理美容・家電

パナソニック、「一人ひとりに"ちょうどいい"くらしへ」をテーマにした家電製品を発売、換気・加湿・新除湿の機能を持ったエアコンなど発売

2021.09.22 20:01 更新

 パナソニックは、9月21日に、エアコン、掃除機、テレビなどの新製品や家電連携サービスな​どの新サービスについてオンラインによる発表会を行った。発表会では、同社のこれからの家電について、IoTでユーザーとつながり、期待や悩みに応えながら、消費者に寄り添うと共に、社会に貢献できる新製品や新サービスについて紹介した。

 「新型コロナウイルス感染症の拡大によって、ビジネススタイルも、人々のくらしも大きく変わった。時代の転換点にある今だからこそ、当社は、一人ひとりのくらしの変化にしっかりと向き合い、テクノロジーで社会に貢献できることは何か、追求している」と、パナソニック 専務執行役員 アプライアンス社の品田正弘社長が挨拶。「新しい生活様式の中で、くらしの中心となる『家』は、プライベートな生活空間から、仕事、学び、趣味など、あらゆる活動の中心へと役割を変えた。今や『家』は、安心で快適な空間、そして自分らしいライフスタイルを実現する場所として、求められる要素も多様化している」と、コロナ禍を機に私たちの生活が一変したことで、「家」に求められる要素が増えていると指摘する。「それだけに、これからの家電には、一人ひとりが実現したいライフスタイルを後押しする役割が求められている」と、家電に求められる価値も変化していると訴える。

 「さらに、家には、空調や照明の制御だけでなく、快適さと清潔さを両立した室内環境が求められている」と、安心・安全な室内を重視する傾向にあると指摘する。「デジタルとネットワーク技術の進化は、いつ、どこにいても社会とつながり、新たな体験を可能にする環境を実現した。ビジネスだけではなく社会サービスも含めてオンライン化が急速に進み、くらしの隅々まで浸透するデジタルトランスフォーメーションによって、多くの恩恵が得られる時代になった」と、ITの進化は目覚ましいものがあると力説する。「しかし一方で、データのアクセスに困難な人々のデジタルデバイドを生み出すという新たな社会課題も顕在化している」と、デジタル格差が生まれていると強調する。「家電はこれまで、誰もが簡単に安心して使える身近なものとして、テクノロジーを浸透させ、くらしの進化を支えてきた。圧倒的な簡単接続、簡単操作が、IoT家電にも求められている」と、誰もが使える家電が求められているのだと説く。

 「また、我々はコロナ禍という地球規模の危機に直面する一方で、地球環境問題への取り組みも待ったなしとなっている。これは、我々の豊かなくらしが未来に向けて持続可能であるかをすべての人に問いかける、まさにもう一つの地球規模の課題といえる」と、未来に向けて、私たちが取り組むべき問題は、非常に大きなものになっていると訴える。「すでに、一人ひとりの消費行動においても、社会的に意義の高い商品を積極的に受け入れる市場が広がりつつある」と、リサイクルが可能か、環境保全に取り組んでいるかなどを製品選択の要因にしている人も増えている。「これからの家電は、環境技術はもちろん、一人ひとりの生活パターンに合わせて最も効率よく制御を行っていくことが求められている。当社には、このような変化に応える、センシング、AI、ロボティクスなど、先進のテクノロジーがある」と、製品やサービスで消費者の期待に応えていくと胸を張る。「そして、多彩な商品ラインアップのIoT家電によって、幅広い接点で消費者とつながり続け、くらしの変化に合わせて求められる機能やサービスを最適な形で提供することができる」と、アピールする。

