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ダイキン工業、ウイルスや菌の抑制効果の高い265nmの深紫外線を照射する「UVC LED」搭載の「UVストリーマ空気清浄機」を発売

2021.03.03 20:39 更新

 ダイキン工業は、従来から搭載する「ストリーマ技術」に加えて、深紫外線を照射する「UVC LED」と「抗菌HEPAフィルター」を搭載し、ウイルスや菌の抑制性能を高めた「UVストリーマ空気清浄機」を4月26日から発売する。ウイルスや菌の抑制効果が高い波長265nmの深紫外線を照射する、旭化成グループのCrystal IS社(クリスタルアイエス社)の「Klaran (クララン)」を業界で初めて(同社調べ。日本電機工業会規格に準拠した空気清浄機において(3月1日時点))空気清浄機に採用する。3月1日に行われた新製品発表会では、「UVストリーマ空気清浄機」発売の狙いや製品特徴などについて説明した。

 「当社では、換気ができるエアコン『Vシリーズ』を昨年3月30日に発売。5月には業界初となる屋外設置対応で後付け可能な高機能換気設備をリリースした。空気清浄機ではストリーマ技術を搭載した製品群の拡充を図っている」と、ダイキン工業 空調営業本部長の舩田聡常務が挨拶。「4月1日から空気の相談窓口を開設。全国の当社販売会社に専任者を配置して、地域に寄り添いきめ細かく対応している」と、より専門的なユーザー向けの窓口も開設したのだと紹介する。「顧客にあった改善提案を行うべく、IAQセンサーの設置やCO2濃度の可視化で、目に見えない空気のよどみや気流シミュレーション、CO2濃度の測定を行っている」と、空調・換気・空気清浄に関する体制強化を図っていると話していた。

 「空気清浄機市場は、過去最高の300万台超を記録した。この要因として、室内の空気質に対する関心が高まっていると同時に、ライフスタイルの変化が挙げられる」と、普及率は39.3%に達し、保有台数も平均1.37台にまで上昇しているのだと説明する。「また、業務用途での空気清浄機の導入も進み、2020年度4月~1月の業界需要は前年比181%となったが、当社は209%と業界を上回る出荷台数となった」と、同社独自の空気清浄技術「ストリーマ」による機械内部での徹底した除菌が市場に受け入れられたとアピールする。「今後は、業務用途の中でも、不特定多数が入れ替わる小空間での空気清浄ニーズが高まるものと思われる。そこで、人の出入りが多い、ウイルスが気になる場所に、深紫外線を照射する 『UVC LED』と『抗菌HEPAフィルター』を搭載した『UVストリーマ空気清浄機』を提案する」と、新製品を投入することで、ニーズに対応していくと意気込む。

 「『UVストリーマ空気清浄機』では、業界で初めて265nm波長を空気清浄機に採用した」と、ウイルス・菌に対して抑制効果の高い265nm波長の深紫外線UVC LEDを搭載したのだと力説する。「『UVストリーマ空気清浄機』は、当社のマザー工場である滋賀製作所で生産を行う」と、国内で生産するとのこと。「当社の代表モデル『うるるとさらら空気清浄機』は、エアコンとの連動機能を有し、よりすばやく快適な湿度に到達。今夏には、連動機能を強化したアプリにアップデートする予定となっている。この『うるるとさらら空気清浄機』と新製品『UVストリーマ空気清浄機』で、それぞれの空間にふさわしい空気清浄を実現していく」と、空気で答えを出す会社であるという点をさらにアピールしていく考えを示した。

 同 空調生産本部の小泉淳商品開発エグゼクティブリーダー主席技師が新製品「UVストリーマ空気清浄機」の特徴について紹介した。「昨今、空気清浄機は業務用途が拡大。不特定多数の人が入れ替わる小空間での需要が増えている」と、幼稚園・保育園・塾等の施設やクリニック・福祉施設での導入が増えているという。「今後は、シェアオフィスや会議室、飲食店の個室へのニーズが高まると考えられることから、人が頻繁に出入りする小空間で、ウイルス・菌を素早く抑制する『UVストリーマ空気清浄機』を上市することにした」と、新たなニーズを見据えた製品になっているとのこと。

 「『UVストリーマ空気清浄機』は、業界初、波長265nmのUVC LEDを搭載。ウイルスや菌を素早く抑制する。また、複数台をスマートフォンで操作・管理でき、本体への接触頻度を低減する。さらに、設置自由度の高いコンパクトな設計と、操作時の安心に配慮した抗菌処理となっている」と、コンパクトでありながらスマホでの操作など使い勝手も兼ね備えた製品になっていると教えてくれた。

 「機能面については、ストリーマ放電を用い、有害物質を酸化分解する『ストリーマ』を搭載した他、ウイルスや菌の抑制効果が高い波長265nmの深紫外線『UVC LED』を採用した。また、静電HEPAフィルターに、抗菌剤を添着。フィルター上での菌の繁殖を抑制する『抗菌HEPAフィルター』も備えている」と、抗菌HEPAフィルターで捕捉したウイルスを30分で99%以上抑制し、菌を従来の約10倍速く抑制するとのこと。

 「『UVC LED』は、旭化成のグループ会社Crystal IS社(米国)が製造する高出力深紫外線LED Klaranを採用した。深紫外線は、波長の違いによって抑制効果に大きな差が生じ、波長265nmは、DNAに吸収されやすく、抑制効果が高いため、より短時間での抑制が可能となる」と、業界初の技術でウイルスや菌を抑制すると強調。「『UVC LED』から深紫外線を照射し、抗菌HEPAフィルターを強力に清浄。安心してフィルター交換も行える」と、自動でフィルターを清浄し、UV清浄ボタンでもフィルター清浄が可能なのだと教えてくれた。「さらに、深紫外線を遮断する吹出グリルを採用。深紫外線の遮断性と風通りの良さを両立した。また、安全保護スイッチによる停止機能も搭載。メンテナンス扉は、UV出力と直結させたスイッチを搭載した。扉を開くと安全保護スイッチによって『UVC LED』が停止する」と、深紫外線が機外に照射されない安全設計になっていると説明していた。

 「スマホのアプリから、運転状況や空気の状態を確認し操作が可能。フィルター交換お知らせ機能では、交換約1ヵ月前に、アプリのプッシュ通知で知らせる」と、本体に直接触れずに、確認と操作ができるとのこと。「幅・奥行27cm、高さ50cmなのですっきり収まり、圧迫感を感じないコンパクト設計であるほか、3方向から吸い込むため、壁際の設置も可能となっている。また、操作時に触れる全面を抗菌加工した」と、小さくて設置しやすく安心にも配慮した製品であるとアピールする。「HEPAフィルター搭載で、最大風量は5m3/分となっている」と、厚生労働省のガイドラインの条件を満たしているとも語っていた。

[小売価格]15万4000円(税込)
[発売日]4月26日(月)

ダイキン工業=https://www.daikin.co.jp/


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