運動・トレーニング

オンヨネ・TWO・GSL、抗血栓性を有する次世代繊維「A.A.TH繊維」の商品展開を発表、スポーツウェアやナイトウェアの他に農業や工業分野への応用も

2017.01.18 23:52 更新

 オンヨネと、TWO、GSLは1月18日、次世代の抗血栓性を有する技術特許の繊維「A.A.TH繊維」(アース繊維)の商品展開として、リカバリーなどの機能を備えたスポーツウェアやナイトウェアの展開を発表した。また、「アース繊維」を農業や工業マーケットへ機能産業資材としての提案を開始することも発表した。

 まず、オンヨネの古河部長が、「アース繊維」の商品を展開する上で、3社の役割について発表した。「当社は、アパレル分野、TWOは睡眠関連、GSLは特許関連の他、農業や工業分野において商品やサービスを展開していく」と、それぞれが「アース繊維」を展開するフィールドについて紹介。「アース繊維は、モノに光を溜めて吐き出す繊維のこと。抗血栓性を有する繊維として特許を取得している」と、アース繊維の基本的な機能性について説明した。「アース繊維は、その機能性から、スポーツ、健康、農業、工業等の分野での活用が可能。アース繊維の最大の機能である血流がよく流れることが、エネルギーの出し入れに効果を発揮するものと期待されている」と、血流を活性化させる機能が、様々な分野に応用が可能なのだと指摘する。「また、害となる菌を99%死滅させる効果も期待できる」と、抗菌作用もあるのだと訴える。

 


 「今後は、アスリートの協力を得て、エビデンスづくりを行っていく予定だ」と、高いレベルで身体を鼓舞するアスリートによる試験を経て、アース繊維の持つ機能性を広く知らしめていきたいと意気込んだ。「これまでの快適性を極めた繊維から、ITそして、アース繊維による健康を着る繊維へと進化させるべく、今後も開発を進めていく」と、アース繊維の可能性を様々な角度から検証していくと話していた。

 続いて、オンヨネの寺井部長が、アース繊維を使ったスポーツ分野での展開商品について説明した。「アース繊維はポリエステル素材となっており、これを十字型異型断面で生地化した。これによって、吸汗速乾性が得られるだけでなく、軽量化も実現。アース繊維が持つ抗菌作用から消臭効果も期待できるウェアが完成した」と、アース繊維で作られたスポーツウェアを紹介。「このウェアは、ウォーミングアップやリカバリーのためのウェアとして提案していく」と、運動の前後で活用するウェアとして展開したいと意気込んだ。

  


 「今回のウェアでは、アース繊維を格子状にすることで、通気性が高まっている。また、肌に密着して着用することも可能となっている」と、ウェアの特徴について解説してくれた。「上着は、ゆったりとしたシルエットで、首元にはアース繊維を2重にしている。パンツはウエストをゆったりさせて、楽な着心地を実現した」と、ウォーミングアップやリカバリーを想定し、ゆったりとした着心地に仕上げたとのこと。

  


 「ウェアの他、持ち運びができるアクセサリーも展開。マルチな使い方が可能なアイテムとなっている」と、アース繊維を使ったアクセサリー製品の充実も図るという。「アクティブウェアでは、締め付けず、ソフトなシルエットの製品を展開。着用することによってウォーミングアップ効果を発揮する」と、アース繊維を使った製品のラインアップを紹介してくれた。

 TWOの鈴木プロダクトマネージャーは、同社が展開する睡眠関連の製品について発表した。「当社は、睡眠総合ソリューションを提案している。具体的には、睡眠のための行動や睡眠直前の運動、睡眠時の空間状態など24時間にわたる睡眠に関する提案を行っている」と、快適な睡眠を得るための具体的なアクションなどを商品やサービスなどを通じてアピールしているのだという。「睡眠は、人生の1/3を占めるだけにとても大切だ。しかし、この睡眠がうまくいかないという人は、三者三様すべて異なる。そこで、こうした睡眠に悩む人々の期待に応えるため、サプリメントなどを展開している」と、睡眠で悩むすべての人々の期待に応える製品の開発に努めているのだと訴える。

  


 「快適な睡眠を得るためには、血流を促進することが重要となる。この点に着目したのが、アース繊維を使ったマルチウォーマーとなる」と、血流の促進にフォーカスした製品を上市。「睡眠時における身体の回復を図る効果が期待できるため、とくに女性からは、冷えからくる睡眠の悩みを低減すると好評を得ている」と、昨年9月の発売から大きな反響を得ていると目を細めていた。「今年は、パジャマやレッグウォーマー、アイマスクなどの販売を予定している」と、ナイトウェアの充実を図る計画だ。「睡眠の改善で、より幸福な人生に導いていけるような商品やサービスを今後も展開していく」と、快適な睡眠が得られる商品やサービスを提案していくと意気込んだ。

 GSLの小野社長は、農業や工業分野でのアース繊維の活用について紹介してくれた。「当社では、アース繊維を農業で活用している。とくに栽培においては、アース繊維を土に置くなどすることで、発芽のスピードが速まった」と、短期間で芽が育つのだという。「また、アース繊維は菌を抑制できることから、鮮度保持効果も期待できる」と、水産分野においても活用できるとのこと。「農業、水産加工業への応用については、今後も様々なエビデンスを確立していきたい」と、多くの試験を経て実用化させていきたいと話していた。「また、アース繊維はアミノ酸の生成を自然に行ってくれる。このため、旨味成分が高まっていく」と、食品をおいしくすることも期待できるとのこと。「アース繊維を活用することで、日本の安心・安全な農水産品を海外に輸出することもできると考えている」と、農水産品に付加価値を与えてくれるのが、アース繊維なのだと語っていた。「工業分野では、燃焼がキーになる」とのこと。

 「アース繊維は、空気をイオン化してくれるため、同じ燃やす力で、今以上に燃やすことが可能だ」と、燃焼能力を高められることから、燃費向上が期待できるという。「そして、汚染物の軽減も可能。制菌効果もあるので、エアコンのフィルターにアース繊維を活用して、室内環境をクリーンにすることができると思われる」と、空気清浄の分野にも活用できると訴えた。

 今後は、2020年に東京で開催されるスポーツの祭典を視野にアスリートのサポートウェアの開発や、健康、農業や工業、医療分野などの各公的団体や企業と共同で商品の開発や展開を進めていく考えを示した。

オンヨネ=https://www.onyone.co.jp/
TWO=http://two2.jp/
GSL=http://www.gsl.co.jp/


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