 「一方、当社は、100年の長きにわたり、家とくらしの進化を見つめてきた知見と、空調や換気の技術、クリーンテクノロジーを組み合わせ、断トツの“清潔さ”で、空間の価値を高めていく」と、クリーンな環境を提供できる製品の開発を推し進めているとのこと。「また、新しいIoT家電の圧倒的な簡単接続と簡単操作によって、デジタルとの距離を感じる人々も取り残すことはない」と、家電自らが消費者の好みの生活パターンに寄り添い、デジタル技術の恩恵を感じてもらえるような社会を目指すと断言する。「さらに当社のテクノロジーは、便利さや快適さの追求だけにとどまらない。省エネルギーや、フードロスの削減など社会課題にも貢献する」と、くらしを豊かにしていくことで、問題を改善していくことができるのだと述べていた。「当社の家電を選ぶことが、一人ひとりの持続可能なくらしへのアクションにつながる、そのような役割を担っていきたいと思う。その先には、パナソニックの家電を使うことで、誰もが、“自分らしく”、“快適で清潔”、“持続可能”なくらしを実現できる世界が広がる」と、ニューノーマルの時代に向かう、同社の挑戦を新製品や新サービスで感じてほしいのだと語る。「この100年、当社は、テクノロジーを誰もが使える形にして、世界中の消費者に届け、くらしの定番となる商品をつくってきた。これからも、その先も、家電だからできることを真摯に考え、未来に続く定番となるような商品を創り続けていく」と、理想の社会とくらしに向けて、同社の家電は、人生を楽しむ一人ひとりのベストパートナーになることを宣言した。

 次に、パナソニック アプライアンス社の河野明 副社長 兼 日本地域コンシューマーマーケティング部門長が、くらしの各場面で活かされる新しい家電およびサービスについて紹介した。「当社では、くらしのアップデートを推奨し、IoT家電とサービスを加速させてきた」と、同社が展開する12カテゴリ、約3割の製品群にIoT家電を導入しているという。「そして、一人ひとりのくらしにきめ細かく対応するべく、新しい家電とサービスを提供する」と、消費者に寄り添った製品とサービスの拡充を図っていくとのこと。

 「まず、一人ひとりに快適で清潔なくらしを実現するべく、OHラジカル量48兆個/秒の新『ナノイーX』を開発した」と、従来の100倍を実現した新たな清浄機能を確立したと胸を張る。「新『ナノイーX』は、加湿空気清浄機『F-VXU90』と、ルームエアコン『LXシリーズ』に搭載する」と、空気環境の提案を積極的に行っていくという。

 「『エアコンEolia(エオリア)LXシリーズ』は、室外機に『高分子収着材』を搭載、換気・加湿・新除湿機能で、部屋の空気の清潔性と快適性を向上させた」とのこと。「有害物質を抑制する新『ナノイーX 』を搭載、内部クリーン運転で、エアコン内部のカビ菌を除菌する」と、清潔に保つ機能が搭載されていると説明する。「『シーン推定自動運転機能』を搭載、IoT技術を活用し、帰宅前や就寝時のシーンに合わせた快適な自動制御を実現した」と、様々な場面で空気を整えるエアコンなのだとアピールした。

 「IoT対応家電の動作状況やくらしに役立つ情報を音声で知らせる『音声プッシュ通知』サービスを開始する」と、一人ひとりが協力して家事するくらしを実現するサービスであると訴える。「IoT対応家電の動作状況やくらしに役立つ情報を、スピーカー搭載の家電が音声で知らせてくれる。リビングにあるテレビが、離れた場所にある家電の動作状況を教え、家事がより便利になる。また、“ゴミの日”や“薬の時間”等、ついうっかり忘れたり、忘れたら困ることも登録ができ、くらしをより便利にしてくれる」と、他社サービスの情報も取り込みながら、一人ひとりのくらしを快適にしていくと力説した。

 「みんなで洗濯を分担し、一人ひとりが協力して家事するくらしを目指すべく、ななめドラム洗濯乾燥機『NA-LX129AL』他4機種を発表した」と、洗濯の手間を軽減し、家事シェアや家族時間の創出をサポートする洗濯機になっていると紹介する。「液体洗剤・柔軟剤に加え、おしゃれ着洗剤タンク搭載の『トリプル自動投入』機能と洗濯容量12kgコンパクトビッグを実現することで、洗濯の手間を軽減して忙しい共働き世帯の時間創出をサポートする」と、洗剤の計量・投入の手間を省くことができるのだと訴えた。

 「家族みんなが、協力して掃除できるくらしを実現するべく、セパレート型コードレススティック掃除機『MC-NS10K』を発売する」と、家族の時間を増やす機能が搭載されたコードレススティック掃除機とのこと。「同製品では、クリーンドックを搭載することでセパレート型のデザインを採用した。スティック本体をクリーンドックに戻すだけで、1回の掃除ごとに本体にたまったゴミをクリーンドック内の紙パックに収集するため、スティック本体のゴミ捨てが必要ない」と、掃除機にたまったゴミを捨てる作業がなくなった掃除機とのこと。紙パックの交換は約1ヵ月に1回となっており、さらに『からまないブラシ』を搭載することで手入れの負担を大幅に軽減した」と、掃除の準備から掃除後までのわずらわしさを軽減していると説明する。「本体質量約1.5kg、手元にかかる重量約0.45kgを実現した」と、こまめな掃除習慣をサポートするべく、掃除中の負担も軽減してくれるのだとアピールしていた。

