運動・トレーニング

アシックス、ランニングフォーム分析アプリを「スポーツクラブルネサンス」でトライアル運用開始

2019.03.27 16:29 更新

 アシックスは、ルネサンスが運営する「スポーツクラブルネサンス」の広島県内の3店舗で、同社が独自に開発したランニングフォーム分析アプリ「ASICS RUNNING ANALYZER(アシックスランニングアナライザー)」のトライアル運用を実施する。トライアル期間は4月1日から2ヵ月程度で、「スポーツクラブ&スパルネサンス広島ボールパークタウン24」「スポーツクラブルネサンス広島東千代田24」「スポーツクラブルネサンス広島緑井」の利用者のうち希望する人に無料で体験してもらえる。同アプリを同社直営店や同社主催イベント以外で使用するのは今回が初めての試みとなる。

 「ASICS RUNNING ANALYZER」は、タブレット端末でランニング中の動画を撮影するだけでランニングフォームを分析できるアプリとのこと。撮影された映像をクラウド上のAI(人工知能)で自動解析して18ヵ所の関節位置を割り出し、認識した関節位置データからフォームの分析・評価を行う。さらに、分析結果からフォーム改善のための推奨トレーニングを提案する。

 昨年2月の東京マラソンEXPO2018で初めて消費者に体験してもらい、現在は「ASICS RUN TOKYO MARUNOUCHI(アシックスラン東京丸の内)」、ロンドンの「ASICS REGENT STREET FLAGSHIP(アシックスリージェントストリートフラッグシップ)」、ニューヨークの「ASICS 5thAVENUEFLAGSHIP(アシックスフィフスアヴェニューフラッグシップ)」の世界3店舗で導入している。手軽に自身のランニングフォームを客観的に評価できることから、消費者からも好評を得ているとのこと。

 今回、同社直営店以外で同アプリをトライアル運用することで、スポーツジム利用者や店舗スタッフからのフィードバックを集め、アプリの機能改善につなげるという。また将来的には、企業向けサービスとして販売することも検討するとのこと。

 同社は、中期経営計画「ASICS Growth Plan (AGP) 2020」のコア戦略の1つに「デジタルを通じたスポーツライフの充実」を掲げ、デジタルの力を活用し、消費者がスポーツから得る充実感を高めることを目指しているという。

 2016年3月に子会社となったフィットネスキーパー社は昨年1月にアシックス・デジタル社に改称し、デジタル戦略の中核を担う組織としてアシックス本体と密に連携して、アプリを通じたアシックスブランドの認知拡大や消費者のエンゲージメント強化などに取り組んでいる。

 今後もデジタル技術を駆使した先進的なサービスを創出し、消費者のスポーツ体験に新たな価値を提供していく考え。

 ASICS RUNNING ANALYZERは、アシックスが蓄積したランニングフォームに関するデータや知見を活用し、アシックススポーツ工学研究所が開発した独自のアルゴリズムによってランニングフォームの分析・評価を行う。2月に機能を拡充し、従来の「ストライド」「ピッチ」「上下動」「体幹の前傾」「腕の振り幅」「脚の振り幅」に「足首の角度」を加えた計7つの項目について数値を割り出して評価する。利用者のフォームの傾向を自動的にフィードバックし、分析結果をもとにフォーム改善のための推奨トレーニングを提案。また、2つのフォームを比較する機能を追加したことで、着用シューズ別にフォームの違いを確認できるほか、他者との比較も可能になった。

 アシックススポーツ工学研究所、昨年10月にアシックス本体に新設したデジタル推進部、アシックス・デジタル社が連携し、計測項目の追加などさらなる機能拡充をはかっている。

アシックス=https://www.asics.com/jp/ja-jp/


このページの先頭へ