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ゴールドウインとSpiber、微生物による発酵プロセスでつくられた構造タンパク質素材を使用したアウトドアジャケット「MOON PARKA」を発売

2019.08.29 17:46 更新

 ゴールドウインと、Spiber(スパイバー)は、2015年から研究開発に取り組んできた構造タンパク質素材を用いたアウトドアジャケット「MOON PARKA(ムーン・パーカ)」を12月12日から数量限定で発売する。8月29日18時から購入申し込みの受付を開始する。

 「MOON PARKA」は、主原料を石油などの化石資源に依存せず、微生物による発酵プロセスによってつくられた構造タンパク質を使用して市販される世界初のアウトドアジャケットとのこと(8月29日現在、一般社団法人構造タンパク質素材産業推進協会調べ)。3層から成る表地の表側にゴールドウインとSpiberで共同開発した構造タンパク質「ブリュード・プロテイン」を100%使用している。THE NORTH FACEとSpiberのコラボレーションプロジェクト「THE NORTH FACE Sp.(ザ・ノース・フェイス エスピードット)」の第2弾アイテムとして発売し、商品名は「困難だが実現すれば巨大なインパクトをもたらす壮大な挑戦」という意味として使われる「Moonshot(ムーンショット)」に由来する。

 ブリュード・プロテインは、主原料を石油などの化石資源に依存しないSpiber独自の発酵(ブリューイング)プロセスによりつくられる構造タンパク質とのこと。その名称は、製造工程の特徴に由来し、Spiberが生み出す構造タンパク質全体を表す。進化のプロセスと同じように、分子レベルでの改良を繰り返すことによって、用途に応じて素材の特長をデザインすることが可能となっている。アパレル分野における脱マイクロプラスチック・脱アニマルのニーズ、輸送分野における軽量化のニーズなどに対し、大きな役割を果たせる可能性を秘めている。

 4年間の共同開発を経て、生地の耐久性や安定性などの課題をクリアした「MOON PARKA」は、デザインを含めて2015年に発表したプロトタイプから大きく進化した。冬のアウトドアシーンからタウンユースまで幅広く使えるよう、シンプルなデザインを追求しながら、表地の中間層に防水透湿ラミネートを、中わたにTHE NORTH FACEの頂上商品群「SUMMIT SERIES(サミットシリーズ)」のエクスペディション用防寒ジャケット「Himalayan Parka(ヒマラヤン・パーカ)」にも採用実績のある「900フィルパワーのCLEANDOWN(クリーンダウン)」を使用することで、防水透湿・保温性を確保。裏地には月面着陸に成功したアポロ11号が撮影した地球を配し、「MOON PARKA」のコンセプトである「人間が持つ無限の可能性」と、「困難に勇気をもって挑み、乗り越える」という強い意志を表現した。

 現代に生きる私たちにとって、石油等の化石資源をベースとした短期視点の消費型経済から、持続可能な資源をベースとした長期視点の循環型経済へ転換していくことは、未来の世代に対する責任となっているす。私たちはこの共同開発を通して、自然と人間の関係性について改めて見つめ直し、機能と環境性を高度に両立した全く新しい素材のあり方、製品のあり方、経済のあり方を考え続け、自然と美しく調和する未来のライフスタイルに寄り添うスポーツアパレルをデザイン、提案することによって、人類社会の持続可能な発展に大きく貢献できると信じ、今後も研究開発に努めていく考え。

 8月29日18時から購入申し込み受付を開始し、限定50着の抽選販売となる。特設ウェブサイトから申し込み、後日厳正なる抽選の上、Eメールでの案内をもって当選案内に代えさせてもらうとのこと。12月12日からTHE NORTH FACE LAB(ザ・ノース・フェイス ラボ)店頭で購入することができる予定で、詳細は当選メールに記載する。

[小売価格]15万円(税別)

ゴールドウイン=http://www.goldwin.co.jp/


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