エディターズダイアリー

今こそヨーグルトの菌や機能に注目を

2020.09.28 10:29 更新

▽市販のヨーグルトには、各商品異なる様々な菌が含まれている。と語るのは管理栄養士の柴田真希先生。ヨーグルトはもともと乳酸菌の発酵作用によって作られるため、すべてのヨーグルトに乳酸菌が入ってるが、ビフィズス菌はそのヨーグルトに添加されるものであり、そのためすべてのヨーグルトにビフィズス菌が入っているわけではないとのこと。ビフィズス菌と乳酸菌を「同じじゃないの?」と混同している人は少なくないが、両者は定義が異なるまったくの別物だという。いわゆる乳酸菌とは、食物繊維やオリゴ糖を食べて産生した代謝産物の50%以上が乳酸であるものを指す。ビフィズス菌は産生する代謝物のうち乳酸の産生量が50%に満たないため、乳酸菌の定義には当てはまらないのだとか。

ビフィズス菌の大きな特徴として、乳酸の他に短鎖脂肪酸の一種である酢酸を産生することが挙げられる。酢酸は殺菌作用・抗炎症作用・腸管バリア保護機能などさまざまな機能を持ち、近年では抗メタボ作用も認められたことで、大腸劣化やお腹まわりの強い味方として注目が集まっている。


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