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ダイキン工業、換気・除湿・空気清浄の新機能を搭載したルームエアコン「うるさらX(エックス)(Rシリーズ)」を発売

2021.09.07 10:25 更新

 ダイキン工業は、暮らしの変化に対応した安心で快適な空気環境づくりのため、給気だけでなく排気もできる同社独自(同社調べ、9月5日現在、家庭用ルームエアコンにおいて。室外機から取り込んだ空気を搬送ホースを通じ、室内に送り込む方式、また室内機から取り込んだ空気を搬送ホースを通じ、室外へ排出する方式による)の換気機能(給気方式。換気量:32m3/h(AN56ZRP)JIS8330準拠。運転モード:「強」(室内機の風量5)測定条件:標準ダクト使用、ホース長さ4m、曲げ回数5回(室内接続ダクト含む)大気開放条件。設置条件、使用状況によっては風量が低下。屋外の空気と合わせて、室内の空気も吸い込んで運転している。定期的な窓開け換気も合わせて利用してほしいという)と、春先や秋口の肌寒い時期でも快適な除湿を可能にする業界初(9月6日発表。家庭用エアコンで冷却方式、加熱方式どちらにおいても冷媒流量をリニアに制御する点において。AN90ZRPはさらら除湿(ハイブリッド方式)になる)の除湿制御を採用したルームエアコン「うるさらX」を10月28日から発売する。9月6日に行われた新製品発表会では、「うるさらX」の新機能について詳しく説明した。

 「ルームエアコン出荷台数は、昨年過去最高を記録した。今年は、その反動もあり、7~8月は出荷台数が鈍化傾向にあるものの、当社は前年同月比を上回る水準となっている」と、ダイキン工業 空調営業本部長の舩田聡専務が挨拶。「この背景には、コロナ禍で室内換気の重要性が叫ばれる中、当社では他社に先駆けて換気のできるルームエアコンを発売。多くの消費者から支持を得ることができた」と、エアコンで換気するという新発想が消費者から好感を得られたのだと分析する。そして、さらなる消費者ニーズに耳を傾けるべく、「CO2センサー搭載『Beside』のモニター調査を実施。家庭内のCO2濃度を測定した。その結果、寝室や所在、子ども部屋のCO2濃度が高かった」と、換気が不十分な部屋が明らかになったという。「さらに、空気・換気の困りごとを解決するユーザー向けの窓口『空気の相談窓口』を開設。エアコンを清潔に保ちたいといった声や空気清浄の効果的な使い方を知りたいといった意見が寄せられた」と、ルームエアコンに対する消費者のニーズを掘り起こしてきたのだという。

 「消費者の意見に耳を傾けた結果、新『うるさらX』では、換気・清潔・除湿の3つの機能を搭載し、一年中、換気しながら快適な空気を届ける製品へと進化させることにした」と、消費者ニーズに応える新製品になっていると胸を張る。「2000年に『うるるとさらら』として発売したルームエアコンシリーズは、加湿・空気清浄に加えて、換気・清潔・除湿という機能を搭載することで、快適な空気を届けられる製品になったと自負している」と、新「うるさらX」で、快適な室内空間の実現に貢献していきたいと意気込んだ。

 次に、同 空調生産本部の岡本高宏小型RA商品グループリーダー主任技師が、新「うるさらX」の製品特長などについて説明した。「住宅の省エネ化の課題に関連して、ステイホーム生活の部屋は高湿度の環境になっていることがわかってきた」と、コロナ禍の部屋は湿度が高いことが明らかになったという。

 「そこで、新『うるさらX』では、排気換気機能で、快適な空間づくりを妨げる熱気や湿気を屋外に排出する換気を進化させた。また、業界初の除湿制御で、季節や暮らしに応じた除湿量を大容量から小容量まで繊細に調整する除湿の進化を図った。さらに、抗ウイルス作用を持つ静電フィルター『抗ウイルスフィルター』の搭載で清潔性を強化した」と、年間を通じて、安心で快適な空気環境をつくるべく、換気の進化、除湿の進化、清潔性の強化を行ったと力説する。

 「『うるさらX』の給気換気では、暑い空気、寒い空気を直接室内に入れず、エアコンで温調した空気を届ける。そして、エアコンの風にのせて換気するので部屋全体に新鮮な空気が行き届き換気むらを低減する」と、「うるさらX」の給気換気は新鮮な空気をエアコンの気流にのせて部屋全体に届けるのだと解説する。「新鮮な空気を取り込みたいときは給気換気にして、不快な空気が気になるときは排気換気にするために、換気ボタンを押すだけの簡単操作で切り替えられるようにした」と、給気換気と排気換気を部屋の状況に応じて、簡単な操作で切り替えが可能になっていると強調する。「室外機の換気ユニットから外気を取り込み室内へダンパー構造によって、給気と排気で風経路を切り替える」と、「ダンパー構造」と「高静圧ターボファン」の新開発で給気と排気の換気方式を切り替えるのだと教えてくれた。「また、室内外の温度を見張って、自動で給排気を切り替える換気自動も搭載した」と、部屋にこもった熱気を追い出し、冷房立ち上げをアシストするとのこと。「運転停止後、内部クリーン時に排気運転を実施し、エアコン乾燥時の不要な湿気を外へ排出。内部クリーン時も、湿度戻りを抑える」と、運転停止後の機内乾燥中の不要な湿気を自動で屋外に排出するのだと話していた。

 「高気密、高断熱の省エネ住宅でエアコンを使うと、温度はすぐに到達するが湿気がなかなかとれないという課題に加え、ステイホームによって、窓開け、衣類の部屋干し、人からの湿気といった課題も顕在化した」と、ステイホームの生活での急激な湿度変化に対応する除湿技術が求められていると説く。「年間を通じて快適な『新除湿方式』を導入したことで、負荷に合わせて無駄なく運転。しかも快適性はキープする」と、湿度の負荷に合わせて無駄なく快適に除湿してくれるのだと説明する。「さらに、業界初『多段階 電子膨張弁』を開発した。これによって、冷媒流量を小容量から大容量まで繊細に制御しロスを低減する」と、現行機に比べて約10%効率よく除湿し、1時間あたり除湿量は約1.5倍にアップしたと述べていた。「また、『多段階 電子膨張弁』を用いた制御では、最適な除湿方式に自動切り替えしてくれる」と、夏場や梅雨時期以外も、1年中快適な除湿コントロールをしてくれるのだと語っていた。

 「新『うるさらX』では、ウイルス抑制効果の高い加工を施したフィルターで浮遊ウイルスを捕集。10万度の熱エネルギーに匹敵する酸化分解力で有害物質を分解するストリーマ空気清浄も備えている」と、抗ウイルス作用を持つ静電フィルターを室内機に搭載し、ストリーマ空気清浄運転で浮遊ウイルスへの効果を強化したのだと解説する。「夏場の熱中症対策に室温を見張って自動で冷房する『高温防止』機能も搭載。猛暑に備えて基本仕様を強化し、高外気50℃の暑い環境でも冷房運転する。また、電力供給のひっ迫や蓄電池の普及に対応し電力の抑制運転『パワーセレクト』機能を搭載した」と、猛暑に備えて機能を強化することで、創エネルギーや畜エネルギーの普及にも対応していると語っていた。

[小売価格]オープン価格
[発売日]10月28日(木)

ダイキン工業=https://www.daikin.co.jp/


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