運動・トレーニング

日本スポーツ科学、子ども専用トレーニング施設の旗艦校「アローズジム&ラボ ららぽーと豊洲校」を正式開校、スポーツドックの測定結果をもとに最適な科学トレーニングを提供

2019.01.10 19:34 更新

 子ども専用のスポーツ科学トレーニング施設「アローズジム」を展開する日本スポーツ科学は、東京初進出となる旗艦校「アローズジム&ラボ ららぽーと豊洲校」を、1月5日から正式開校(授業スタート)した。これを記念し、1月9日に行われた発表会&内覧会では、アローズジムおよびアローズラボによる子ども向け科学トレーニングの取り組みについて説明するとともに、正式開校した「アローズジム&ラボ ららぽーと豊洲校」の最先端施設の全貌が公開された。

 「当社は、2011年にアローズジム第1号教室として静岡県・浜松南校を開校して以来、これまでに静岡県に5校、神奈川県横浜市に1校を展開してきた。そして今回、スポーツ科学の本格的な普及を目指し、東京に旗艦校『アローズジム&ラボ ららぽーと豊洲校』を正式開校した」と、日本スポーツ科学の山下典秀代表取締役が挨拶。「アローズジムは、“スポーツは科学だ”をコンセプトに、最新のスポーツ科学に基づくプログラムを提供する子ども向け科学トレーニング塾となっている。見る・動く・走る・もっと走るという4つのトレーニングが基本となっており、『スポーツビジョントレーニング』、『コーディネーショントレーニング』、『カケッコトレーニング』、『低酸素マラソントレーニング』の4種類のメニューを用意している」と、アローズジムの概要について紹介した。

 「旗艦校となる『アローズジム&ラボ ららぽーと豊洲校』では、専用の測定機で子どもの運動能力を詳しく評価する施設としてスポーツラボを併設している。スポーツラボでは、スポーツ版人間ドックの『スポーツドック』を提供しており、トレーニングを受ける前に基礎体力、スプリント能力、全身持久力、スポーツビジョンを測定してもらう。この測定結果を当社の研究施設であるアローズラボで分析・評価し、それぞれの子どもに最適な科学トレーニングを提供する」と、一人ひとりの運動能力を正確に測定し、その評価に基づいたトレーニングプログラムを個別に提案しているという。「アローズジムの生徒数は、小学生を中心に現在1680名に達しており、今年中に2200名を目標にしている。また、今後は、2020年の東京オリンピックを見据えて、関東地域に集中的に教室を展開していく計画だ。アローズジム&ラボの取り組みは、スポーツ庁の『スポーツ推進アクションガイド』にも紹介されており、将来的には、スポーツ科学が当たり前の世の中になることを目指していく」と、スポーツ科学を通じて子どものスポーツ人口拡大に貢献していきたい考えを示した。

 続いて、アローズラボの福永哲夫所長が、スポーツ科学に基づくトレーニングについて説明した。「近年、携帯ゲームの普及や学習塾により、子どもの外遊びの機会が減少し、平均的な子どもの運動能力は低下を続けている。そのため、少ない運動時間で効率的に運動能力を向上させることが重要になっている」と、子どもの運動能力低下が社会的な問題になっていると指摘する。「子どもの運動能力を効率的に高めるためには、発育の個人差を考慮したトレーニングを行う必要がある。とくに、暦年齢は同じでも、骨年齢には差があり『早熟型』と『晩熟型』に分けられる。この骨の成長度合いによって、子どもの運動成績も大きく異なってくる」と、子どもの発育発達に合わせたトレーニングが重要なのだと力を込める。「そこで、アローズラボでは、『スポーツドック』によって子どもの運動能力や骨年齢を測定することで、一人ひとりの発育状況を判断し、スポーツ科学のエビデンスを活用したトレーニングプログラムを提案している。これによって、子ども自身が成長度合いや得意・不得意を認識でき、何を頑張ればいいのかを考えながら効果的なトレーニングを行うことが可能になる」と、スポーツ科学トレーニングによって、アローズラボから将来のプロスポーツ選手、オリンピック選手を育成・輩出していきたいと意欲を語った。

 「アローズジム&ラボ ららぽーと豊洲校」の施設概要について、同校の中塚英弥塾長が紹介してくれた。「『アローズジム&ラボ ららぽーと豊洲校』は、子どもの運動能力を科学的アプローチから改善していくアローズジムと、スポーツ科学の研究者がプロ・オリンピック選手も使用している専用測定機で子どもの基礎体力や運動能力を評価するスポーツラボの2つの機能を備えている」とのこと。

 

 
 「アローズジムの科学トレーニングは、眼の能力を高める『スポーツビジョントレーニング』、リズムに合わせて動くことで全身の連動性を高める『コーディネーショントレーニング』、専用のランニングマシンでダッシュの能力を高める『カケッコトレーニング』、低酸素環境で走ることで効率的にマラソンの能力を高める『低酸素マラソントレーニング』の4つが基本メニューとなる。1回のトレーニングで、各メニューをそれぞれ20分ずつ行い、基本的な運動能力の向上を目指す」と、アローズジムで実施する子ども向け科学トレーニングについて説明した。

 


 「スポーツラボで提供している『スポーツドック』では、人間ドックのスポーツ版として、月1回のフィールドテストと年1回のラボテストを実施する。フィールドテストでは、スポーツビジョン測定・カケッコ能力測定・マラソン能力測定・ジャンプ測定を行い、子どもの運動能力を数値化し、月単位で目標を設定していく。また、ラボテストでは、身体組成・骨年齢・エコー・筋力・スプリント能力・マラソン能力などを正しく測定・分析し、アローズジムでの科学トレーニングに活用していく」と、小学校で行われている一般的な体力測定の結果では計り知ることができない様々なデータを可視化できるのだと胸を張る。「とくに、スプリント能力測定では、連続ジャンプ、立ち幅跳び、ステッピングの3項目の測定を行うことで、実際に走らなくても50m走のタイムを予想することができる。当社の実証実験では、推定値と実測値との間には高い相関関係が認められ、その差はわずか0.02秒だった」と、50m走のタイムを高精度で予測できる分析技術も備えているとアピールした。

 最後に、スポーツクリエイターの栄枝慶樹氏が、プロアスリートに対するスポーツ科学のアプローチについて語った。「私は、スポーツ産業におけるマーケティングやエンターテイメント事業を手掛けており、プロアスリートの価値を高めることに注力している。その中で、キャリアコンサルを担当する多くのプロアスリートにスポーツ科学を提案し、実際に『スポーツドック』を受けてもらっている」と、プロアスリートに向けてスポーツ科学を取り入れることを推奨しているという。「『スポーツドック』を受けることで、様々な運動能力をデータとして可視化することができ、自分の感覚とのギャップを明確にすることが可能になる。今まで見えなかったものを見える化し、根拠のあるデータをもとに考えながらトレーニングができるスポーツ科学は、プロアスリートにとって素晴らしい取り組みであると確信している。プロアスリートへのスポーツ科学の普及拡大を通じて、子どもたちにもプロアスリートを目指すための環境と夢を与えていきたい」と、スポーツ科学のアプローチに太鼓判を押していた。

[「アローズジム&ラボ ららぽーと豊洲校」概要]
所在地:東京都江東区豊洲2-4-9 アーバンドックららぽーと豊洲3F
正式開校(授業スタート):1月5日(土)
会員数:166名
開校時間:
 月~金曜日 15:00~21:00
 土・日曜日 10:00~21:00

アローズジム=https://www.sports-science.co.jp/arrowz-gym/


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