頸がんと呼ばれる。日本では毎年約1万1000人が子宮頸がんになり、約2800人が命を落としており、患者数・死亡者数ともに増加傾向にある。他のがんとは異なり、子宮頸がんには、20代から30代の若い世代でもかかりやすいという特徴があるとのこと。原因の95%以上は、HPV(ヒトパピローマウイルス)に感染すること。HPVへの感染後、90%以上の場合は自然に排出されるが、排出されなかったウイルスが「異形成(いけいせい)」と呼ばれる段階を経て、ゆっくりと子宮頸がんへと進行していくという。


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