 「アプリと別売アタッチメントで自分仕様に機能をアップデートできる『マイスペック』オーブンレンジを発売。従来のように最初から多様な機能が搭載されているのではなく、レンジとオーブンの基本機能からスタートし、食の志向やライフスタイルの変化に合わせて機能を選んでアップデートすることができる」と、自分にあった食生活のあるくらしを実現する製品とのこと。

 「『マイスペック』炊飯器IoT対応『ライス&クッカー』『SR-UNX101』では、スープや煮込み料理、ケーキなどに対応する調理機能を搭載した。食材の温度変化を検知し、適切な火加減や時間で調理することができる」と、炊飯と調理1台2役の新たな調理器なのだと紹介した。

 「一人ひとりの多様な目的に応えるくらしの製品として、『レイアウトフリーテレビ(TH-43LF1)』を発売する。同機はテレビ(モニター)とチューナー部を分離し、4K画質にも対応した無線接続をすることで、テレビ(モニター)のアンテナ線接続を不要とし、電源コード1本のみで視聴場所を選ぶことができる、レイアウトフリーを実現した」と、テレビの置き方の自由度を高めた43V型液晶テレビなのだと説明する。「テレビ(モニター)はキャスター付きスタンドを採用することで、壁に寄せたり、部屋の中央に設置したりと好きな場所に簡単に動かせるのはもちろん、リビングからダイニングへ移動させるなど、生活シーンに合わせて楽しめる」と、インテリアの自由度を高める同機で、住空間とテレビの新しい関係性を提案すると語っていた。

 「ユーザー一人ひとりに寄り添う最適なサポートサービスの展開もスタートする。まず、製品にQRコードを付与し、スマートフォンなどから商品情報を読み取ることができる。商品情報では、使いこなし方やメンテナンス情報などを紹介していく」と、1台1台の家電にあわせた、1to1サポートを行っていくとのこと。「さらに、IoT対応家電のメンテナンスサービス『PanasonicCare(パナソニック ケア)』の加入申込を開始する。IoT対応家電の使用状況に応じて手入れのタイミングを通知し手入れ部品や消耗品を届けるプランと、それに修理保証が付いたプランの2プランを提供(いずれも有償)。サービスの対象は、この秋発売予定のエアコン、洗濯機で、エアコンはクリーンフィルターの手入れをサポート、洗濯機は洗濯槽の洗浄の手入れをサポートする。修理保証付きプランでは、購入から最大5年、追加料金なしでメーカー修理対応する」と、オンラインとリアルで最適なサポートを行うと述べていた。

 「エアコンクリーニングサービス(有料)をリニューアルする。『CLUB Panasonic』に登録されたエアコンを対象に、室内機のクリーニングが必要なタイミングの目安を無料で通知、ユーザーのエアコンクリーニング実施の判断が容易になる。クリーニング有料の申し込みの専用WEBサイトを新設し、申し込みがしやすくなり利便性が向上した。クリーニングは、これまで通り専門技術員が出張して、室内機の分解洗浄、内部洗浄、点検を実施する」と、使用状況に応じた点検やクリーニング時期を知らせるサービスへと進化したと語っていた。

 「当社では、2024年度の目標として、IoT家電構成比を6割にしていく(同社家電残帯の販売において)。そして、1000万人の消費者と深くつながり続けていく」と、ニューノーマルな時代に向けて、さらに多くの消費者に未来に続いていく定番家電を提案し続けていくと目標を指し示した。

[小売価格]オープン価格
[発売日]
ルームエアコン エオリア LXシリーズ:11月中旬から順次
加湿空気清浄機 F-VXU90:9月21日(火)
ななめドラム洗濯乾燥機 NA-LX129AL他 4機種:11月1日(月)
セパレート型コードレススティック掃除機 MC-NS10K:10月25日(月)
IoT対応オーブンレンジ「ビストロ」NE-UBS5A:9月1日(水)
IoT対応「ライス&クッカー」SR-UNX101:9月1日(水)
レイアウトフリーテレビ TH-43LF1:10月22日(金)

パナソニック=https://panasonic.jp/


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