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シード・プランニング、国内「おそうじロボット」に関する調査、国内市場は2018年には2012年比2.3倍強の90万台に

2013.07.25 19:20 更新

 シード・プランニング(以下、シード・プランニング)は、「おそうじロボット」に関する調査を行った。その結果、国内「おそうじロボット」の市場(単年販売台数)は、2012年38万台、2018年には2012年比2.3倍強の90万台に達すると予測した。

 2004年にアメリカiRobot社の「ルンバ」が日本で販売されたのが、日本の「おそうじロボット」のスタートとなる。また同じころイギリスdyson社のサイクロン掃除機「DC12」も販売され、国内にタイプが違う高額掃除機市場が出現した。発売当初は通信販売やテレビショッピングでの販売が主体だったが、徐々に量販店に「おそうじロボット」のデモコーナーが設置されるようになり、知名度も上がるにつれて、「おそうじロボット」の販売数も増えていった。世界の「おそうじロボット」の累計販売台数は約800万台を突破した。日本では2012年には年間38万台売れている。

 同調査は、2011年に続き「おそうじロボット」調査の第2弾となる。メーカーや関連企業へのヒアリング、および、「おそうじロボット」購入者400人、非購入者300人へのアンケートによって、製品動向・市場動向、ニーズ等を調べた。また、2018年までの市場規模予測も行った。

 同調査では、「おそうじロボット」のメーカー、販売企業7社(セールス・オンデマンド、東芝ホームアプライアンス、シー・シー・ピー、シャープ、LG エレクトロニクス ジャパン、サンコー、フォアベルク日本)を対象に、商品動向、市場動向を分析した。

 国内の掃除機市場は、2005年から市場の縮小が続いていたものの 2010年から微増しており、これは掃除ロボットの伸びによるもので、掃除ロボットは2010年には2008年比約 6倍の規模に伸びており、掃除機市場に占める掃除ロボットの割合(販売台数)は約3%と推定される。掃除ロボットの7~8割は iRobot社の「ルンバ」が占めているものと思われ、2004 年の発売以来、2010年の販売台数は20万台、2012年に28万台になり、2018年には53万台が見込まれる。「おそうじロボット」全体では2018年に90万台の販売が見込まれる。2012年の単年販売台数は38万台、メーカーシェアは、(1)iRobot社(ルンバ)73.6%(2)シャープ(ココロボ)8.7%(3)東芝(スマーボ)6.6%となっている。

 同調査では、「おそうじロボット」購入ユーザー400 人を対象に、購入ブランド、購入時期、購入理由、利用状況、利用評価(価格、操作性、性能、吸引力、運転音、総合評価)などを尋ねた。購入ブランドのトップ3は、「ルンバ」が圧倒的に多く、次いで「ツカモトエイム」、「ココロボ」の順となっている。購入理由トップ3は、「便利そう」60.5%、「掃除が楽になると思った」(50.8%)、「面白そうだから」(25.8%)だった。 購入後の満足度は、(1)操作性(81%)(2)性能(72%)(3)吸引力(67%)。 機能面での満足感は高い。

 「おそうじロボット」非購入者300人に対し「おそうじロボット」に対するイメージを尋ねたところ、上位3つは、「価格が高い」(63.0%)、「ちゃんと掃除してくれるか心配」(62.3%)、「電気掃除機に比べて吸引力が弱そう」(40.0%)となり、掃除性能面での不安と、従来型の掃除機に比べ価格が高いとのイメージがある。一方、購入者の満足度を見ると機能面での満足度は高く、「おそうじロボット」は実際に使用してみなければその商品力がわからない商品であること示している。

 なお、同調査で取り上げる「おそうじロボット」は、一般家屋の床を掃除するロボット。センサ、知能・制御系、駆動系の3つの技術要素を有する知能化した機械システムによって、自動で床のホコリなどを取り除く掃除機器のこと。

 同調査結果の詳細は、調査研究レポート「2013『おそうじロボット』の導入ユーザー調査と市場動向~家庭用掃除機「おそうじロボット」の普及の可能性~」として販売している。

[小売価格]15万7500円(税込)
[発売日]7月12日(金)

シード・プランニング=http://www.seedplanning.co.jp/


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